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農業法人経営トップセミナー

 

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の山野です。

 

例年、定例総会と同日開催しております「春季農業法人経営トップセミナー」は、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、延期しておりました。このため、6月以降の感染者発生状況を踏まえつつ開催に向け、「新しい生活様式」を取り入れた開催方法で準備を進め、令和2915日(火)に農林中央金庫と共催で「農業経営トップセミナー」として鹿児島サンロイヤルホテルで開催することができ、37名の方々にご参加いただきました。

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<あいさつ>

鹿児島県農業法人協会 会長 肥後 隆志  氏

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農林中央金庫 九州営業統括部長 岩井 誠二氏

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<セミナー>

演題:雇用を含む農業経営の在り方

講師:中小企業診断士 山本 文則氏

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講師の山本氏には新型コロナウイルス感染症の影響により情勢が変化したことも含めてお話いただきました。

大きくまとめると6

1 農業の課題

2 コロナ禍によって変わった事

3 これからの予測

4 雇用にあたっての注意

5 経営の在り方

6 補助金を有効活用しよう

特に興味深かった点は、「2 コロナによって変わった事」により「3 これからの予測」に繋がります。

2020年が始まった頃は、こんな状況になるなんて誰も予想していませんでした。

セミナーの中で、コロナ禍によって変わった事の例をあげました。

・人が集まる→悪

・世界的なサプライチェーンが棄損している

・テレワークにより働き方がかわりつつある

・東京、大阪(都心部)にいたくない

・固定費の高い商売が厳しい

・日銭商売(現金商売)の強みが減っている

・節約志向の高まり(外出自粛や自炊の影響)

1次産業に関心が高まっている 

他にも食品分野や農業分野の影響についても紹介。

それを踏まえて、これからの予測として9

・不安定な時代になっている

・さらに加速する

・節約志向が高まる(無駄なものは買わない)

・国は体力を失くす(当てにできない)

・地域の見直し(地産・地消)

・フードマイレージの考え方が高まる

・地方の差別化が加速(元気・衰退)

1次産業に関心を持つ方が増える

・価値観が多様化する

1993年頃のバブル経済前を「安定した時代」として、後を「不安定な時代」として、比較表を紹介。

 

安定した時代

不安定な時代

特徴

総中流階級

格差社会

目標

テレビ・洗濯機・冷蔵庫

多様化

大きいものが素晴らしい

大企業は低成長

ベンチャーなど

情報の流れ

上→下

横-横

(パートナーシップ)

国や社会が価値観を形成

多様化

成功のコツ

レールを走る(変化しない)

コミュニケーション能力不要

・目立たない、調和を乱さない

自分で走る(変化する)

コミュニケーション能力が重要

・新しいことをする

思考の特徴

なんとかなる!

なんともならない!

国や他人への依存

自分が頑張らないとだめ

年長者に相談

(年長者はブレーキを踏みがち)

自分で考える

 

安定した時代では、情報は上から下に流れてきましたが、不安定な時代では情報は上から下に流れないため、パートナーシップの時代になります。

そのため、新しい時代を切り開くには、コミュニケーション能力をつけることが求められます。

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4 雇用にあたっての注意」では、人口減少や能力の幅が大きく、働く意欲の見えない人が増えていること、外国人の活用などをグラフなどを使って説明され、様々な働き方、求人等の募集サイトを紹介。

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他にも他県の事例や、経営継続補助金などについて情報提供いただきました。

経営について幅広い分野についてデータを含めてお話いただきました。


今回、お話いただいた山本氏は、NPO法人農楽マッチ勉強会の理事長を務めていらっしゃいます。勉強会の資料などWEBで紹介されていますので、ご興味がある方はご覧ください。

NPO法人農楽マッチ勉強会HP

http://noramatch.com/

 

<情報提供>

1 農林中央金庫からの情報提供について

提供者:農林中央金庫 福岡支店 営業第四班次長 山出 啓輔氏

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・エイブリッジ農業事業の紹介

詳細はHP参照 http://abridge-co.jp/

・ポケットマルシェの紹介

詳細はHP参照 https://poke-m.com/

・アグリビジネス投資育成()の概要と農業法人投資育成制度の活用の紹介

詳細はHP参照 https://www.agri-invest.co.jp/

2 JAバンク農業資金について

鹿児島県信用農業協同組合連合会 農業金融センター係長 加茂 洋介氏

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JAバンク利子補給制度の紹介

・農業信用基金協会保証料助成の紹介

・農業近代化資金の紹介

・アグリメイク資金の紹介  等

3 新型コロナウイスル感染症拡大による影響について

()日本政策金融公庫 鹿児島支店 農林水産事業 農業食品第二課 上席課長代理

佐賀 大祐氏

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・農業景況調査(令和2年7月)について

詳細はHP参照 https://www.jfc.go.jp/n/findings/investigate.html

・新型コロナウイルス感染症の影響を受けた農林漁業者等の皆さま向け特例措置のご案内 等

 

<番外編>

今回、会場として利用させていただいた鹿児島サンロイヤルホテルさんは、研修会で使用するマイクを入れ替わる度に消毒されていました。質疑応答のマイク係も、ホテルスタッフさんが対応され、質問者が代わる度に消毒されていました。

他にも、飛沫対策としてアクリル板を受付や、演題、司会席に設置していただいたり、参加者用のお茶も以前はセルフでしたが、今回はホテルスタッフが1人1人にお茶を配っていただきました。

主催者とホテル担当者との打ち合わせで、新型コロナウイルス感染防止対策で何ができるのかご相談させていただいた際に、様々なご提案をしていただきました。

たくさんのご配慮、ありがとうございます。

 

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若手企画研修会(耕種部門)「生産性向上勉強会~働き方改革対策~」

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の山野です。

 

当協会では、今年度より新たな企画として「若手企画研修会」を行うこととしています。

当協会の重点活動方針の一つに「若き力の活用とチャレンジ支援」があり、この若手企画研修会は各部門で若手会員の担当者が、開催内容や講師などを企画する研修会。

今年度は「スマート農業」を大きなテーマに「生産性向上勉強会~働き方改革対策~」を畜産・茶・耕種の3部門で開催します。

令和2915日(火)には耕種部門の勉強会を鹿児島サンロイヤルホテルで開催し、18名の方々にご参加いただきました。

今回の耕種部門では、AI搭載のロボットが自動で獲ってくれる「収穫ロボット」を開発した、inaho株式会社さんに依頼し講演いただきました。

inaho株式会社HP:https://inaho.co/

 

<進行>

当日は、若手会員の()ライス郷井手口の井手口正昭氏に、進行していただきました。

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<あいさつ・講師紹介>

若手会員を代表して()ファームランド豊の松下寛和氏よりあいさつ

松下さんは当協会の理事も務めていらっしゃいます。

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今回の講師の先生を提案されたのが、松下さん!

なぜ、話を聞きたかったのかの想いも含め、講師紹介していただきました( ´艸`)

 

<講演>

講師:東榎田 晃太郎氏

(inaho() アグリコミュニケーター)

今回は、講師の意向で講師のみリモートで参加となりました。

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大きなテーマとして「世界のアグリテック事情とinaho」を題し、ポイントが3つ!

