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「農業法人について語る会」

日頃、鹿児島市内で行っている研修会になかなか参加できない方々や、会員交流を図るために、例年、開催される「農業法人について語る会」。
本年度は、鹿児島・日置地域と、姶良・伊佐地域で開催させていただきました。
~鹿児島・日置地域~
7月31日に鹿児島市「マリンパレス鹿児島」で開催し、35名の出席者でした。

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会場の様子

こちらの研修会は、理事より「最近、農業専門普及指導員さんとの交流が薄くなってきている気がする。意見交換できるような研修会を行いたい」という意見があり、組ませてもらいました。

日頃、作業をする中での課題点を事前に参加者から招集し、それに対する回答・情報・アドバイスが農業専門普及指導員から提供されました。
当日は、統括の大山純直氏、主任の児玉寿人氏、畜産・経営担当の中原俊一氏、作物(米・麦・大豆)担当の若松謙一氏、畜産(飼料作物・鶏・乳牛など)担当の脇 大作氏にお越しいただきました。

 

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鹿児島県 農業専門普及指導員の方々


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参加者の会員(一部)


各農業専門普及指導員からの助言を基に、さらに意見交換を行い、日頃、抱えている問題点について、今後も引き続き情報の共有化を行っていく形をつくることができました。

~姶良・伊佐地域~
8月7日~8日に、霧島市「鹿児島空港ホテル」で開催し、38名の出席者でした。DSCN3087.JPG
会場の様子



(株)トヨタ車体研究所 経営企画部事業推進室より岩谷正光氏、帖佐正俊氏、小川 勝氏、池田博海氏、中島正一氏にお越しいただき、「人材育成と経営革新」について講演いただきました。

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岩谷氏

 

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小川氏




会社を元気にするために必要なこと。

1.求められる経営者

2.社員の現実

3.悪い経営の実態

を把握し、今、そこにいる社員が今まで以上に有効に働くよう導くことが、経営革新活動の背景にあります。

「うちは忙しいから無理」「そんなことはトヨタだからできるんだ」などの、考えをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません・・・しかし、今、トヨタ車体研究所は企業に入り込んだしくみ改善と人材育成の支援を行っており、実際、県内17社、うち1次産業(農業法人含め)5~6社の経営革新、人材育成に取り組んでいらっしゃいます。

今回、(株)トヨタ車体研究所の熱い講演を聞き、参加者よりいくつか質問があがりました。一部を紹介したいと思います。

Q.社員教育方法について、色々なところから話を聞くが、具体的にどのように行うのか教えてほしい。

~例えば、農作業の場合:スキルを持っている責任者の持っているノウハウを、より正確に新入社員へ伝えるかが大事なこと。その手段として、マニュアル作成がありますが、紙ベースのものはもちろん、ナレーション付きでビデオ(動画)を作成し、「どこに、どのように、どのくらい」などを見せながら学んでいただく。やるべきこととやってはいけないことをしっかりと理解してもらうことが大切。

忙しいからを理由に、社員教育を怠っていると、いつになっても社員は育たない。
1日5分でも、時間を決めてしっかりと社員教育を行いましょう!

Q.親子で成り立つ経営体は、子供のやり方に親は意見し、親のやり方に子供はついていかないなど、うまく進まない。どのようにしたらいいか?

~年齢の違う親子が、経営において考えることが違うのはよく理解できる。そして、よくある話。でも、お互い会社を良くしたい、元気にしたいと考えている頂点は同じ。
子供から親に新しい経営事業を説明する場合は、一気に説明するのではなく、「こういうところがこうだよね?だからこうしたい、こうしようと思うんだ」と、1つ1つ話を区切って説明しましょう。そうすると、親も理解しながら聞くことができる。

日本の経営体は、社員のことを思いやり、代表者・責任者などがまだまだ苦労している組織も少なくないと思います。

しかし、末端の社員までが社長と同じ意識を持って、会社の看板を背負い、危機感を持って1つの方向をみて働くことが、各自、責任感を持ち、やりがいのある仕事ができるのではないかと感じました。

今回、出席されたうちの1人、(有)コセンファームの古川拡代表取締役は、「社長が指示したことは、社長だからできて当たり前と感じている社員が多い。第三者からの指導・意見の方がより耳に入りやすいのでは?」と日頃から感じており、今、会社の組織づくりについて変える時期なのではないかと、今後は、日本を代表するトヨタ方式で取り組んでいこうか考えていらっしゃいました。
経営者次第で変わる「経営革新と人材育成」。
指導されたことが、1年目でどれだけ進歩できるかが大切なこととなっています。

具体的には
1.経営者と従業員との信頼関係を気づき、目標達成に愚直に取り組むこと。

2.改善活動は現状を否定することから。

3.提案されたことを、まず実践してみること。

4.実践した上で、新たな問題が出たらそれを更に改善すること。

このように、線の付き合いで支援を行うトヨタ車体です。
興味のある方は、事務局までご連絡ください。(国や県からの補助などもあります。)

その他、室内研修においては、鹿児島・日置地域、姶良・伊佐地域どちらの会場でも、野﨑隆道社会保険労務士「労務管理のポイント」について、鹿児島県農業法人協会事務局連絡会構成団体・機関より事業やサービスなどについて案内がありました。

姶良・伊佐地域の現地視察は、(有)錦江ファーム 溝辺牧場と(有)福山特殊農産で行いました。
以前、当協会第16回総会に併せて開催した春季トップセミナーで、(株)カミチク兼(有)錦江ファーム 上村昌志 代表取締役に講演いただいていた熱いお話を、実際に現場で目にすることができました。


(有)錦江ファーム 溝辺牧場視察の様子
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徹底した社員教育、社長と従業員との交流会、牛に対する想いなど大変勉強になりました。
・(有)錦江ファームについてはこちら

(有)福山特殊農産は、以前、当ホームページブログで紹介させていただきました。
・(有)福山特殊農産記事についてはこちら

物知りの川畑 勉代表取締役は、参加者の困っていることについて「うちは、こんなにして良くなったよ」と、あらゆる情報を教えてくださり、参加者の皆さん、大変喜んでいました。
実際の作業や、現場を見せてくださり、「自分の持っている知識は、全部教えてあげたい。加工品を作りたい人は是非、うちにきてほしい。本当においしいんだから」とおっしゃっていました。

(有)福山特殊農産視察の様子
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例年、県内2か所の地域で開催している「農業法人について語る会」が、無事終わることができました。どちらも、会員の皆さん、会員外で出席していただいた方、関係機関の皆さん、満足していただいた様で、事務局も安心しております。
また、両会場開催にあたりまして、県や地域振興局の方々、また講師の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

