担当者のブログ

2018年10月

2018年10月の記事一覧です。

今月の農業法人:(有)松原養鶏場

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の担当の山野です。

 

今回は、南九州市知覧町の【(有)松原養鶏場】をご紹介します。

知覧町仁田尾のGPセンターへ行ってきました(*^o^*)

 

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代表取締役の松原 勇一さんは、鹿児島県農業法人協会の副会長として、当協会の活動を積極的にリードいただいております。

平成29年度は宮崎・沖縄・鹿児島3県合同農業法人トップセミナーin鹿児島で、情報交換会の司会をしていただきました。

 

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まずは、会社の紹介!

(有)松原養鶏場は、昭和39年に養鶏場を設立し、昭和46年4月に法人化。

役員3名、正社員35名、常勤パート15名で営まれており、経営規模は採卵鶏50万羽で、卵(白、赤、ピンク)を年間に約1億6千万個(9,400t)生産されています。

 

松原社長は、農業の魅力を「生き物相手の仕事であり、コツコツ積み上げることが会社の信用へ結びつき、結果を出すまで時間はかかるけれど、あきらめずに育むことが大事な職業です」と語られました。コツコツと毎日続けることを日頃より心がけていらっしゃいます。

 

また、娘婿の中間勇志さんが今年の4月より入社し、跡継ぎとして円滑にバトンタッチされることを今後の目標として取り組まれています。

 

お二人の素敵な笑顔がまぶしいです(*´`)

 

 

 

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取材でも、松原社長から中間さんへバトンタッチ!

 

規格選別や包装を行うGPセンター内もご紹介いただきました。ちなみに、2015年にHACCP認証されており、整理整頓され清潔でした♪♪

初めて見学させていただいた時に、農業のイメージを一気に変えるような設備に衝撃を受けたことを今でも覚えています( ゜Д゜)

 

鶏舎とGPセンターがインラインで結ばれており、採卵の翌日にスーパーの店頭に並べられるよう「新鮮」にこだわった仕組みとなっています!

 

<鶏舎から出荷までの流れ>

①鶏舎からバーコンベアー、ファームパッカーを使用し卵が自動的にGPセンター内に届きます!

届いた卵をまずは、汚卵洗浄機で綺麗に!この時に、社員さんが廃棄・格外を取り除きます。

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整列機によって卵がくるくる・・・卵の向きがそろえられていきます!

 

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②向きが並んだ卵は、洗卵機で洗浄と殺菌されます。洗浄された後は乾燥。

乾燥した卵を再度、社員さんが廃棄、格外がないか1つずつ確認していきます。

真剣なまなざしで卵を見つめています(_)!!

 

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③次は、機械で一気に出荷への工程が進みます

・汚卵検査装置(汚卵の除去)

・ヒビ卵検査装置(ヒビ卵の除去)

・紫外線殺菌装置(殺菌)

・計量器(サイズ分別)

・血卵検査装置(血卵の除去)

 

 

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④前工程によって一つ一つの卵のサイズが決まったので、ステーションを使用し、選別されたサイズ毎がトレーに振り分けられていきます。

決まった量になると、次の部屋へ移動していきます。

 

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⑤移動してきた部屋は通称「卵のタワーマンション」

こちらは、選別された卵の保管・出庫場所で、湿度や温度管理された快適な環境で出荷を待ちます。

 

 

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⑥最後は、出荷作業!

・ラベルシューター

豆シール機

上貼りシール(ラベル投入、シール貼り)

・チェックスタンパー(日付印字)

・玉抜検査装置(玉抜けの確認)

・段ボール詰めなど(仕向け先別仕分け)

・検品

 

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段ボールに詰められた商品は、出荷口へ運ばれ、出荷口から直接トラックの荷台へ積まれて店頭へ運ばれていきます!

 

とても丁寧に説明していただき、ありがとうございました。

中間さんは、出荷する卵の殻の固さなどの検査を行っています。新鮮な卵は、指で黄身をつかめます!!

 

 

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中間さんは、結婚を機に入社。それまで農業に携わったことがありませんでした。

幼少期から鶏に対して苦手意識があり、最初は怖い気持ちでいっぱいでしたが、まずは鶏の存在に慣れ「恐怖心に打ち勝とう!」と考え、鶏舎の中を歩くことから始めました。

 

だんだん鶏に慣れてきた頃、雛を鶏舎へ1羽ずつ移動する導入作業があり、直接触ることに!恐怖心があり、ゆっくりと作業を進めていたら・・・周りの社員さんの慣れた手つきに触発されて、「怖がっている自分が恥ずかしい。よしっ!やってやろう」と意気込むと、恐怖心はすっかりなくなりました。

今では、鶏の表情を見ながら餌やりすることが楽しい♪と感じるようになりました。

 

そういった変化もあり、鶏に対して好奇心が高まり、社員さんに聞いて学ぶ機会が増えました。入社当初は「娘婿」という視線がプレッシャーでしたが、他の社員さんとコミュニケーションを取るようになり、社員さんから「ありがとう」と言われることが増えたそうです。

 

中間さんは、会社での役割を「社長は、会社の設備や規模など直接経営に係わる部分を担っていただいているので、自分は、今いる社員さんが一人も欠けることなく働いてもらえるような、働きやすい環境作りをすることです。」と話され、福利厚生を見直すことや、社員さんから本音を聞けるようなコミュニケーションを取ることを目標とし、「ありがとう」を伝えることを心がけていらっしゃいます。

 

中間さんは、入社して半年ですが勉強熱心で、会社のことについて目をキラキラとさせ、笑顔を絶やさず、ご説明いただきました。

採卵鶏を営んでいらっしゃる方は、生き物相手の仕事ですが、鶏舎の稼働などの計算が必要とすることから数学的な側面も必要だな、と個人的に感じました。

 

栄養満点で財布に優しい卵は、毎日の食卓に欠かせない存在です。生産から出荷までの過程を知ることで、今まで以上に安心して卵を食べることができそう(*´艸`)

卵かけご飯、ゆで卵、タルタルソース、卵焼き、オムライス、オムレツ、キッシュ、親子丼、カツ丼・・・卵の調理法は無限大!

1日1個、いえいえ、1日2個!ニコニコ卵を食べていきましょう(*^o^*)

 

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今後も、ますますの活躍が期待される、(有)松原養鶏場さん(・・)♪♪

松原社長!中間さん!社員の皆さん!

お忙しい中、取材へのご協力ありがとうございました。

社員の皆さん、お仕事中にもかかわらず素敵な挨拶をしてくださったことがとても嬉しかったです。

 

(有)松原養鶏場のことをもっと知りたい方は、是非、HPをご覧ください。

http://www.matsubaran.co.jp/

 

※番外編※

(有)松原養鶏場さんは、鹿児島県農業法人協会主催の「農業法人ファーマーズマーケット」へ例年、出店いただいています!

その様子を少しご紹介します。

 

こちらは、平成29年度開催時!

出店もされましたが、企画「ふるまい」では社長自ら卵6個入りパックを100名様へ配りました!

ご協力有り難うございました。

 

 

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こちらは、平成28年度開催時!

 

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今年も出店されますので、(有)松原養鶏場の卵を購入されたい方は是非、12月1日(土)~2日(日)に鹿児島市ウォーターフロントパークへお越しください。