1 世界のアグリテック事例紹介

2 日本農業の“今”

3 inahoがやろうとしていること

まずは、世界のアグリテックの事例を動画と補足情報を添えて説明いただきました。

・自動スプレーロボット

・リンゴ自動収穫ロボット

・イチゴ自動収穫ロボット

・大玉トマト自動収穫ロボット

・ミニトマト自動収穫ロボット

次に、日本農業の“今”については、

・農業就業人口平均年齢は約67

・農業従事者年齢構成比率は65歳以上66.4%、506423.1%、49歳以下はわずか10.5

・施設栽培の農家数・面積ともに過去15年で25%減

1経営体の生産量倍増が必須

上記4つについて、グラフと一緒に説明され、2つの課題をあげました。

課題1:人材確保

・休みがない

米麦と違い収穫期間が長いアスパラガスでは年間200日収穫

・腰が痛い(自動でできない=手動)

肉体労働のため身体負荷が大きい。年齢に関係なく辛い

課題2:過酷な収穫作業

・収穫作業には農家だけではなくパートが必要

・地方の労働者不足は深刻。収穫を担うパートを確保できない

・人員確保の不安から、生産面積を拡大できない

 

最後は、日本の農業の課題を踏まえてinaho()がやろうとしていることをご紹介いただきました。

テクノロジーで農業をupdate!

 

↓どうやって

 

人手不足や経営課題をロボットで解決!

(農業を“元気”にしたい!!)

 

↓だから

農家さんの“生の声”を聴きました!

 

農家さんの“生の声”を聴き、野菜毎の作業時間割合をだしたところ、

・ピーマン  :収穫・調整は67

・アスパラガス:収穫・調整は59

・きゅうり  :収穫・調整は51

・なす    :収穫・調整は40

収穫・調整作業の割合が高い!ということに気づきました。

収穫ロボット1台で収穫作業3人分の働きをまかない、「ヒトの“ジカン”をつくりたい」想いで、農家さんのこれまで農作業に使っていた時間を休日としたり営業に力を入れていただいたり、技術向上の時間とする等、“選択肢”と“可能性”を届けることを始めました。

inaho()は収穫ロボットを開発していますが、販売はされません。

では、どうしたら収穫ロボットを使えるのか!?

その答えは、inaho()独自で始められたRaaS(Robot as a Servicce)モデル,.:+

RaaSモデルとは?

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購入とは異なり、導入費用0メンテナンス費用0最新パーツに交換することで性能が進化収量に応じて台数を増やすことができます。 

201810月から、佐賀県と栃木県で実証実験(収穫、自立走行)を始め、

20193月からは、佐賀県周辺で実証実験(長時間、高負荷、環境耐久)を行い、

2020年からは、佐賀県と福岡県で順次本格稼働を進めています。

2021年からは、九州エリアで数千台規模の本格稼働を計画!

※アスパラガス限定

実証実験を重ねることで、

・収穫率は50%~(両側採りの場合は、70%~)

・収穫時間は1本あたり15

・収穫時間は1反あたり68時間

・連続稼働時間は8時間程度

・夏芽のシーズンでも、親木を避けて収穫

(親木の後ろの収穫物にも回り込んで収穫)

これらのことができるようになりました。

まだまだ試行錯誤中ですが、今後、「ほ場や仕立て方ごとの差異データを取得」や「自動充電や自動かご交換など、仕組みを検討」」等を研究してきます。

 

<質疑応答>

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たくさんの質疑応答がなされ、参加者の関心の高さがうかがえましたヾ(v)k

現在はアスパラガスのみですが、今後、きゅうりやなす、ピーマンの実証実験を行う予定です。どの品目にするか、いつから始められるかは未定ですが、興味がある方は是非、inaho()さんへお問い合わせください。

他の品目(例えば露地野菜)は考えていないかを質問されましたが、ロボットは露地だと1秒で環境の変化を感知するため、全てのデータをAIに覚えてもらう必要があり、膨大な労力・コストがかかるため、今は施設園芸から開発を進めています。

ロボットは、環境の変化が少ない夜に作業することが適しています。

夜に収穫してくれて、朝、出社したら選別作業に入ることができたら仕事の段取りも大きく変わっていきそうですね!

スマート農業は日々、成長が早いです!

今回のinaho()さんの収穫ロボットも、実験を始めて2年で稼働が開始されています。10年後、20年後には人が作業していたことをロボットが代わりに作業する姿が出てくるのかも。

 

研修会の企画や当日の運営をしていただいた若手会員のお二人、お疲れ様でした。

畜産部門は11月頃、茶業部門は12月に開催を予定しておりますので、興味がある方は、案内が届きましたらご参加ください。

鹿児島県立農業大学校 就農・就業相談会

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!

 

831日(月)に鹿児島県立農業大学校で開催された就農・就業相談会の報告です。

当協会関係は下記のとおり19社が出席しました。

区分

会員名

肉用牛

()農業生産法人のざき

()福永畜産

()坂元種畜場

村商()

肉用牛・酪農

()カミチクファーム

養豚・茶

花の木ファーム

養豚・肉用牛

南州農場()

養豚

()大成畜産

野菜

()指宿やさいの王国

()たかとみファーム

()さかうえ

()大崎農園

野菜・養鶏

()コセンファーム

花き

()六田農園

()日野洋蘭園

()三和グリーン

()いろは農園有明

果樹

()誠晃

ゆす村農園()

 

午前の部の全体会では就農等に関する情報提供や就農等事例発表が行われました。

情報提供・・・農業法人における就業について

JAの事業と営農指導員の業務について

農業経営の第三者継承について 

 

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情報提供の次は、卒業生2名による就農等事例発表。 

1人目:森薗 知氏

平成21年度 農学部 果樹科を卒業され、農業法人への就職を経て、平成227月に自営就農を開始しました。

 現在は薩摩川内市東郷町で面積225a(ブドウ70a、きんかん15a、温州みかん20a、水稲120a)を営んでいらっしゃいます。

事例発表で後輩に伝えたいこと

・「太い人脈づくり」、「幅広いネットワーク形成」の重要性

・労働・従事環境づくりの重要性

・明確なビジョンづくりの重要性

・ビジネス意識の重要性

鹿児島県農業青年クラブ連絡協議会会長を務めていらっしゃり、当協会主催の農業法人ファーマーズマーケットとは一昨年から合同開催で「産直市」として出店されています。出店の際に、お話したことがありますが、その時から森薗さんは「熱い男!」という印象が強く、今回の発表の時も後輩に伝えたい!気持ちが伝わる語り方をされていました。

事例内容も、具体的なところにも触れていて自営を考えている学生に、とても参考になりました。

 

2人目:木幡 千星里氏

平成29年度 農学部 野菜科を卒業され、現在は()さかうえに就職されています。

事例発表で後輩に伝えたいこと

()さかうえを選んだ理由

・後輩へのアドバイス

木幡さんの農業に携わることになった経緯や、就職先を()さかうえに選んだ理由を軽快にお話され、後輩へのアドバイスでは、会社組織で働く上で欠かせない社会人としてのコミュニケーションの取り方や言われたことをするだけの作業員ではなく、考えて動ける社員になるための心得などを語ってくれました。

すごく分かりやすく、農業法人へ就職することをイメージできました。

 

午後の部の個別面談では、1階に畜産、2階に耕種と分かれてブースが準備され、学生と面談を行いました。

区分

会員名

写真

肉用牛

()農業生産法人のざき

 

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()福永畜産

 

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()坂元種畜場

 

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村商()

 

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肉用牛

酪農

()カミチクファーム

養豚

花の木ファーム

 

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養豚

南州農場()

 

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養豚

()大成畜産

 

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野菜

()指宿やさいの王国

 

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()たかとみファーム

 

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()さかうえ

 

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()大崎農園

 

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野菜

養鶏

()コセンファーム

 

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花き

()六田農園

 

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()日野洋蘭園

 

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()三和グリーン

 

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()いろは農園有明

 

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果樹

()誠晃

 