まもなく、農業法人ファーマーズマーケットや、九州・沖縄地区農業法人シンポジウムが開催されます!昨年より多くの参加者をお待ちしております。

アグリフードEXPO2012東京

先日は、日本政策金融公庫主催「アグリフードEXPO2012東京」へ鹿児島県農業法人協会として出展してきました!
全国から、627社の出展があり、来場者12,538名(1日目:6,134名 2日目:6,404名)と大変にぎわいました。

当協会ブースに出展してくださったのは、(株)アグリスタイル、(有)コセンファーム、(有)大成畜産、(有)ライス郷井手口の方々です。その他にも、当協会会員(有)アネット、(株)オキス、(有)農業生産法人ノダを始め、鹿児島県の農林水産業者が17社出展していらっしゃいました。

鹿児島県出展ブースの様子
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食の安全・安心への関心が高まるなか、国内農業や国産農産物に対する消費者の注目が高まってきている現在、今回の商談会でも、九州産の農畜産物が求められていることが実感できました。

また、風評被害や自然災害にも負けない様、信頼を取り戻そうと頑張っている方々とも出会う機会があり、今回の商談会では商品パッケージや展示方法などだけではなく、色々と勉強になりました。

例えば、当協会ブース出展者(株)アグリスタイルの場合

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県内外の商談会への出展を何度か経験し、テーブル布やパネルなどを作成していらっしゃいましたが、今回さらに付け加えたのが、緑色のパネルです。効果は、周りに比べ、高さと立体感を出すことができ、人の目をとめることが出来ました。その他、実際に取り組んでいる「食育」で撮影した子供たちの写真や、野菜、土、指宿の写真をたくさん紐につるしました。言葉で説明するよりも写真だとスムーズに理解してもらえることができました。
各ブースどれだけ来場者の目を引くことができるかを考えていらっしゃるか勉強になります。

いかに会社パンフレット、資料を取りやすくするか、DVDを流したり、試食の方法などを見ながら、ブースに一体感を出すやり方など、実際に会場をみて分かることもたくさんあります。

今回は、(株)アグリスタイルを紹介させていただきましたが、皆さんあらゆる工夫をしていらっしゃいますので、実際に会場などで見ていただきたいと思います。

当協会ブースには、出展社(鹿児島県農業法人協会会員)の食材「かごしま黒豚、オクラ、スナップエンドウ、赤米、黒米、玉ねぎ、漬物」が並びました。

「鹿児島県農業法人協会」の中に4社((株)アグリスタイル、(有)コセンファーム、(有)大成畜産、(有)ライス郷井手口)が入って、皆さん商談会に励んでいらっしゃいましたが、自分の手が空いているときには、同ブースの他の出展社の会社PRを行っているのを見て、「法人協会の仲間」として頑張っているのが伝わってきました。

(有)コセンファーム((株)北薩漬物)

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(株)アグリスタイル

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(有)大成畜産

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(有)ライス郷井手口

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なお、今回、商談会に初めて出展された(有)ライス郷井手口 井手口正昭取締役は、「他県の売り方、商品パッケージ、価格、デザインなど勉強することができた。

この後、関係を築いていくには、名刺交換をして知り合った方々と、引き続きお付き合いできるかは自分の努力次第だと思う。鹿児島に帰ったら、皆さんにメールを送ります」と、とても刺激を受けていらっしゃいました。

また、(株)オキス 岡本孝志代表取締役は、県内外の商談会に出展されていらっしゃいますが、「毎回最低1件~2件は、新しい取引先が決まっていく。たしかに、旅費、人件費など経費はかかるが、商談会に出向いて、自分の商品をアピールしつつ、他の出展社の商品を見て新商品開発などの勉強もできるので、今後も出展はしていきたい」とおっしゃいます。

「商談が成立した」「一度、会社に訪問される」など、いいお話しもたくさん聞こえてきましたが、今回の商談会で耳にしたのは「小規模のバイヤーをターゲットにしている出展社からは、希望ロットに対応できない」という意見もあったのは事実です。
しかし、国内外のバイヤーさんが約12000名来場されるほどの規模の商談会ですので、より多くの方々に足をとめていただき、生産~加工~販売までの取り組みや、農畜産物に対する想い、こだわりなどお話しして、お互いに条件の合った商談ができればと考えます。

また、9月12日~13日かけて鹿児島アグリ&フード金融協議会主催「食の大商談会(南の逸品商談会)」、2月21日~22日にかけて日本政策金融公庫主催「アグリフードEXPO2013大阪」に、鹿児島県農業法人協会として参画していきたいと考えております。
今後とも、会員の皆様ならびに来場いただきましたバイヤー様、よろしくお願いいたします。

県立農業大学校 就農相談会

7月18日、日置市の県立農業大学校で就農相談会が開かれ、鹿児島県農業法人協会から9法人が出席し、学生に向けたPRや個別面談に臨みました。
みなさんお久しぶりです、農業会議の坂口です。「あれ、担当替わったんじゃないの」と思われるでしょうが、当日担当者が「かごしま農業法人塾」など他の業務があったので、自分が代わりに出席しました。

 

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この相談会は毎年開かれています。農業大学校の学生さん=農家の子弟という訳ではなく、最近は約半数が非農家出身とのこと。親が農家でない人が農業をはじめるのは極めて難しく、これまでJAや農業関連会社への就職が大半でした。しかし近年、我々農業法人が、就職先の選択肢のひとつとして注目されるようになり、また農家の子弟にとっても、農業法人への就職は良い修行の場になるとのこと。なお、今年卒業した学生103人のうち、23人が農業法人に就職しています。
農業法人にとっても、しっかりとした技術を持つ農大生は即戦力として大いに期待でき、毎年この相談会には多くの農業法人が参加しています。

参加法人は、有限会社大崎農園、株式会社オキス、鹿児島堀口製茶有限会社、有限会社錦江ファーム(株式会社カミチク)、有限会社香花園、有限会社コセンファーム、株式会社さかうえ、有限会社農業生産法人のざき、有限会社ファームランド豊.

