担当者のブログ

2012年8月

2012年8月の記事一覧です。

県立農業大学校 就農相談会

7月18日、日置市の県立農業大学校で就農相談会が開かれ、鹿児島県農業法人協会から9法人が出席し、学生に向けたPRや個別面談に臨みました。
みなさんお久しぶりです、農業会議の坂口です。「あれ、担当替わったんじゃないの」と思われるでしょうが、当日担当者が「かごしま農業法人塾」など他の業務があったので、自分が代わりに出席しました。

 

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この相談会は毎年開かれています。農業大学校の学生さん=農家の子弟という訳ではなく、最近は約半数が非農家出身とのこと。親が農家でない人が農業をはじめるのは極めて難しく、これまでJAや農業関連会社への就職が大半でした。しかし近年、我々農業法人が、就職先の選択肢のひとつとして注目されるようになり、また農家の子弟にとっても、農業法人への就職は良い修行の場になるとのこと。なお、今年卒業した学生103人のうち、23人が農業法人に就職しています。
農業法人にとっても、しっかりとした技術を持つ農大生は即戦力として大いに期待でき、毎年この相談会には多くの農業法人が参加しています。

参加法人は、有限会社大崎農園、株式会社オキス、鹿児島堀口製茶有限会社、有限会社錦江ファーム(株式会社カミチク)、有限会社香花園、有限会社コセンファーム、株式会社さかうえ、有限会社農業生産法人のざき、有限会社ファームランド豊.

 

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午前に講堂で行われた全体会では、就農に向けた情報提供として、県農協中央会によるJA営農指導員の仕事内容や、かごしま国際農友会からの海外研修の紹介と一緒に、鹿児島県農業法人協会から農業法人と雇用就農について紹介させていただきました。

 まず私から、ファーマーズマーケットや雇用改善をはじめとした農業法人協会の活動と、農業法人で働く意義を話し、最後に「厳しい景気のなかで、人を雇って農業をするのは大変なこと。みなさんのために遠くは出水市や大崎町から参加しているところもある。参考になると思うのでしっかり聞いてほしい」と話をしました。

その後、各法人から4分程度PRを行いました。みなさん短い時間にかかわらずポイントをおさえて、学生さんにも理解できるようわかりやすくPRしていただきました。各法人の経営概要は当HP「会員のご紹介」から各法人HPにリンクしてご確認ください。

 各法人がPRされた後、私の方から補足させていただきました。例えば、「新入社員に対して社長が1年間、毎月意見交換をする」「農林水産省認定の個人ブランド牛は全国でこの会社だけ」「東京で行列ができるお菓子○○の食材は、この会社のさつまいも」など。意外だったのが、みなさんすごい事と気づいていなかったこと。少々おこがましかったですが、感謝されて良かったでした。

 次に、農業大学校卒業生の事例発表がありました。

 

 

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六田賢悟さん(直接就農)

 

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井ノ口友広さん(法人就農)

 

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中薗由理佳さん(営農指導員)

六田さん(有限会社六田農園)と井ノ口さん(有限会社農業生産法人のざき)は、当会会員の社員です。六田さんからは、花苗などの生産直売でお客様に安心して買ってもらえる商品づくりをすること。また井ノ口さんからは、牛さん(同社では敬意を込めてこう呼びます)が何を求めているか常に気を配ることを、心がけていらっしゃいます。中薗さん含めみなさん20代半ばですが仕事に対する姿勢が晴らしく、頼もしく感じられました

午後からは、各社および農業法人協会のブースで個別面談が行われました。

 

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9社であわせて73名もの学生さんが訪問しました。多いところで13人、少ないところで5人の相談者でした。ただ訪問者は少なくても「興味深い学生さんが多くて、話し込んでしまった」(ファームランド豊 松下寛和さん)など、どのブースでも有意義な面談ができたようです。
農業法人協会のブースにも8人の学生さんが訪れ、当会会員をはじめとした農業法人の情報を提供しました。一つ残念だったのは、雇用を受け入れる果樹の法人が少なく、果樹科の学生さんに十分な情報を提供できなかったことでした。今後、意欲を持った果樹経営の法人の加入を進めてほしいものです。

 

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(有)大崎農園

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(株)オキス

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鹿児島堀口製茶(有)

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(有)錦江ファーム((株)カミチク)

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(有)香花園

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(有)コセンファーム

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(株)さかうえ

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(有)農業生産法人のざき


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(有)ファームランド豊

13人の学生さんの相談を受けた有限会社錦江ファームの上村昌志社長は「面白い子が3~4人いたかな。8月10日の現地説明会で社員と話をしてもらう。社員との相性が合えば、その子のやる気も見えてくる」と話していました。各社とも今後、学生さんに現場まで来てもらって、見学や面接を行って採用につなげることにしています。

 副校長の後藤真喜子さんは、「元気な農業法人の方が増えて、学生の選択肢が広がりとてもうれしい。

もちろん来年も開催する予定。多くの農業法人に参加していただけたらありがたいです」とおっしゃっていました。

 私も久しぶりに会員の皆さんと話をして、販路拡大や商品開発など意欲的な取り組みを聞けて、うれしくなりました。
担当は離れても、やっぱり農業法人協会のことは気になります。

事務局では、現在、「農業法人について語る会2012」や「農業法人ファーマーズマーケット2012」の準備中です。新しい事務局も頑張っておりますので、引き続きご支援・ご協力よろしくお願いいたします。