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ゆす村農園()

 

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今回の就農相談会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、元々は5月に予定していたところ7月へ変更になり、さらに831日へ再変更されました。

学生のために開催したい!けれど、学生の感染リスクを下げるには、外部の人との接触を控えたい、、、など、きっと学校側も苦渋の判断だったと思います。

だからこそ、例年とは異なる部分がいくつかありました。

1つ目は、農業法人は午後からの参加のみ

例年、午前の部の全体会から希望者は参加できましたが、講堂内の密を避けるために午後からとなりました。

2つ目は、午後の個別ブースでは各テーブルの出席者は最大2名まで

テーブルに3名座ると、飛沫対策として設置するシートからはみ出てしまうため2名までの限定となりました。

3つ目は、個別ブースはスペースを空けて配置

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4つ目は、飛沫対策シートの設置

透明で写真では分かりづらいですが、全ブースに設置されました。

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5つ目は、学年によって開始時刻をずらす

2年生は13時から、1年生は14時からの参加となりました。

最後は、 面談時間の設定

面談を15分して移動を5分で設定され、時刻になるとアナウンスが聞こえてきます。面談時間がバラバラだと、学生の行きたいブースが既に面談していると、終わるまで待ち時間がありました。時間を設定することで、今回は待っている学生をあまり見かけませんでした。

 

工夫を凝らして開催してくださった県立農業大学校さん、ありがとうございます!


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今年度は鹿児島県農業法人協会主催イベント“農業法人ファーマーズマーケット”が開催中止となりました。例年、県立農業大学校には協力していただき、学生さんは会議や当日の運営などに参加してもらっていたので、交流する機会が減ることがとても残念です。

その中でも、今回の就農・就業相談会が開催されたことが、会員にとっても貴重な時間になったので、引き続き、県立農業大学校とは交流を図っていきたいです。

今月の農業法人:寺田農園(株)

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の山野です。

今回は、鹿児島市の【寺田農園()をご紹介します。

 

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取締役の三窪浩二さんと社員の有馬義人さんにお話しを伺いました。

九州農林開発グループの関連会社である寺田農園()

三窪さんに取材対応をお願いしたところ、「会社のことを一番詳しく話せる!」と推薦された有馬さんのお二人にお話を伺いました。

寺田農園()HP

http://www.knk-g.com/?page_id=309

寺田農園()は、平成214月に法人化し、現在は役員5名、正社員4名、季節雇用数名で業務に励んでおり、経営規模は、オリーブ約4a2500本)、トウガラシ10a1000本)、ニンニク20a、サトイモ15a、ミカン1aです。全て露地栽培で行っています。

 

三窪さんは、入社12年目になります。

以前は、建築関係の仕事をされていましたが、会社が倒産しハローワークで探していたところ、寺田農園()を見つけました。実家が兼業農家で、面接の時に「草払いできる?」と聞かれ「できます!」と答えたことが採用のきっかけだったのではないか、と三窪さんは教えてくれました。

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有馬さんは、入社6年目になります。

以前はアパレル関係の仕事をされており、そこでは自然素材の商品を取り扱っていたので、自然が気になり始めました。会社を辞めてバックパッカーとしてアメリカに行った際にオリーブが印象に残り関心が高まりました。鹿児島に帰ってきてから、ハローワークで仕事を探していたら、たまたま寺田農園()の求人を見つけ「鹿児島でオリーブを生産しているところがある!?」と縁を感じて、すぐに面接を受け入社されました。

農業未経験で入社されたので、「昔ながらの一手間かかった作業方法を教えてくださるのがありがたい!」と語ってくれました。

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お二人とも異業種からの入社ですが、会社や仕事への愛情を感じました。また、入社されてから本格的に農業について学び始めたとは思えないぐらい、農業生産技術にも詳しく、話していると熱意が伝わってきます。


取材では、農場を3カ所回りました。1カ所目は、サトイモ!

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事務所から車で10分弱の距離で谷山インターが近くにあります。

サトイモは赤芽の品種を生産。「赤芽はおいしいからイノシシが大好物なんだよ~」と一言。

2カ所目は、オリーブです!

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ジブリ映画に出てきそうな農場ですね( ´艸`),.:+

どこまでもオリーブが続いているような、不思議な感覚でした。 

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オリーブは、南さつま市と共同栽培及び技術連携に関する連携協定書を締結し、13品種の栽培を実証しています。そのうち、寺田農園()では現在、8品種を栽培。

病害虫の発生に早く気づくために、幹が見えるように工夫も!

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今年は、豪雨が続いたため例年より収穫量は少ないですが、社員の提案によりオリーブの枝木を使った加工品作り等を始めました。

三窪さんから「オリーブの生産を始めた当初は、情報が少ない中、試行錯誤しながらで大変でした」と始まり、有馬さんが「三窪さん!あの話してもいいですか?」と!どんな話なのか伺うと、、、「オリーブの農場は、始める時にかん水施設がなかったので、水を汲むために地下7mまで手で掘り、ポンプを設置しました。その時は56名で10日間掘り続け、今でも使用しています。水が出るか出ないか分からない中、掘り続けることは本当に大変だったと思います。掘り続けてくださった三窪さんがいてくれたから、オリーブの生産が今でも続いていると感じています」

ただただ、単純にびっくりしました( ゚ω゚!!

これだけの広さでオリーブを生産されているので、設備が整った環境で始めたと思い違いをしていました。三窪さんは様々な経験を得た上での笑顔だったんですね!

また、オリーブ農場の一部ではアーモンドも栽培しています。

マカロンの材料としてアーモンドが使われており、お菓子屋さんからの需要が高いので、今後、栽培面積を広げていくか検討中です。

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最後は、トウガラシです。

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産学官連携で鹿児島大学と共同研究を行っているトウガラシは、9品種栽培した結果、現在はハバネロに絞って生産しています。ハバネロは超激辛種として知名度があるので、鹿児島県産をアピールしてブランド化を検討されています。

鹿児島市内の飲食店の方が、「近々激辛ブームがきそうだ」と考え、鹿児島県産激辛商品を作りたい!と問い合わせがあり、鹿児島大学を通じてハバネロを提供し、「デスデスソース」を開発され、加工原料や食材等としての流通を開拓中です。

農場をまわる時、駐車する場所をどこにしたらいいのか迷うのですが、お二人は早めに合図を出してくださったり、バックの時も指示を出してくださったり等の細かな気遣いがキラリと光っていました。

気遣い溢れる寺田農園()さん!三窪さんに会社の一押し情報を伺うと、『社員のチームワーク』と教えてくれました。チームワークを作るために日頃から、社員の健康管理や働きやすい環境作りを心がけていらっしゃいます。

以前は、採用しても作業がきつく辞めていく人も多かったので三窪さんは、「なぜ辞めるのか?自分の指導方法が間違っているのか?」等について考えました。その頃から、会社の雰囲気を良くしようと環境づくりを始めました。

三窪さん自身は仕事に慣れているので作業中にキツいと思っていなくても、周りを見て他の社員が疲れてきているな!と感じたら、「木陰で休憩いれようか~」と声をかけるようにしています。「その時に30分くらい休憩したところで作業効率は落ちないけど、無理して体調を壊し休むと会社としても困るし、休んだ社員が次は休み辛くなってしまうので、声をかけるようにしています。キツいと感じている社員が1人だけ休憩とるのは気まずく感じるようなので、休憩する時は全員でします。最近では、社員からも『休憩しませんか?』と言われることもあるので、社員からも言いやすい環境ができてきているな、と実感します」と教えてくれました。