 

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午前に講堂で行われた全体会では、就農に向けた情報提供として、県農協中央会によるJA営農指導員の仕事内容や、かごしま国際農友会からの海外研修の紹介と一緒に、鹿児島県農業法人協会から農業法人と雇用就農について紹介させていただきました。

 まず私から、ファーマーズマーケットや雇用改善をはじめとした農業法人協会の活動と、農業法人で働く意義を話し、最後に「厳しい景気のなかで、人を雇って農業をするのは大変なこと。みなさんのために遠くは出水市や大崎町から参加しているところもある。参考になると思うのでしっかり聞いてほしい」と話をしました。

その後、各法人から4分程度PRを行いました。みなさん短い時間にかかわらずポイントをおさえて、学生さんにも理解できるようわかりやすくPRしていただきました。各法人の経営概要は当HP「会員のご紹介」から各法人HPにリンクしてご確認ください。

 各法人がPRされた後、私の方から補足させていただきました。例えば、「新入社員に対して社長が1年間、毎月意見交換をする」「農林水産省認定の個人ブランド牛は全国でこの会社だけ」「東京で行列ができるお菓子○○の食材は、この会社のさつまいも」など。意外だったのが、みなさんすごい事と気づいていなかったこと。少々おこがましかったですが、感謝されて良かったでした。

 次に、農業大学校卒業生の事例発表がありました。

 

 

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六田賢悟さん(直接就農)

 

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井ノ口友広さん(法人就農)

 

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中薗由理佳さん(営農指導員)

六田さん(有限会社六田農園)と井ノ口さん(有限会社農業生産法人のざき)は、当会会員の社員です。六田さんからは、花苗などの生産直売でお客様に安心して買ってもらえる商品づくりをすること。また井ノ口さんからは、牛さん(同社では敬意を込めてこう呼びます)が何を求めているか常に気を配ることを、心がけていらっしゃいます。中薗さん含めみなさん20代半ばですが仕事に対する姿勢が晴らしく、頼もしく感じられました

午後からは、各社および農業法人協会のブースで個別面談が行われました。

 

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9社であわせて73名もの学生さんが訪問しました。多いところで13人、少ないところで5人の相談者でした。ただ訪問者は少なくても「興味深い学生さんが多くて、話し込んでしまった」(ファームランド豊 松下寛和さん)など、どのブースでも有意義な面談ができたようです。
農業法人協会のブースにも8人の学生さんが訪れ、当会会員をはじめとした農業法人の情報を提供しました。一つ残念だったのは、雇用を受け入れる果樹の法人が少なく、果樹科の学生さんに十分な情報を提供できなかったことでした。今後、意欲を持った果樹経営の法人の加入を進めてほしいものです。

 

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(有)大崎農園

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(株)オキス

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鹿児島堀口製茶(有)

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(有)錦江ファーム((株)カミチク)

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(有)香花園

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(有)コセンファーム

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(株)さかうえ

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(有)農業生産法人のざき


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(有)ファームランド豊

13人の学生さんの相談を受けた有限会社錦江ファームの上村昌志社長は「面白い子が3~4人いたかな。8月10日の現地説明会で社員と話をしてもらう。社員との相性が合えば、その子のやる気も見えてくる」と話していました。各社とも今後、学生さんに現場まで来てもらって、見学や面接を行って採用につなげることにしています。

 副校長の後藤真喜子さんは、「元気な農業法人の方が増えて、学生の選択肢が広がりとてもうれしい。

もちろん来年も開催する予定。多くの農業法人に参加していただけたらありがたいです」とおっしゃっていました。

 私も久しぶりに会員の皆さんと話をして、販路拡大や商品開発など意欲的な取り組みを聞けて、うれしくなりました。
担当は離れても、やっぱり農業法人協会のことは気になります。

事務局では、現在、「農業法人について語る会2012」や「農業法人ファーマーズマーケット2012」の準備中です。新しい事務局も頑張っておりますので、引き続きご支援・ご協力よろしくお願いいたします。

今月の農業法人:旭ファーム(株)

平成24年度第1号の法人紹介は、さつま町で養豚経営に取り組んでいらっしゃる旭ファーム(株)を紹介いたします。

昭和42年6月10日 有限会社大迫ファーム設立、昭和56年2月2日 農事組合法人 旭ファーム設立、そして平成19年9月20日 旭ファーム株式会社に組織変更し、現在に至っています。
祖父の時代から種豚販売農家を営んでおられ、お父様に引き継ぎ、現在は長男の大迫尚至(おおさこ・たかし)氏が代表になり、生産、管理、販売の一貫体制で取り組んでいらっしゃいます。

現代表取締役の大迫尚至氏は「元々、動物はあまり好きではなく、後継ぎになるつもりはなかった」と語られますが、先代が愛情をいっぱいかけて豚を育てている背中を見て育ち、家業に戻り、自分も頑張ってみようと決意し、同志社大学経済学部中退後、生産管理や飼育など約10年間勉強しながら、会社経営についても知識をつけ、後継者として、平成24年4月~社長就任されました。
大迫社長は、「当時を振り返ると、家業に戻り、従業員として養豚に向き合うと、薬品や餌を覚え、細かい作業や体調管理などに取り組むだけで必死だった。その分、新しい従業員の教育には、力を入れ、とことん分かるまで教える。生き物を相手にする仕事なので、手間を惜しまず頑張ってもらいたい。」と語ります。

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現代表取締役 大迫尚至 氏

趣味は、カメラや自宅での映画鑑賞。
最近は、多忙の為、のんびりと休日を過ごせていない様です・・・

「鹿児島」と耳にすると、黒豚がすぐに思い浮かぶかと思いますが、旭ファーム(株)は、鹿児島白豚に取り組んでいらっしゃいます。

(農場の様子)
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現在は、母豚1600頭を飼育し、毎日150頭を出荷、月に換算すると3400頭~3500頭となります。
出荷先は、鹿児島ミートとコワダヤのみです。鹿児島ミートへ出荷した豚肉は、全国精肉チェーンの柿安で販売しております。

独自のブランド豚である鹿児島XX・鹿児島OXは、全国で高い人気を誇っており、おいしさの秘訣は豚の健康状態には特に気をかけ、きれいな空気の中で、おいしい水と餌にこだわっていることにあります。
独自ブランドの鹿児島XXには、優れた血統豚のかけ合わせによる無限の可能性がかけられており、鹿児島OXには、名字の大迫と無限の可能性という由来がかけられています。

旭ファーム(株)では、食に対する安全性、安心感が求められる中で、安心・安全の確保をベースに「くせの無い」豚肉を作ることを基本としています。餌は、中部飼料(株)と開発した飼料を使用しています。通常、肥育飼料の主原料として使用されるとうもろこしは一切与えず、マイロや大麦、キャッサバ(芋類)・竹酢液などの100%植物性飼料を与えています。
その結果、エネルギー分が少なく、生育は遅くなりますが、良質なデンプンとオレイン酸を豊富に含み、臭みもないおいしい豚肉が出来上がるのです。
さらに、普通の豚では付加価値をつけて販売することができないと10年ほど前から、様々な豚のいいところを掛け合わせたハイブリット種に取り組み、日々の手間ひま、研究、管理は欠かしません。