三窪さんは社員の指導を行っていますが、

①メモを取らない

②動作がゆっくりでやる気があるか分からない

③説明し返事をしてくるが、理解していない

入社したばかりの上記のような社員に対して、1年目は出社してもらい楽しいと思ってもらうように心がけ、危険が伴う仕事のときは理由を添えて強めに指導するが、それ以外には実践しながら学ぶ方針で育てています。

例えば、社員が物産館などへ初めて納品する時は店舗も見て回るようにします。陳列の仕方や同じ品目の値段、品質を見て情報を収集することも勉強になることを伝えています。

2年目に入ると、経営面や出荷の仕方など内容を深めて伝えていきます。そうすると、1年目で説明はしたけれど何となく実践していたことに対して社員から疑問が出てきて、1年目より2年目が質問してくることが増えるようです。

「一人ひとりにあった指導法を考え取り入れたことで、だんだんと意見が出てくるようになるので、社員のためにもなるし、自分自身も指導することについて学ぶことができ、会社としても発展することができます」と笑顔で話してくれました。

三窪さんの指導を受けた有馬さんからも、「社員の意見を取り入れて試させてくれ、チャンスをくれる会社です」と笑顔!

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2人の雰囲気が伝わってきますヾ(v)k

三窪さんが環境づくりに取り組んだことで、三窪さんとだけでなく社員同士でも農場への移動中に仕事の質問や意見交換が活発に行われるようになりました。

会社の一押し商品は、ニンニクです!

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  大きいサイズで、販売しているAコープ(桜ヶ丘店、松元店)や物産館(七ツ島)、おいどん市場谷山館で人気です,.:+

最後に、三窪さんからは「自分の一存では言えないけれど、オリーブを生産し始めて、課題はあるが利益がでないから止めるのではなく、可能性はまだまだあるので生産を続け、需要に応えながら商品化していきたい!」と、有馬さんからは「寺田農園()では、トウガラシやニンニクを生産しているので、オリーブと交えたスパイスの加工品を開発するなど、オリーブの活用法を広げていきたい。消費者の皆さんにオリーブを身近に感じてもらえるようになりたい!」と意気込みをいただきました~ヽ(●´∀`●)

寺田農園()さんへの訪問は4年前の1回だけでしたので、会社のことを詳しくお話いただくのは初めてでした。社員のチームワークの良さや三窪さんの環境づくりをとても大切にされている様子や、社員から意見の言いやすい会社の雰囲気が伝わりました。 

三窪さん!有馬さん!

長時間の取材へのご協力ありがとうございました。

令和2年度 人材育成研修会

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の山野です。

令和273日(金)に人材育成研修会をマリンパレスかごしまで開催し、32名の方々にご参加いただきました。


<主催者挨拶>

肥後隆志会長より御挨拶

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<研修>

演題:「コロナ後の時代」に習得したい従業員採用のポイントと組織を強くする採用力

講師:()inspire 代表取締役 中重 修作氏

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今回は、経営者・幹部(農場長等)を対象に開催しました。


研修会の内容

1 人材採用を取り巻く環境

2 現在の採用手法について

3 採用ターゲットの明確化

4 人材採用の重要性

5 組織を強くする採用力

上記5点について講演! 

1 人材採用を取り巻く環境」では、鹿児島県の有効求人倍率は、昨年と比較し急速に下がってきているものの、10年前、5年前と比べると、まだまだ人手不足の環境が続いています。

そこで、求職者の動向として、転職のきっかけや転職先を選ぶ際に重視するポイント、入社の決め手等について、アンケート調査を用いて読み取っていきました。転職希望者の転職理由にはそれぞれ背景があり、求職者の望みに対応できる職場環境を整えることが定着へ繋がります。

農業は、第一次産業であり、採用市場においては“不人気業種”と認識されています。「重労働・収入が不安定・汚い」等のイメージの払拭を自社として、地域や行政とタッグを組んで長いスパンで取り組んでいくことが必要だと考えられます。

 

2 現在の採用手法について」では、多様化する採用手法や初めて勤務した会社をやめた主な理由、多様化する求人広告、求人市場全体の動向が紹介されました。今年は、関東や関西の大手企業の多くが採用を行わないことを発表していることから、高卒者の県外流出都道府県1位の鹿児島県としては、高卒者が県内に残る可能性が高い年であり、高卒採用の日程変更もあり今からでも採用のチャンスがあるとお勧めされました。ただし、「必ず採用できる!」わけではないので、採用に結びつけるためのポイントも併せて紹介されました。

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3 採用ターゲットの明確化」では、各社によって求めている採用ターゲットは異なるため、下記のペルソナ分析を用いて整理していきました。ただし、必須条件が多いほど難易度があがるため、理想と現実の間でどうバランスを取るかが重要です。

 

経験・スキル・知識・技能

タイプ・姿勢・思考・価値観

必須

 

 

 

 

歓迎

 

 

 

 

自社が求める採用ターゲットを決めたら、次は採用ターゲットが「何故、転職しようと考えているのか(転職理由)」を考え、転職理由を解決する自社の強みを考えます。採用ターゲットの転職理由と、自社の強みの共感の接点をどれだけ具体的にできるかが、定着率に係わっていきます。

自社の強みを整理する際に、参考として下表について紹介されました。

目標の魅力

理念・ビジョンへの共感

戦略の将来性

構成員の魅力

風土の親和性

人材・人間関係の豊かさ

活動の魅力

仕事・ミッションの醍醐味

事業・商品の特徴・競争優位性

特権の魅力

職場環境・勤務場所の利便性

制度・待遇の充実度

項目ごとにチェックリストがあり、転職者目線で自社の魅力を整理できます。

4 人材採用の重要性」では、採用の背景について「何故、採用するのか?」、「採用目標人数は明確か?」、「人材確保に伴う売上拡大は見込めているか?」、「現状の人手不足の解消の方は、そのままでいいのか?」等を問い、組織図に年齢を記入して5年後、10年後を想定して考える必要性を示されました。

5 組織を強くする採用力」では、「採用力=企業力×労働条件×採用活動力」を紹介し、キーワードごとに掘り下げて説明されました。

 

採用について漠然と考えていたことを、一つ一つ整理し効果的に採用するために必要なことを盛り込んだ講演となりました。採用について、実施した対応策がすぐに結果に結びつくことは稀です。採用ターゲットを明確にすることや採用力を見直すことで、今、働いてくれている従業員の転職を防ぐ効果も期待できます。従業員を大切にしながら、会社の経営戦略として何年後に何名、スキルはどれぐらい必要か等を考え、採用を計画的に行っていくことが必要だと感じました

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<情報提供>

研修後の情報提供では、鹿児島県農政部農政課より黒鳥和也技術補佐にお越しいただき、「新型コロナウイルス感染症を影響を受ける農業者等への支援策」について、公募期間、支援対象、申請先、相談窓口、県庁担当課をまとめた資料をもとに、共通部門、耕種部門、畜産部門に分けて説明されました。

当協会会員向けには、「新型コロナ対策」と記載して関連情報をこれまでに11報まで提供しました。国の支援策等についての情報を迅速にお届けしています。今回の県庁農政課からの情報提供内容も、参加しなかった会員へも共有するため既に通知しています。

 

鹿児島県農業法人協会に関心がある方は、事務局(099-286-5815)まで是非、お問い合わせください。

今月の農業法人:(有)ヤブサメファーム

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の山野です。

今回は、いちき串木野市の【(有)ヤブサメファーム】をご紹介します。

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代表取締役の鏑流馬 重信さんにお話を伺いました。

鏑流馬さんは、当協会の理事を平成30年度まで14年間務めていただきました。研修会や理事会でお話しさせていただきますが、改めて今回、鏑流馬さんの鶏に対する想いを伺うことができました

早速、(有)ヤブサメファームさんをご紹介します!

(有)ヤブサメファームは現在、役員2名、正社員12名、常勤パート10名、外国人技能実習生3名の27名で業務に励んでおり、経営規模は、採卵鶏3万羽、地鶏5,000羽です。

(有)ヤブサメファームでは『ごいし鶏』と『黒さつま鶏』を生産しています。

ごいし鶏の正式名称は横斑ブリマスロックで、1874年にアメリカで公認された品種ですが、明治時代に日本に輸入されて以降、食用・産卵用鶏として飼育されます。この鶏には、黒色の羽と白色の羽があり碁石に似ていることから、『ごいし鶏』となったことを教えてくださいました。

また、黒さつま鶏は、ごいし鶏と薩摩鶏を掛け合わせた新しい地鶏です(*^o^*)かごしま黒豚・鹿児島黒牛と並んで「第3の黒」として、鹿児島県が推奨する黒さつま鶏の肉は、弾力があり、アミノ酸などの旨味成分を多く含み、ジューシーさが特徴です。

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鏑流馬さんのご両親は、養鶏や果樹、施設野菜、稲作、苗木など幅広く営んでいらっしゃり、重信さんは高校卒業と同時に家業に入りました。

生産品目が多かったため、お父様と分担し、養鶏以外を担当されていましたが、昭和38年頃より養鶏を専業で営む農家が増えていく流れの中、鏑流馬さんとお父様でお話され、徐々に養鶏へ絞っていきました。養鶏の規模が大きくなり、次第に忙しくなってきたのを機会に、お父様と鏑流馬さんで分担していた担当を交代し、そこから養鶏に深く携わることになりました。

施設野菜を担当されていた昔は、「ハウスが無かった頃は障子に油を塗って、床をあげて温度管理をしてたよ~。」と懐かしさを思い出した眼差しで教えてくれました。

鏑流馬さんが主体となって養鶏を営むうちに、法人化したほうが融資面などの様々な面で有利なことや地域の先輩から戦略的な農業に取り組むために必要だと勧められたこと等により、()ヤブサメファームとして平成10年7月に法人化されました。

鏑流馬さんは、日頃から「鶏のことを想った分だけ成果があがる。想った分だけ鶏にも伝わる。鶏から食べさせてもらっている気持ちがある。」と鶏に対する愛情を語ってくれました。

鏑流馬さんの鶏への想いは、飼料、鶏舎など様々なところで感じることができました。

(施設内には特別に許可をいただき入りました。)

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(有)ヤブサメファームの取り組みをご紹介します。

鶏舎は木で作る

○鶏舎の床の下には炭を使う

鶏舎内の止まり木を作る

鶏舎の屋根に太陽光発電を設置

自社配合飼料を使う

特に飼料作りにはこだわりがあります!!

飼料には、麹菌や檜のバクテリア、土着菌、乳酸菌などを加えています。

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(有)ヤブサメファームさんの特徴として、「化学薬品に一切頼らない!」としており、飼料を配合する前に、それぞれの薬抜きを行います。

例えば、米ぬかはガス抜きし、最終的に攪拌(かくはん)して薬を抜きます。

手間はかかりますが、本気で向き合うことは時間がかかり、納得できる飼料を作ることが鶏の健康に繋がります。

他にも、卵黄油を作る際に白身が残りますが、それも加工して飼料に混ぜます。

鶏の健康のためには、鶏が運動できる環境を作ることも必要ですが、食べるもの飲むものが大切なので良い飼料づくりは欠かせません。

鶏が健康になることで、病気にかかることがないので薬を使うこともなく、穏やかな性格になり、今まで一度も黒さつま鶏をデビーク(嘴(くちばし)の切断)したことがありません。

他にも、鏑流馬さんの「安心・安全」はひと味違います!

「消毒は悪い菌をやっつけてくれるが、良い菌はまで一緒に無くなってしまう。消毒を行うことより、病気にならない鶏を育てることが安心・安全に繋がる。」とおっしゃる鏑流馬さん。

鶏舎の床はもみ殻、そば殻などを入れ、それに土着菌を加えた発酵床にして、微生物の力を借りながら鶏の免疫力を高めており、化学物質を一切使いません。

さらに鶏舎は二酸化炭素を排出せず環境に優しいエネルギーである太陽光発電の設備が整っています。

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こちらは卵の鶏舎です。

鳴き声がおしゃべりをしたり歌っていたりしているみたい♬と鏑流馬さんに伝えると、「しゃべりかける声の大きさと同じ大きさで返事してくれるよ~叫び声に対しては大きな鳴き声で張り合ってくる」を笑顔で教えてくれました。

最後は、卵黄油を作るところへ!

効果を高めるために、壁や天井、床も炭で作った建物です,.:+

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「卵黄油」とは?

鶏卵の黄身だけを強火にかけ、長時間かき混ぜると、黄身がぼろぼろになり、焦げた黄身を取り除くと黒くて粘りのある油ができます。

レシチン(ホスファチジルコリン)が豊富に含まれています。卵黄油を摂取することで、卵黄レシチンが脳内に入り、アセチルコリンの増加に役立つことが分かっています。他にも若返りのビタミンと言われるビタミンEが含まれています。(有)ヤブサメファームはこの卵黄油を加工して健康食品のサプリメントとして販売されており、人気の商品です。

卵黄油は自宅でも作れます(^▽^)

「卵黄油 作り方」で検索するといくつかのサイトがでてくるので、興味を持たれた方は、是非、ご自宅で作ってみてください

細部までこだわる(有)ヤブサメファームの地鶏や卵は、直売所で購入できます!

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直接お店へ行けない方は、HPで商品紹介を見て電話注文も可能です。

(有)ヤブサメファームHP(http://yabusame-farm.com/

他にも、鹿児島市内在住の方は、下記店舗で取り扱っていらっしゃいますので、お買い物される時探してみるのもお勧めです( ´艸`)

現金問屋あけぼの

城山ストア

スーパーハルタ

山形屋ストア   等々

最後に鏑流馬さんより一言!

「食を本当に考えれば健康になれる!元気で過ごすために、本当にいい物を知って食べてもらいたい」、「高校を卒業してから現在まで50年以上も養鶏に携わっていて苦労を感じたことはない!本気で鶏と向き合い、本気で取り組めば、どんな事もできるし、面白い!」と答えてくれました。

鏑流馬さん!社員の皆さん!

取材へのご協力ありがとうございました。

端から端まで余すこと無く取材させていただき、初めて知ることも多く、鏑流馬さんの鶏に対する熱い想いを感じることができました


【番外編】

取材終わりに味付け卵の試食をいただきました( ´艸`)

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とっても美味しくて、ペロッと4個いただきました,.:+

鏑流馬さんが「もっと食べる?」と聞いてくれましたが、遠慮して、、、家に帰ってから、おかわりすれば良かった~と後悔ω・`)

鏑流馬さんは味付き卵を作る際に、ゆで卵の殻剥きを担当されています(笑)

1日5~6個は食べるそうで、家族・従業員分まで考えたら大量の殻剥きが必要ですね!