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農場は、繁殖1か所、肥育4か所に分かれており、従業員それぞれが責任をもって担当しています。
現在、従業員は26名いらっしゃり、皆、未経験者や異業種からの就農です。
豚のことを知らない人が多い中、特に注意してもらいたいのは、「けが」と「病気の侵入」。
最初の方でも書きましたが、分からないことは、理解するまで教えるのが、旭ファーム(株)の指導方法。それに基づき、現場の責任者は、徹底した指導を行います。
大迫社長は、「未経験者だから一からの指導で大変だと感じたことはない。なにより、旭ファーム(株)の考え方、取り組み方に染まってもらう。」と、従業員を育てている会社です。

(繁殖農場)
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(肥育 第二農場)
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(肥育 入来農場)
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(肥育 八重農場)
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(肥育 木渋農場)
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さらに、旭ファーム(株)では、コスト意識についても徹底しています。
県内外のセミナーや異業種交流会などでコスト意識が高まり、コスト管理の厳しくない農業には、改良の余地があると、今後の可能性にも力をいれています。
世の中が求めている肉質、価格のニーズに応える為にも、今後、新しい品種の導入も考えていらっしゃいます。

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豚のことは、常に勉強、研究を欠かさない大迫社長

社長就任して、約1か月が経つ今、大迫社長は
「自分より知識を持った先輩たちがまだ頑張ってくれている。生産現場のことや豚のことなど10年以上勉強し、現場の大変さや仕組みも分かっている。
先代は、カリスマ性があり尊敬していた。
先代のおかげで今がある。
しかし、新たな経営発展を目指す今、先代とは違うやり方を考えている真っ最中。
会社の体力を蓄えてから、次のステップに踏み込んでいく。
常に自分の心にあるのは、『仲間を大切に!』
適材適所で、責任を持って、社員の方々に頑張ってもらいたい。」と、語ります。

今後、長引く不況の中、豚の価格低迷など課題は尽きませんが、社員や地域の仲間たちと更なる経営発展に頑張ってください。

 旭ファーム(株)について、もっと知りたい方はこちら

 

H24.5.18 第16回定例総会・春季農業法人トップセミナー

平成24年度になり、鹿児島県農業法人協会事務局のスタッフも入れ替わりました。
既にご存じの方も多いかとは思いますが、こちらでも紹介させていただきます。次長兼農政課長 田畑典裕、農政係長 大槻博、農政課主事 白石安希恵です。

会員の皆さまの更なる経営発展、地域発展に取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

さて、5月18日(金)に開催いたしました「第16回定例総会・春季農業法人経営トップセミナーは、参加者120名で大変にぎわい、無事終了することができました。
春季農業法人経営トップセミナーは、特例を除き、例年、総会に併せ開催しているもので、本年度は、3つのセミナーを実施しました。

1つ目は、当協会の理事であるカミチクグループ 代表取締役 上村昌志 氏に講演いただきました。カミチクグループは、餌づくりから研究、飼育までの生産部門~無駄のないカット技術や、こだわり牛肉提供の加工部門~社員満足、お客様感動の販売部門と一貫の流れはもちろんのこと、タイ、マカオへの輸出や東京で6店舗の焼肉店経営にも取り組んでいらっしゃる企業です。
当日は、少年時代や兄弟のこと、会社経営、現状と取り組みなどお話しいただきました。

セミナーⅠの様子
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現在、カミチクグループは、(株)カミチク、(有)錦江ファーム、(株)アンドワークス、(株)ケイフーズ、三州育成牧場、(株)ケイミルクで成り立っており、業種内容ごとに会社を設立しています。それぞれの分野で従業員の皆さんが、責任を持って、積極的に取り組んでいらっしゃいます。
その秘訣は、上村社長がかける人材育成にあると思います。
(株)カミチクグループでは、入社後2泊3日の基本教育であいさつ・返事・後始末などを徹底指導します。専門家を招へいしたり、上村社長自身の会社にかける熱い想いなどを、従業員皆さんに伝え、一緒に頑張っていこう!とエールを送る合宿となっています。
さらに、入社後1年経つまでは毎月、社長との課題や目標などを語り合う意見交換会を行います。
その他にも、誕生会や勉強会など従業員が満足して働ける環境づくりに取り組んでいらっしゃます。

IMG_5393.JPG上村昌志代表取締役

なんと上村社長は、従業員300名の顔が全て分かっていらっしゃるのです!
上村社長は、とても熱い人格者で、常に夢を持ち、何事にも一生懸命な方でありながら、周りの方々への感謝の気持ちは絶対忘れない方です。
今後は、食肉業界初のISO9001・22000同時認証を取得し、今後は各事業を、もっと深く専門的に行っていく様です。これからも、世界中の人たちに、安心・安全・美味な牛肉を安定的に好価格で提供し、笑顔と元気でいっぱいな(株)カミチクグループを応援させていただきます。

当日の講演も、社長自身の熱い思いをお話しいただき、参加者には「大変いい研修だった」と評価も高かったです。
上村社長、熱い講演をありがとうございました!

2つ目のセミナーは、(株)イトーヨーカ堂 加古川店 販売促進部長 辻野 均 氏を招へいし、講演いただきました。
セブン&アイホールディングスの経営方針や新しい販売方法などをお話しいただきました。

セミナーⅡの様子
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消費者や実需者の九州の「食」への関心が高まっている今、九州の農畜産物・加工品の売り方や認知度について勉強できました。
ネット販売や口コミで、販路開拓はまだまだ拡がる時代です。今後、農業法人経営者の経営展開に活かせていただければと思います。
辻野様、遠方からお越しいただき、貴重なご講演をありがとうございました。

3つ目のセミナーでは、認証制度グローバルギャップについて、SGSジャパン(株) 食品事業部 南谷 怜 氏にお越しいただき、講演いただきました。

セミナーⅢの様子
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K-GAPやJ-GAPは、よく耳にすると思いますが、今回は国際認証機関のG-GAP。
農業生産工程管理(GAP:Good Agricultural Practice)を取得することで、より一層の安心・安全な農畜産物と証明されるものです。
食品の安全性向上、環境の保全、労働安全の確保、競争力の強化、品質の向上、農業経営の改善や効率化に資するとともに、消費者や実需者の信頼の確保が期待されています。
南谷様、貴重な情報を提供いただき、ありがとうございました。
また、当日ご出席いただきました、吉川様にもお礼申し上げます。

参加者の様子
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セミナー終了後の、第16回定例総会では、(株)あおぞら元気農場 代表取締役 遠竹博樹氏を議長に選任し、平成23年度事業実績及び収支決算、平成24年度事業計画(案)及び収支予算(案)、理事の補充選任【川辺地区 松原勇一氏((有)松原養鶏場)】について、全て原案通り決議されました。

遠竹議長、円滑な協議進行ありがとうございました!