(公社)日本農業法人協会 第7回次世代農業サミット

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の山野です。

令和2年2月18日(火)~19日(水)に福岡県で(公社)日本農業法人協会主催の第7回次世代農業サミットが開催され、約200名の方々がご参加されました。

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鹿児島県農業法人協会からの参加は下記のとおりです。

()指宿やさいの王国

()上室製茶

〇鹿児島堀口製茶()

()オキス

 

【1日目(2月18日)】

<開会・あいさつ>

主催:(公社)日本農業法人協会 会長 山田 敏之氏

新型コロナウイルスによる感染拡大の影響などを踏まえ、各社がどのように捉え、経営に取り入れるか考える必要や、本サミットを通じて学んだことを自社の経営にいかに反映させるか考えてもらいたい。(公社)日本農業法人協会では政策提言を行っており、政策は現場の意見をくみ取っているが、それを使いこなす能力を上げていかないといけない!等、若手へ向けた激励を中心とした挨拶をされました。

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実行委員:次世代農業サミット実行委員会 実行委員長 鈴木 貴博氏

新型コロナウイルスによる感染拡大の影響を考慮し、本サミットの開催についてギリギリまで実行委員会と事務局で悩んだが、こうして多くの方に参加していただけたので開催して良かった。

自然災害なども含め、どこかの地域で良ければどこかの地域が悪いということが起こるが、自分のところだけ良いのではなく、みんなで成長して大きくしていきたい!更なる発展で日本全体の農業を大きくしていこう!等、若手同士の絆を深め発展していきたい熱意が溢れる挨拶をされました。

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来賓:九州農政局 局長 横井 績氏

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<アイスブレイク>

九州推進メンバーの()KARATSU TACHIBANA 上野 勉氏とシセイ・アグリ() 衛藤 勲氏より説明

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本サミットではグループ討議が多いので、グループの方と緊張をほぐすために研修に入る前にアイスブレイクを取り入れています。今回は、指二本だけでA4用紙をバトン代わりにして、グループ対抗リレーを行いました。始める前にグループ毎に作戦会議の時間を設けていて、それぞれアイディアを出し合いまいた。

<参加者自己紹介>

アイスブレイクで緊張をほぐし、グループ内で自己紹介!

<基調講演>

1日目のテーマは『新たなる物流革命』と題して、3名の講師が基調講演を行いました。

講師:ヤマト運輸() 伊藤 匡氏 

「農産品物流の効率化に向けて」

講師:()物流革命  村山 修氏 

「農産物等の共同物流・共同配送の取組み」

講師:流通経済研究所 折笠 俊輔氏 

「農業経営を物流視点で考える

~サプライチェーン視点で生産と販売をとらえる~」

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ちなみに、鹿児島県農業法人協会では1月17日(金)に第8回食と農を結ぶ交流フォーラムを開催した際に、「物流」をテーマにした講演でヤマト運輸()の小池氏と流通経済研究所の折笠氏にご講演いただきました(*^o^*)詳細は同HPでご確認ください

物流業界では高齢化によるドライバー不足や、集荷・納品作業による長時間拘束される労働等が課題とされています。課題に対する解決策をそれぞれの視点で提案や情報を提供いただきました。

<実行委員長より構想発表>

次世代農業サミット実行委員長()鈴生の鈴木氏は、自社で運送会社を立ち上げるなど、物流課題に対して積極的に動いています。発表の中では、本サミット1週間前に出来上がったばかりの自社の運送会社の決算書をスクリーンで説明されました。

実際に自社で運送会社を行うことの課題等をあげ、グループ討議で検討してもらいたいことをいくつか提案されました。

・県内で荷物をまとめて出荷することを講演で紹介されたが、都市圏から地方への出荷は可能なのか?

・本サミットの参加者で物流拠点にできるところはないか?

・地方市場(仲卸)を物流機能として運営・場所借りすることはどうか?

・どりあえず自社の抱える運送の悩みを全てだしてみましょう

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<グループ討議>

講演を聴いて、実行委員長の発表をうけて、各グループで討議されました。

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<パネルディスカッション>

パネラーは講師3名(伊藤氏、村山氏、折笠氏)

参加者代表(鈴木実行委員長、小田副実行委員長)

司会者(熊本氏)

パネルディスカッションの前に休憩時間を設けてあり、講演に対する質問やグループ討議の中で解決策が出せず講演者からアドバイスがほしい時は、次世代農業サミットのLINEでその場でメッセージを送り、届いたメッセージをもとにパネルディスカッションが行われます!
次世代農業サミットならではの仕組みですが、スピード感がありますね,.:+

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ディスカッションでは、パソコンをスクリーンに投影し、パネラーのお話に合わせ画面を切り替えていきます。話を聞くだけでなく、見ることで理解しやすかったです!

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~一部紹介~

課 題:今後、5Gや自動運転などが始まることで、物流価格が下がる!?

伊藤氏:今と同じことを行うのであれば、人件費が下がることないので、物流価格も下がることはない。テクノロジーを使い、人件費が削減できるのであれば可能性はある。

村山氏:トラックが1日2トン車で3万円という価格設定は変わらないが、1回転を2回転にすれば1回当たりの運賃は下がる。仕組みを変えて物流価格を下げる努力が必要。5Gは情報伝達等の技術改革なので運送より、市場のライブ配信などで活用していく予定。

折笠氏:荷主の集荷時刻や卸先の納品時刻に幅を持たせる等の努力で、お互いが協力していけば物流価格は下がる。また、パレット使用の普及が必要。

レンタカーを使った方が運賃と比べ安価になることもあるので、多様な可能性を比較し取り入れていけば下がる。

<情報提供>

()くしまアオイファーム 奈良迫 洋介氏

ナフィールドへ参加された経験や次回の応募方法をご紹介されました。

※ナフィールド:65年の歴史と1,700人ものネットワークのある国際農業奨学金制度。現在は世界中から年間80人程度のスカラー(奨学生)が選出され、2年間にわたり世界6大陸を世界編成チームで旅をし、先進的な農業技術や文化を研修するものであり、その国の農業を支える中心的なリーダーを養成するプログラム。

詳細はHPでご確認ください(https://www.nuffield.jp/

<交流交歓会>

第7回目ということもあり、馴染みのメンバーに会える喜びで交流会は終始盛り上がりました若手のネットワーク構築が着実にすすんでいます!

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【2日目(2月19日)】

<アイスブレイク>

昨日とはグループが異なるため、研修前にアイスブレイク!

交流交歓会で更に絆が深まり、会場の活気を感じました~

<参加者自己紹介>

もちろん、初めましての方もいらっしゃるのでグループ内で自己紹介を行います。

<基調講演>

2日目のテーマは『海外への挑戦』と題して、5名の講師が基調講演を行いました。

講師:()くしまアオイファーム 池田 誠氏

「強い農業はこえていく」

講師:()みやぎ農園 小田 哲也氏

「みやぎ農園の取り組み~ブータンでの技術移転からさらなる展開へ~」

講師:()轍 江口 慎一氏

「海外への挑戦:海外へ売り込め!~ボーダレスの時代を生きる~」

講師:鹿児島堀口製茶() 堀口 大輔氏

「自社の海外展開事例」

講師:アグリコネクト() 熊本 伊織氏

「農業者の海外進出プロジェクト事例」

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開催案内や資料に記載されていなかったのですが、鹿児島堀口製茶()の堀口 大輔さんが登壇されました!

<グループ討議>

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<昼食・休憩>

昼食前にアンケートとPRシートを記入しお弁当と交換です。PRシートには、経営概要を記入しますが、最後に参加者自身のことを記入する欄があり、ここを見て実行委員会で次のテーマ選択や講師選びの参考にします。

お弁当を食べながら、講師への質問等をLINEで送信!

スクリーンには、本サミットの動画や協賛企業のCMが流れていました(Д)大きいスクリーンで流れると迫力があり、ついつい見てしまいますね。

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<パネルディスカッション>

パネラー(池田氏、小田氏、江口氏、堀口氏)

参加者代表(三浦副実行委員長、吉見副実行委員長)

司会者(熊本氏)

こちらも1日目と同様に、休憩中に届いたLINEメッセージをもとにディスカッションが進められました。

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~一部紹介~

課 題:輸出のパートナーはどうやって探して、どんなところと組んでいる?外国の商社が多いのでしょうか?

堀口氏:商社とは組んでいない。日本での取引先のメーカーさんで海外事業部等があるところと一緒に輸出している。

池田氏:農水省HPに商社一覧が掲載されているので、掲載されているところ全てに電話をかけた。商社の立場でも考え、お互いに商売が成り立つ相手を探した。

基本、一緒に食事やお酒を飲んで、仕事以外の会話をすることで相手の人柄を見て仕事をするか判断している。

熊本氏:代理営業マンのような仕事が現地にあり、リーズナブルに利用できる。そういった方の仕事は、月曜日はA社、火曜日はB社の代理人として働くようなイメージで考えてもらえば分かりやすい。

研修の最後には、講師へ山田会長より感謝状の贈呈。

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堀口さんは急な登壇だったため、熱い握手を、ギュッと。

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<閉会>

あいさつ:(公社)日本農業法人協会 副会長 嶋崎 秀樹氏

次世代を担う参加者へ強い想いが込められたご挨拶で閉会となりました。

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第1回に参加した時も、参加者の熱気や研修内容・すすめ方などに衝撃を受けました。今回、九州で初開催ということで久しぶりに参加しましたが、更にパワーアップ!参加者同士の繋がりも回数を重ねる毎に深まり、研修のテーマが定められ、LINEやスクリーンの活用など理解しやすい工夫された研修会でした。

また、全国の若手農家さんとお話したい!と思っている方にはとてもお勧めです。

令和2年度は7月21日(火)~22日(水)に仙台国際センターで開催予定です!

開催案内が届き次第、会員の皆様へ御案内します。

ご興味がある方は鹿児島県農業法人協会事務局へお問い合わせください。

加入推進交流会(志布志会場)

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の山野です。

令和2年2月26日(水)に加入推進交流会(志布志会場)を国民宿舎ボルベリアダグリで開催し、24名の方々にご参加いただきました。

<あいさつ>

坂上 隆副会長より本日の交流会の目的などご紹介いただきました。

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<自己紹介>

参加された方々に経営規模などを含め、簡単に自己紹介をしていただきました。

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<鹿児島県農業法人協会の活動内容・魅力について>

事務局より、当協会の目的や組織概要、令和元年度の活動内容について紹介しました。

会員以外の方へは活動内容を知ってもらいたい!という目的もありますが、会員の方にも、会員サービスをしっかり発信することができました,.:+

坂上副会長より、会員視点の当協会の魅力などについて紹介いただきました。

大きく2点!

①交流が図れる!

同じ農家同士はもちろん、賛助会員等の異業種交流や事務局連絡会構成機関・団体等の関係者の方々からも有益な情報を得られます(*^o^*)

②政策提言を発信!

(公社)日本農業法人協会は毎年、会員からの意見を取りまとめ政策提言として国へ提出しています。現場の意見を発信する絶好のチャンスです。

他にも、会員の課題に対応した研修会等を実施しております。1年間を通じて、会員さんの経営発展ステージに応じた研修内容となっています。

研修の対象者も経営者向けのものから社員向けの内容等、多岐にわたります。

 

<質疑応答・意見交換>

会員の皆さんから、当協会に加入して実感したメリット等のお話や、会員以外の方が今、抱えている課題などについて意見交換を行いました! 

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参加者の皆さんの距離が少しずつ縮まってきました~!

 

<情報提供>

当協会の魅力の一つとして、情報発信があります。

事務局連絡会構成機関・団体には、下記9つの機関・団体がおり、それぞれの分野で農業法人向けの事業や支援活動を展開しています。

・鹿児島県農政部経営技術課
・鹿児島県農業協同組合中央会
・鹿児島県経済農業協同組合連合会
・鹿児島県信用農業協同組合連合会
・(公財)鹿児島県地域振興公社
()日本政策金融公庫
()鹿児島銀行
・(公社)鹿児島県農業・農村振興協会
・(一社)鹿児島県農業会議

今回は、鹿児島県から「農業おたすけselect情報」、(公財)鹿児島県地域振興公社から「農地バンク事業(農地中間管理事業)」、()日本政策金融公庫鹿児島支店から「スーパーL資金」や「トライアル輸出」支援、(公社)鹿児島県農業・農村振興協会から「鹿児島県農業労働力支援センター」等の事業についてご紹介いただきました。

 

<交流会>

ここからが本番です( ´艸`)

一緒にお酒を飲むことで仲が深まるという話を聞きますが、実感できる交流会でした。

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最初は、それぞれの席で食事を楽しんでいましたが、時間の経過とともに片方に集まって、会話が盛り上がりました。

とても楽しい時間を過ごすことができました,.:+

会員以外の方へ相手の経営や現状の課題を聞き取り、会員さんが、ご自身の経験をもとにしたお話を当協会の活動内容に触れつつお話されていました。

締めの挨拶は、参加者で一番若いはちみつ西垂水養蜂園()の西垂水 潤さんが行いました。

20歳ということで、先輩方の前に挨拶することに緊張されていましたが、堂々とお話されました!

周りも温かい雰囲気で見守っています。

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参加された会員以外の方から後日、「農業法人協会って6次産業化されている方が入会する組織だと勘違いしていました。入会して色々と学ばせていただきたいです」と連絡をいただきました。

協会の魅力や具体的な活動内容について理解を深めていただけるよう、そして、このような活動を必要としている方が加入され、経営を発展されることを願っています。

これからも周知活動も続けていきたいです。

ご興味のある方は鹿児島県農業法人協会事務局へお問い合わせください。

今月の農業法人:川原和牛牧場(株)

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の山野です。

 今回は、伊佐市針持の【川原和牛牧場()をご紹介します。

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代表取締役の川原 慎一郎さんと奥様のきよ子さんにお話を伺いました。

川原さんとは、研修会や他事業等でお話したりすることはありますが、今回のようにじっくりと経営のことについてお話することが無かったので、川原さんの新たな一面を知ることができました
早速、川原和牛牧場()さんをご紹介します!

川原和牛牧場()は現在、役員3名、正社員1名の4名で業務に励んでおり、肉用牛(繁殖)と家畜人工授精業務を営み、経営規模は、生産牛70頭で1年間に子牛約60頭を販売されています。

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川原さんは、希望する大学への進学ができなかった時に、自分がしたいことは農業だと考え、農業の世界へ飛び込みました。

ご両親は兼業農家として畑作や養豚等を営んでおり、川原さんが就農したタイミングで和牛を開始。川原さんは専業農家になるため独立しました。

独立後、個人経営で続けていくことに行き詰まりを感じ、3年間、法人化の勉強会等に参加し法人化することで経営移譲や支援を受けやすい等のメリットについて理解することができたので、平成28年10月に法人化しました。

~農場の紹介~

牛舎は2棟あり、1つ目の牛舎では出産直前の母牛、出産して2ヶ月以内の母牛、子牛を管理し、2つ目の牛舎では妊娠中の母牛を管理しています。

今回は、1つ目の牛舎をご紹介!

まずは、出産直前の母牛エリアを見ていくと、、、

 

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取材した時の朝に生まれたばかりの子牛が!!

近づくとお母さん牛が、子牛をガードしています( ´艸`)

私(敵)から守っているんですね,.:+

次は子牛エリアへ!