総会の様子
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24年度は、22年度に策定した重点活動3カ年計画の最終年度となっており、農業法人のPR活動、課題解決のための支援活動、さらなる経営発展への支援において、結果が必要とされています。

「農業法人PR・・・当ホームページ、会員ホームページの充実や、商談会への参画は引き続き取り組み、農業法人ファーマーズマーケット2012についても実施します。より多くの出店者を呼びかけ、販売だけではなく、就農相談コーナーも設置する予定でいます。

「課題解決のための支援活動」・・・農業法人ファーマーズマーケット実行委員会で運営をしていく中で、若手育成やマーケティング能力向上に努め、次期経営者、法人幹部、社員の自主的活動を支援します。また、鹿児島県農業会議と連携し、会社に合った雇用改善指導や外国人技能実習制度の相談など取り組んでいきます。

「さらなる経営発展への支援」・・・会員間の事業連携や6次産業化、農商工連携、輸出に対しての支援。食材提供やメニュー提案などに取り組んでいきます。

本年度も、農業法人ファーマーズマーケット2012、農業法人について語る会、専門普及指導員と語る会、食と農を結ぶ交流会、九州・沖縄地区農業法人シンポジウムin沖縄、宮崎・鹿児島・沖縄3県合同研修(宮崎市)の他、関係機関・団体との共催で行う、かごしま食の経営者フォーラムや6次産業化プロジェクト調査など取り組んでまいります。
また、商談会や新規就農相談会にも積極的に参画いたしますので、更なる「鹿児島県農業法人協会」の活動を楽しみにしていてください!!

昨年度の総会から、本日までに30社の方々が、新規加入されました。
当日は、新規会員のあいさつを兼ねて紹介させていただきました。

新規加入会員の紹介

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以下は、平成22年度総会以降の新規加入会員の方々です。

法人名・個人名

代表者名

経営内容

村商(株)【肝付町】

新村 順一郎

畜産(肥育牛)

(有)ビオ・ファーム【鹿児島市】

下堂薗 豊

お茶

(有)西牟田農園【南九州市】

西牟田 峰男

野菜

(株)オキス【鹿屋市】

岡本 孝志

野菜

(有)下窪勲製茶【南九州市】

下窪 和幸

お茶

(有)松崎製茶【南九州市】

下之門 信洋

お茶

(株)サガシキ【鹿児島市】

島内 大輔

印刷関係

(株)ウィッシュ鹿児島支店【鹿児島市】

谷脇 湧水

保険

(株)アミノ【鹿児島市】

森 浩一郎

液体肥料

アネット(有) 【鹿屋市】

尾曲 和代

サツマイモ

エンジョイアグリ(株)【指宿市】

岡元 和人

野菜

(有)大成畜産【曽於市】

大成 理一

畜産(肥育牛)

大久保ファーム(株)【阿久根市】

大久保 力

養鶏

(株)エムコーポレーション【指宿市】

村岡 茂樹

トマト

(株)トヨタ車体研究所

宮村 憲一

情報処理

佐川急便(株)九州支社【福岡県】

柴田 和章

運送業

(株)シンコ-フォークリフト【鹿児島市】

益山 定雄

農業機器

(株)丸山喜之助商店【日置市】

丸山 明紀

リサイクル

(株)ぐるなび【東京都】

久保 征一郎

飲食関係

(有)クリエイティブ九州【鹿児島市】

三角 弘明

研究分析機器

(株)ニチレイアグリ【鹿児島市】

船迫 彰

加工、販売関係

(株)トヨタ車体研究所【霧島市】

宮村 憲一

生産管理改善

(株)アミノ【鹿児島市】

田中 正一

アミノ液体肥料

浜平 宏行 【鹿児島市】

 

GAP関係

石岡 美奈子【鹿児島市】

 

HP、パンフレット関係

芝原 清彦【東串良町】

 

野菜(個人経営)

江原 充志【鹿児島市】

 

社会保険労務士

野間口春樹【鹿児島市】

 

農業コーディネート

和田 新蔵【霧島市】

 

街づくり一貫

安庭 徹【鹿児島市】

 

農業コンサルタント

 

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鹿児島県 農政部 次長 福田博史 氏

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(公社)日本農業法人協会 専務理事 菊池潤 氏

 

当日は、鹿児島県農政部 福田 博史 次長、(公社)日本農業法人協会 菊池 潤 専務理事にもご臨席をいだだき、祝福の言葉をいただきました。ご多忙中にもかかわらず、ありがとうございました。

また当日、参加してくださった会員、関係機関・団体、事務局連絡会構成団体・機関の皆様、ありがとうございました!

 

 

昭和36年に存在した「鹿児島県農業法人協会」のこと

 

事務局の坂口です。いつもお世話になっています。

みなさん覚えていらっしゃらないかもしれませんが、昨年3月に白石が、(有)福山特殊農産のブログをアップした時に、「事務所の引越しの時、昔の農業法人協会の書類を見つけました。後日ブログ紹介します」と書いていました。
その後、自分も白石もイベントの準備で忙しく、すっかり忘れてしまいました。しかし結構興味深かったので、遅ればせながら私の方で紹介させていただきます。

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(書類表紙)

 

昭和36年(1961年)に設立された、現在とは別組織の「鹿児島県農業法人協会」。当時は、昭和32年に徳島県でのミカン紛争、昭和33年の鳥取県の二十世紀ナシ紛争など、法人経営を営む農家と税務署との裁判闘争がさかんに行われていました。国会は昭和37年に当時の農地法を改正。農地の権利主体として、農業生産法人が認められた時期です。鹿児島県でも、農業の生産規模を拡大して、所得を伸ばす手段として法人化の運動が展開されました。当時の法人は、現在と違い、複数の農家の共同経営が主流だったようです。
おそらく発起人の方々は、あまり交通手段が発達していない中で、何回も地方から鹿児島市まで足を運ばれて、話し合いを重ねたようです。設立趣意書から当時の熱意がひしひしと伝わってきます。

photo2.JPGのサムネール画像

(設立趣意書)

 

photo3.JPG(当時の新聞記事)

 

設立総会は、昭和36年5月12日(金)に県農業共済会館で行われました。55名の方が加入され、養豚、肉用牛、酪農、果樹の方々でした。当時の会長は鶴窪和志さん(指宿山川農協常務)、事務局は現在と同じ農業会議でした。年会費は500円で、今の貨幣価値では1,000円程度になるようですね。

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(通知文書の起案)

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(規約集)

 

活動内容は、農業構造改善のための協業化や、協業化資金の確保に向けた勉強会、現地研修が中心のようです。(会の模様の写真はなく残念でした)また、情報誌「農業法人」(1部20円)の配布もありました。

この農業法人協会が、その後どうなったのかは、昭和37年までの書類しかないため、わかりませんでした。当時の農業法人は補助金の受け皿で設立されたものが大半で、その多くが休眠状態になりました。おそらく組織自体もなくなってしまったものと思われます。

しかし、なんと、当時の会員さんから話を聞くことができました!