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生後1年未満の子牛が、まだまだ寒い日が続くので洋服やマフラーを着けています(*^o^*)色々試した結果、「今着ている洋服が丈夫でデザインが可愛い!」と、きよ子さんのお勧めです。

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洋服やマフラー可愛いですね!と、お話していたら、脱走!!!

川原さんが「よくあることですよ!」と軽やかに柵の中へ!さすがです

最後は、市場出荷を待つ子牛エリアへ!

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近づくと、寄ってきてくれます!

天パの牛さん発見!可愛いですね~

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牛舎を回ってみて、3つ気づきました。 

1つ目は、1つ1つの寝床が広い!

2つ目は、においがしない!

3つ目は、スマート農業取り入れている!?

すぐに、川原さんへ質問すると教えてくれました。

牛舎は「飲めるほどに、寝れるほどに」を実践できるように、水は人でも飲める水を準備し、寝床は人が寝られる清潔さを保つように心がけていらっしゃいます。

ちょうど、取材中に社員さんが掃除していました。

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牛舎へのこだわりは、会社の方針である「牛の持った能力を引き出させる」ために、牛が健康に過ごせる牛舎の環境作りが必要です。

繁殖は技術も必要ですが、母牛の能力を目一杯引き出すことで、分娩間隔を短くし、子牛の売上げを伸ばすことができます。まだまだ牛の能力は伸びしろがあるので、今後もこの方向で取り組んでいきます。

最近では、「自分たちの食事用に麹を取り入れていたら体の調子が良かったので、きっと牛にも良いと考えた。いろいろ調べて、餌に麹菌を混ぜてみたら、病気や下痢が減ったので薬がいらなくなりました~~」ときよ子さんが笑顔で教えてくださいました。

規模はそのまま、内容を充実し、しっかり稼げる会社にすることが会社の魅力だと思い、環境作りを行っています。

併せて、地域に向けて「農業があって良かった」と言ってもらえるように清潔にしている面もあります。

 

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牛舎はもちろん、牛舎まわりを明るい雰囲気にするために、畑の土手も意識して草刈りを行ったり、竹藪だったところを切り開き、コスモスやひまわり、スイセン等の四季の花を植えたりしています。通りがかりの方に「ホッ」と感じてもらえるようにと始めたところ、最近では「綺麗だよね!」や「種子を分けてください」と声をかけて頂くことも増え良い方向に進んでいます。

※取材日は花が咲いていない時期でした。。。残念ですが、花が咲いている時に見学する約束をしてきました~♬楽しみです( ´艸`)

もう一つの気になった「スマート農業取り入れている!?」は、こちらです

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川原和牛牧場()さんでは、監視カメラ、分娩監視装置を取り入れています。

分娩監視装置では、分娩の時間が計算できるようになりました。取り入れる前は、そろそろかな?という時期になったら2時間おきに牛舎を見回りしていましたが、装置のおかげでその時間に牛舎へ向かうだけで済み、外出している時でも、大体の時間が分かれば他の人へお願いしやすくなりました。

川原和牛牧場()の課題として、川原さん自身が全てを掌握しているため、それ以外の人では対応できない状況が起こることだと考えていました。

そこで、課題を乗り越えるため、スマート農業を取り入れ「見える化」することにしました。

また、装置を使うことで、未経験者や若い人が出来るようにすることで、会社へ呼び込むことができないか考えていました。

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川原さんは、「おだやかに、じっくりと育つ会社にしていきたい。伸びしろを常に感じることができる農業にしたい。つっぱしるだけでなく、こういうゆるやかな方向性もあるんだな、と知ってもらい、やりたいことができる会社にしたい。やりようによっては、いくらでもできる!」と会社の展望を語ってくれました。

きよ子さんは、「若い人たちに、川原和牛牧場()のような農業ならやってみたい!と言ってもらえるようにしていきたい。農業は品目を変えたり、規模を変えたりと形を変えることができるから、自分のリズムに合わせて働けるので生活もやりくりできることが農業の良さだと思う」と笑顔で語ってくれました。

最後にお二人で「ちょっと変わった会社だよね~(笑)」と笑っていました(*^o^*)

川原 慎一郎さん!きよ子さん!

取材へのご協力ありがとうございました。

和やかな雰囲気の中、温かく迎えてくださり、牛だけでなく私もゆったりとした時間を過ごすことができました

<番外編>

取材中、笑顔を絶やさずたくさんの事を教えてくださいました。

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元竹藪のところに今回は花が咲いていなかったので、お二人で花が咲いている時の写真はないかと、探してくださいました。

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本当に仲が良く、素敵なご夫婦です。

牛舎をまわる時も、写真では後ろ姿ですが、子牛へ愛情たっぷりのまなざしを向けていました,.:+

就農FEST大阪

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局担当の山野です!

2月8日(土)に大阪市「グランフロント大阪南館」で開催された、㈱マイナビ主催の「就農FEST大阪」に参加しました。

今回は、鹿児島県特設会場を設け来場者へPRしました。

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鹿児島県農業法人協会からは、下記5社が参加しました。

今回は新型コロナウイルスの発生に伴う感染予防対策として、主催者よりマスク着用を義務づけられました。

 

 ○㈱カミチクファーム

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〇㈱日野洋蘭園

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()コセンファーム

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○鹿児島堀口製茶()

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〇(株)オキス

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自社の資料、商品、プロジェクター等を持参され皆さん準備万端です!

会場は大阪駅から徒歩5分で立地がとても良く、参加者も多かったです。隣接会場では13時からと14時から30分ずつセミナーが開催され満席でした。

セミナーに参加された方が就農相談会の会場へ来てくださり、どのブースも相談中!という場面が続きました♪

 

<会場入口はイベント看板でお出迎え>

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<入口を進むと記入スペース>

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<会場前通路>

壁には出展社のポスター等が掲示でき、ホワイトボードには手書きの自社PRメッセージが掲示されました。

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<鹿児島県特集「特設会場」入口前>

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参加された会員さんにお話を伺いました!

「自社の紹介を含めて鹿児島のお茶についても紹介していきます。県外の就農相談会だと、実際に県外に在住している方の声として鹿児島のお茶の認知度がまだまだだな、と実感することがあります。もっと知ってもらいたい!気持ちが強くなります。今日は高校生が相談しにきてくれましたが、とても興味を持って質問してくれたので、農業に関心を持ってくれる学生をもっと増やしていきたいです。」

「若い人の参加が多いと思いました。ブースに来てくださった人も大学生の方がいらっしゃり、真剣に話ができ、興味をもってもらえたようです。」

「県外の就農相談会にでることで、会社や商品を知ってもらうきっかけづくりになるから、求人だけでなく会社PRのためにも、今後も県外の就農相談会へ参加することを続けていきたいです。」


大阪開催の就農相談会へ初参加でしたが、来場者も想像していたより若い人が多かったように感じました。すぐに就農・就職という方よりは「農業で仕事をするってどういうことなんだろう?」、「鹿児島ではどんな農業ができるのかな?」などの情報収集として参加している方が多いように感じました。

鹿児島県には魅力的な農業法人がたくさんいらっしゃいますので、こういった機会に知っていただき、就職に繋げていきたいです( ´艸`)

鹿児島県農業法人協会は他機関・団体が開催する就農相談会への出展を支援しております。2月26日(火)に開催する「加入推進交流会(志布志会場)」で当協会の活動内容について紹介します!雇用拡大したいと考えている農業法人さんは、是非、ご参加ください。鹿児島県農業法人協会事務局へお気軽にお問い合わせください。