 

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(会員だった池田靖さん)
霧島市牧園町の池田靖さん、御歳80になられます。当時30歳で、会の中で一番の若手だったようです。当時のことを「あまり覚えていないけどねー」とおっしゃりながらも、懐かしそうに振り返っていただきました。
「なぜ加入したかというと、発起人の川路益巳さん(谷山市坂ノ上共同酪農組合)が高校の先輩で、無理やりいれられたわけ。(笑)ただね、当時は協業化で農業の構造改善を進めようという熱気はすごく感じて、私も負けずに頑張ろうと思いました」と話されます。

「この勉強会は、設立に向けていいきっかけになったよ」と話される池田さん、昭和41年(1966年)に霧島第一牧場を任意組織で立ち上げた後、昭和45年に農事組合法人を設立。多くの協業経営が閉鎖や休眠を余儀なくされる中、協業経営の良さを十分に生かし、現在に至るまで45年間、鹿児島県の酪農をリードされてこられました。後進に道を譲られた今は、アドバイザーの立場で温かく見守っておられます。

 

最後にこれからの経営者へ、「鹿児島の農業はまだまだ可能性がある。6次産業化など、先進的な取り組みをする人が増えたが、生産という基本をおろそかにせず、地に足をつけた経営をしてほしい」とメッセージをいただきました。池田さん、本当にありがとうございました。(たくさんお話しいただけたのに、ちょっとしか掲載できずごめんなさい....)

余談ですが、私の父は県農政部でお世話になっていました。池田さんとはその当時から一緒に仕事をさせていただき、父は少し下の後輩として可愛がってもらったようです。「君もお父さんに負けずに頑張れ」と激励され、恥ずかしさとうれしさで感無量でした。情報誌の表紙に「企業的感覚で販路の打開を」の見出しがあります。50年前の当時から、高い意識で農業経営を行っている方々がいたのだなと、実感しました。現在ご活躍の皆様にも、先人が理想の農業を目指して奮闘されていたことを、ぜひ知っていただきたくて、紹介させていただきました。

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(情報誌「農業法人」創刊号)

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(情報誌「農業法人」第2号)

 

 

私事ですが、このたび農業会議内の異動で、総務関係の仕事をすることになり、農業法人協会の仕事を離れることになりました。本当にお世話になりました。
事務局として期待に応える働きができず、悔しい思いばかりの3年間でしたが、厳しくも温かい指導とご支援をいただき、大きな財産になりました。ありがとうございました。
私の後任は大槻博係長がしっかり務めます。白石も引き続き頑張りますので、これからも鹿児島県農業法人協会をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

H24.3.21 県工業倶楽部との交流会

 

平成24年3月21日は、県工業倶楽部食産業部会との6回目の交流会でした。

「当協会の会員の生産物と、加工、製造を行っている工業倶楽部食産業部会がお互いの経営資源を持ち寄って、新しい商品やサービスを創り出そう」という農商工連携の形を、鹿児島県農業法人協会と県工業倶楽部食産業部会で作りあげようと努めている交流会です。

DSCN2890.JPG交流会の様子


今回の交流会では、「インターネットを使った鹿児島の農産物及び、加工食品の販売について」(株)ぐるなび 法人部門 統括次長 鈴木 雅弘 氏を講師としてお招きし、ご講話いただきました。

(株)ぐるなびは、日本最大級の飲食店検索サイトです。

市場のマーケティング状況や、関東地区飲食店が今、どのような点にこだわり、経営をしているかなどお話いただきました。
鈴木様は「デフレだからと言って、安売りに走る飲食店が多いが、少々高くても、食材にこだわりしっかりアピールする飲食店がうまくいく。皆さまも、自分の商品の良さを的確に伝え、写真や告知などの技術を磨き、販売促進に頑張ってほしい」とお話されていました。

会員紹介では、「鹿児島県産品の輸出について」「工業倶楽部・貿易部会について」弓場貿易(株) 代表取締役 弓場 秋信 氏、「鹿児島県の農業用水について」大協 (株) 代表取締役  横山 勝一氏、「湿潤オーストリッチオールインワンジェル」(株)フクダ 取締役 福田 成子氏、「ホームページの紹介」MINE 石岡 美奈子氏が事例紹介を行いました。各社、会社の取り組みや、商品開発までの経緯などお話いただきました。

今回の参加者は、53名で、当協会より30名ご参加いただきました。
当協会会長の清水園芸(株)清水 克己氏をはじめ、(有)高松ポートリー、(有)鶴の郷ファーム、(有)ひまわり農苑、(有)堀之内水産、(農)根占生産組合、(株)三木屋、佐川急便(株)、鹿児島青果(株)、藤崎商事(株)、(株)シンコ-フォークリフト、(株)サガシキ、MINEの方々でした。
最近、賛助会員としての加入が増えていることもあり、賛助会員の参加者が多かったです。

県内の異業種交流会は、「新しいひらめき」を生みだすことがあります。
他産業の方々との連携から新しい製品や商品、サービスなどを生みだし、皆様の経営発展のためにも、鹿児島県の地域活性化のためにも、積極的に取り組んでいただきたいと思っております。

当協会も、お手伝いさせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 


 

 

 

H24.3.1~2 宮崎・沖縄・鹿児島3県農業法人トップセミナー

 

23年度は、毎年3県で開催する「宮崎・沖縄・鹿児島3県トップセミナー」も鹿児島が担当県でした。

今回、当協会会長 清水克己氏の出身地兼清水園芸(株)を営んでおられる「種子島」で開催させていただきました。
種子島は、鹿児島市内から高速船で約1時間半かかるのですが、参加者は例年通り約80名で賑わいました。

(会場の様子)

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3県会長(左から、沖縄県・宮崎県・鹿児島県)

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基調講演では、福島県から(有)白河高原農場 取締役 矢作 光啓 氏にお越しいただき、「農業ルネサンスと震災復興」についてご講話いただきました。

DSCN2775.JPG(有)白河高原農場 取締役 矢作光啓 氏

全国展開のイタリアンレストラン「サイゼリヤ」の関連農場として、約280haもの農地でレタスをメインに、ハーブや米などを経営していらっしゃいます。

独自の商品開発や、鮮度管理手法、コスト管理を武器に「農業ルネサンス」を目指している会社で、意欲ある若者の雇用も積極的に行なっています。
(有)白河高原農場は、昨年3月で東日本大震災・原発事故の直接的影響はなかったものの、風評被害など生じていることから、メインの活動・機能が停止している状況です。

そこで、サイゼリヤと(有)白河高原農場では、震災復興支援として、仙台市若林区でトマトの水耕栽培に乗り出そうと取り組んでいらっしゃいます。津波で浸水した農地の水田約2haを、(有)白河高原農場が借り受け、ビニールハウスや暖房施設、集荷場などをサイゼリヤが建設します。被災した若手農家を採用し、本年11月の出荷を目指しています。
今回は、会社理念でもある農業継続繁栄を実現すべき「農業ルネサンス」や、各生産物の取り組み方法や今後の展開について、農業の産業化への取り組みなど、お話いただきました。

 

ミニセミナーでは、「危機を防ぐための処方箋~代金回収100%を目指して 取り込み詐欺防止の基礎知識~」について、和田 拓郎弁護士にお話しいただきました。

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短時間の中で、契約前の与信管理をはじめ、契約時の契約管理、倒産兆候時の不良債権管理、取り込み詐欺による被害防止など重点ポイントで教えていただきました。
近年、直接取引によって経営の安定化を図る農業法人が増える一方、悪質な業者による「取り込み詐欺」や取引先倒産に伴う賃倒損失などのリスクと表裏一体です。
今後、農業分野においても、業者との契約に係る法律面の知識修得が重要となることからご講話いただきました。


現地視察では、(有)西田農産、熊毛地区で有名なレザーリーフファン、種子島ロケット基地の見学をさせていただきました。

種子島の西之表市安納地区が発祥とされる安納いもは、全国的に人気のさつまいもで、しっとりとした食感と甘さが特徴です。 (株)西田工業兼(有)西田農産 代表取締役 西田 春樹 氏は、種子島特産安納いもの栽培と加工に取り組んでいらっしゃいます。現在、安納いも62ha、ばれいしょ9ha、早期水稲6ha、たまねぎ15haを自社栽培し、その他、約91ha地元農家と契約栽培していらっしゃいます。

(現地視察の様子)

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西田社長のこだわりの商品づくりとして、石蔵貯蔵庫で熟成させ、ブリックス10.7%以上を確保して出荷することです。安定した品質となり、高い評価を得ていらっしゃいます。参加者の皆さん、石蔵貯蔵庫の規模に驚かれていました。

 

DSCN2817.JPG石蔵貯蔵庫

安納いもの加工品として冷凍焼きいもの商品化、調味料を使用しないさつまいもチップスを製菓会社との提携して商品化など、付加価値の高い加工製品作りに努めていらっしゃいます。

 

シダ植物のレザーリーフファンは、緑の葉物としてフラワーアレンジメントを中心に使用させるものです。種子島は、全国1位の栽培面積を誇る島で、平成18年には「かごしまブランド産地」に指定されました。
今回は、製糖工場から排出される冷却熱を農業分野に活用する地域内循環利用システムづくりの「地域連携バイオマスプロジェクト」に取り組んでいらっしゃる農家さんを見学させていただきました。

レザーリーフファンは、なめし皮のような感じの葉の光沢からきた名です。
生産日本一を誇っている種子島産レザーリーフファンは、海外産や他産地に比較して、日持ちがよく、選別、品質が優れ、小売店では花束などの装飾用に国産の上級品として定着し、ロスなく、安心して使用できると、高く評価されています。

(現地視察の様子)
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今回、当協会会長の「他県からの参加者に是非見ていただきたい」という強い気持ちから、種子島宇宙センターへ行ってきました!
参加者の皆さん、熱心に見られていらっしゃいました。
来館の記念に、宇宙食やロケットのグッズなどを購入される方や、記念写真を撮られる方など、皆さん満足されていた様で、事務局側としてはちょっと安心しました。

 3県農業法人トップセミナーを開催するにあたり、熊毛支庁長をはじめとする農林水産部の皆さま方には、事前の打ち合わせや当日の運営にあたって、大変お世話になりました。なお、地元の西之表市農業委員会、南種子町農業委員会、中種子町農業委員会、種子屋久農業協同組合の方々もご参加いただき、ありがとうございました。

 いつもお世話になっている鹿児島県農業法人協会事務局連絡会の方々も、事前準備から、当日終了までサポートいただき、ありがとうございました。
宮崎県、沖縄県、鹿児島県の農業法人協会会員の皆さまも、ご参加いただきありがとうございました。

来年は、宮崎県で開催されます。
日程などは、正式に決まり次第、ご案内いたします。鹿児島県の会員の皆さんで行きましょう!

 

 

 

 

 

 

H24.2.14~15 アグリフードEXPO 大阪2012

年に2回開催される(株)日本政策金融公庫の主催の「アグリフードEXPO」ですが、今回は大阪に行ってまいりました!

2月14日(火)・15日(水)にかけて、ATCアジア太平洋トレードセンターで開催されました。
こちらの商談会は、今年で5回目を迎え、過去最多の470団体が出展されていました。
アグリフードEXPOは、~プロ農業者達の国産農産物・展示商談会~といわれております。

年々、食の安全・安心への関心が高まるなか、国内農業や国産農産物に対する消費者の注目が高まってきているのもあり、本年の来場者数は、過去最多の1万3473人(内訳 1日目:6678名、2日目:6795名)でした。

 出展社は、全国各地の稲作、野菜、果樹、畜産などの農業者や食品製造業はもちろん、農業との連携を進める商工業関連産業からも参加していらっしゃいました。

 鹿児島県農業法人協会ブースも出展し、(有)かごしま有機生産組合、(有)ノガミ産業、(株)アグリスタイル、(有)勝目製茶園の4社共同で取り組みました。

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また、個別出展として、当協会会員の(株)オキス、(有)農業生産法人ノダ(赤鶏農業協同組合)も出展されていらっしゃいました。

DSCN2740.JPG田下社長自らの試食提供((有)農業生産法人ノダ)

DSCN2725.JPGダボス会議で使われたごぼう茶は(株)オキスのものです!

 

全体を通して、商談件数は2日間で2万6992件、商談引合件数は4万88件となった様です。

鹿児島県農業法人協会ブースとしては、会期中に成約があり、新規顧客の開拓ができた成果や販路拡大につながる話などがありました。

(有)かごしま有機生産組合のブースには、有機野菜や芋、人参に興味を持ったバイヤーさんが多かった様です。担当者の伊地知さんは「他の商談会に比べ、商社や卸などではなく市場やスーパーマーケットなど大きな会社のバイヤーさんが多かった。東日本大震災の影響もあり、特に安全性が問われていることを実感できた」とおっしゃいます。

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(有)かごしま有機生産組合ブース

 

(有)ノガミ産業の野上直樹代表取締役は、かごしま黒豚の循環型生産に取り組んでいらっしゃいます。当日は、試作品として「黒豚パテ」をバイヤーさんへ提供されました。「このような機会で、お客様の求めている味を教えてもらいたい。もっと○○した方が良い、○○の部分は残した方がいいなど意見を伺い、勉強するためにも参加した」とおっしゃいます。訪問されたバイヤーさんとの意見交換もありましたが、同業者の他県出展社との意見交換や、異業種とのコラボ商品なども試せて充実された様です。

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(有)ノガミ産業ブース

 


(株)アグリスタイルの湯ノ口貴之代表取締役は、いつもの農業スタイルでブースに立ちました。素敵なアグリスタイルTシャツにデニムを着た「百姓です」という社長に目がとまる・・・のではなく、皆さん、初めてみたソラマメを手に取り「こんな大きいの?この中にソラマメが入っているの?」とおっしゃっていました。実際に採れる姿と違う姿で売られているスーパーの野菜を見て育つ子供たちに、農業の大切さを伝えている湯ノ口社長の「食育」に釘付けのバイヤーさんもいらっしゃいました。

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(株)アグリスタイルブース

 

 

(有)勝目製茶園のブースには、①日約100名(両日で200名)の訪問者数が来られました。数種類ある御茶・紅茶の中から、特に柚子紅茶に力をいれて商品のアピール、試飲を行われました。今回、出展して良かった点は、新商品開発の依頼があったとのことです。勝目千里専務取締役は「今後、他者との連携、取引先との関係構築を大切にしていくきっかけとなった。大変満足」と話されていました。

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(有)勝目製茶園ブース

 


今回の商談会だけでなく、様々なところでよく耳にしますが「今、九州の野菜を求めている人が多い」ということが、私自信もすごく理解できました。

 「ピンチをチャンスに!」
九州の野菜を必要とされている今、鹿児島県の農業の元気を発信しましょう!

鹿児島県農業法人協会ブースに出展してくださった皆様も「鹿児島エリアの出展社で、会場をもっと明るくできれば、さらに良かった」とおっしゃっていました。
次回のアグリフードEXPOは今年8月に東京、来年2月に大阪で開催の予定ですので、より多くの方のご出展をお待ちしております!

 

H24.2.2~3 かごしま逸品商談会


2月2日(木)~3日(金)にかけて、鹿児島アグリ&フード金融協議会と県食料産業クラスター協議会主催のかごしま逸品商談会が鹿児島市の城山観光ホテルで開催されました。

出展社は県内の130社。来場者数は1日目約500名、2日目約600名、両日で約1100名と会場は大変賑わいました。業種は、小売業や商社、食品関係者、ホテルなどの方々です。

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会場の様子

 

 

当協会より、(有)コセンファーム((株)北薩漬物)、(株)あおぞら元気農場、(農)南州農場、(有)三清屋、(農)赤鶏農業生産法人ノダ(赤鶏農業協同組合)、(株)オキス、(有)勝目製茶園、(農)根占生産組合、(有)西田農産((有)ふじた農産)、藤崎商事(株)が出展されました。(写真が撮れなかった会員の皆さん、ごめんなさい!)

~出展社一部紹介~

DSCN2689.JPG(有)コセンファーム

DSCN2702.JPG(株)オキス


DSCN2701.JPG(農)南州農場

DSCN2696.JPG(株)あおぞら元気農場

DSCN2687.JPG(株)アグリスタイル

 

 

(有)勝目製茶園は、この日の為に商品開発をされ、2月2日、新商品「豊雪~ほうせつ~」がデビューいたしました。なんと、この日、鹿児島では珍しく雪がふりました。商品名にちなんだ雪はとても素敵でしたね。

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(有)勝目製茶園 勝目さん
詳しくはこちらをご覧ください。

様々な商談会に顔なじみの藤崎商事(株)の藤崎茂実代表取締役は「毎回、熱心にマッチングを取り組んでいる銀行主催の商談会には、今後も出展し、自分の商品アピールを行いたい」とおっしゃいます。県内はもちろん、東京や大阪などにも出展していらっしゃる藤崎さんは、バイヤーの特徴などをつかみ、各県にむけた商品のPR方法などを考えていらっしゃいます。「商談会などに出展したことのない会員さんは自分の商品に自信を持って、バイヤーに商品の想いを伝えていけば、ちゃんと伝わります。是非、挑戦してみてください。」とエールをいただきました。

 

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藤崎商事(株)

 

私としては、各ブース、商談会や即売会の回数を重ね、ブース展示のディスプレイ方法を研究していらっしゃる様な気がしました。色の使い方やのぼり、サンプル品や試作品の渡し方、衣装など、1つ1つを見ていくと、各出展社のあらゆる工夫が目にとまります。是非、皆さんも出展の際には、他ブースの展示方法をご覧になってみてください。

今回は、一般バイヤーに向けた展示型の商談会だけではなく、県内外の招へいバイヤー27社との個別商談(お見合い形式)もできるものでした。来られた招へいバイヤーからは、「鹿児島県には魅力的な農水産物や加工食品があることに改めて気付いた。今後もっと取引へ繋げていきたい」「商品はいいが、パッケージやデザイン含め、もっとブラッシュアップした取り組みをしたらいいと思う」などの意見があがっておりました。
※一般バイヤー
あらかじめ送付された招待券を持参し、自社での取り扱いを検討する目的で来場。各出展社のブースにて商談を行う。
※招へいバイヤー
主催者側が県内外から招待し、個別商談会場内の各社テーブルに着席して行う商談。スケジュールは出展社とバイヤーの意見を基にあらかじめ設定される。スケジュール以外に、各出展社のブースを視察・フリー商談する時間も設けてある。

(株)山形屋 食品仕入部長 日高博昭氏は、「鹿児島県のおいしい特産品をもっと県外に発信してもらいたい。そのために、生産者は自信をもっていいが、努力は怠らないで欲しい。そして、県外バイヤーは、他県にいながらにして本物の鹿児島の味を鹿児島と同じ価格で提供し、たくさんの人に鹿児島県の魅力を伝えてもらいたい」とおっしゃっていました。

県外への商談会については、鹿児島県農業法人協会ブースでのご出展をお勧めいたします。会員への助成を行うので通常よりはるかにお安く出展でき、鹿児島県農業法人協会のPRにもつながります。
まだ参加されたことのない方、県外の販路を探している方など、気軽にお問い合わせください。