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今月の農業法人:ヘンタ製茶(有)

今回ご紹介するのは、霧島市牧園町で、お茶の生産から加工、販売まで一貫経営で取り組み、地域の特色を活かした良質なお茶をお客様に届けているヘンタ製茶(有)。

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平成26年11月に開催された鹿児島県新加工品コンクールでは、同社のお茶の香りの高さと、お茶の風味がうまさを引き立てた洋菓子の「ダックワーズ」が見事最優秀賞を受賞しました!

 

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ダックワーズ!

更に、同社のお茶は、JR九州の運営するあの有名な豪華寝台列車"ななつ星in九州"の車内で使用されています。
同社代表取締役の邉田 孝一 氏に、30年前にお父様から引き継いだころのお話しや、県内外のお客様に愛される商品づくりについてお話しを伺ってきました!

同社は、昭和42年、わずか茶園面積10aで水稲と雑穀の複合経営からスタートし、平成6年法人化後、拡大を続け、現在は、茶園面積自社19ha、系列5haの24haで茶葉栽培、そしてその茶葉を利用した飲料や菓子などの製造をしている農業法人です。

平成21年より、自社で生産・加工したものを自社で販売する「6次産業化」に取り組み、平成23年、24年には、手軽に入れたてのお茶を楽しめるペットボトル式の「シェイクイット霧島緑茶」が、国際的な良品品評会である「モンドセレクション金賞受賞」。また、同年の24年には、全国農業コンクールにおいて農林水産大臣賞も受賞されました。
この「シェイクイット」の誕生は、あるイベントで出会った業者さんとの商品開発で生まれました。近年、ペットボトル飲料の普及により、リーフ茶そのままでの販売が厳しい中、このように、茶葉を利用した加工品をつくることで、鹿児島のお茶に興味を持ってもらえる機会になっているようです。

 

 

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シェイクイット!  左は開封前、右は開封後

邉田社長のお茶に対する想いはシンプルかつ真面目です。
「お茶であり加工品であり、作ったものを販売する為には、原料(お茶や畑)をきちんとすることが次に発展すると感じている」とおっしゃいます。
お茶は嗜好品であり、生産者がおいしいお茶というより、個人個人で味わうもの。
邉田社長は、"いいお茶"をつくるより、"お客様の求めている、うちにしかないお茶"を作るように心がけています。

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数々の賞も受賞!

そんな中、邉田社長がお客様に伝えられることは、どのような取組みで「安心・安全」なお茶なのかということのようです。自信を持っている商品を作っているからこそ言える想いだと感じました。

平成25年に採用が決まった"ななつ星"で利用されている同社のお茶は、手摘み茶入りの香り高いお茶の美味しさと、商品のパッケージがイメージ通りということから、商品導入となったようです。

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中央が〝ななつ星〟取扱商品

「ななつ星」は、地域活性も視野にいれたJR九州の取組みで、今回、霧島茶を使用することにあたり、国内の消費者にはもちろん、海外の旅行者にも「霧島茶」を知ってもらえるこの機会をきっかけに、邉田社長は、霧島の地元のものをもっと発信していきたい想いでいっぱいです。

「この話が決まった時、お茶を作っていて良かった!」と心から思ったと邉田社長はおっしゃいます。
ななつ星についてはこちらをご覧ください。(http://www.cruisetrain-sevenstars.jp/

 

邉田社長は、県や市、関係団体等から声がかかる商談会やイベント、研修会のお誘いには、できる限り断らず積極的に参加するよう心掛けています。
「県外の商談会やイベントでは、出展料の他、旅費や人件費もかかることから、赤字の時もありましたが、それを続けてきたことで、商品づくりや販路拡大に結びついた」と話されます。

そんな邉田社長のモットーは、「物を売る前に人を知る」です。
相手方も生産している地域や育て方、こだわりなど知ってから商品を購入するように、生産者側も自社商品を買ってくれる人、興味を持っている人はどんな人物なのか知りたいのは同じです。
その為に、「安心・安全」の意味、「霧島茶の歴史」、「おいしい飲み方」をしっかりと伝える同社社長の姿があります。

 邉田社長の背中を見て育った息子さん2人も、経営に加わっており、(兄)辰典さんは、日本茶インストラクターを取得し、お茶の生産に励む傍ら、小学校などでお茶の入れ方教室指導なども行っています。子供の頃から、お茶の入れ方や飲む方法などを伝えていくために取り組んでいます。(弟)拓郎さんは、鹿児島県立農業大学校卒業後、現在は県の茶市場で研修生として頑張っており、平成27年4月~同社へ入社し、生産現場をメインに取り組んでいきます。

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小学生からの声 邉田社長と辰典さん  辰典さん、商談会でも頑張っていました!

そして、邉田社長は、今後更に、霧島市を盛り上げていくため、地域、観光を巻き込んだグリーンツーリズムなどの取り組みにも挑戦していきます。お茶の文化が昔から霧島にあることを示すため「霧島大茶樹保存会」会長を務め、地域に残っている樹齢130年の茶樹の保護にも取り組んでいます。
現在、邉田社長、奥様、息子さん2名に加え、従業員として繁忙期は生産部に10~12名、販売部に3~4名雇用し、経営していらっしゃいます。まだまだ邉田社長の取組みには夢があります!この夢に向かって一緒に働いてくれる方募集しています。

「農業に興味がある」「お茶が好きだ」「霧島に興味がある」「社長の人柄に惹かれた」など、理由は問いません。気になる方は是非、邉田社長へアタックしてください!!

ヘンタ製茶(有)についてもっと知りたい方はこちら。(http://www.henta.jp

 

 

宮崎・沖縄・鹿児島3県合同農業法人トップセミナー

例年、宮崎県、沖縄県、鹿児島県の3県持ち回りで取り組んでいるトップセミナーですが、本年度は鹿児島県が担当県となり、3月17日(火)~18日(水)、農林中央金庫、県担い手・地域営農対策協議会と共催で鹿児島市にて開催しました。

参集は、(一社)宮崎県農業法人経営者協会会員、沖縄県農業法人協会会員、鹿児島県農業法人協会会員の他、関係団体・機関等で、約125名が集いました。
1日目は室内研修、2日目は県内現地視察を行いました。

室内研修の第1部では、農林中央金庫のご協力のもと、元・ヤマト運輸(株) 代表取締役社長 都築 幹彦 氏をお招きし、「経営環境の変化にどう対応するか~クロネコヤマトの実践から~」と題してご講演いただきました。

 

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講演の様子 都築氏
現在では普及している「クロネコヤマト宅急便」ですが、ここに至るまでの取組み、挑戦話、苦労話をお話しいただきました。

 

都築様は、1987年に3代目社長として就任され、現在は講師として国内を回られています。
現役時代は、反対する労働組合を説得し、国内初の「クロネコヤマト宅急便」を開始され、厚い壁であった許認可問題等で、運輸省・郵政省・警察庁と折衝しながら、規制と闘い、現在のネットワークシステムの元を作り上げられました。

当初、「宅配は事業化できるわけがない」「コストが合わない」と言われ、1日11個だった宅配物は、現在では1年間で16億個まで拡大しました。消費者が便利に活用できるようにしたい、駅留めを改善したい、という想いから、あえて大変なことに挑戦し、宅配サービスを開始・継続することにより、現在、47都道府県約4000店舗、年中無休のサービスができあがったようです。

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都築様、講演ありがとうございました!

その中で、参加者の方々も大変勉強になったと言われたキーワードがこちら。
「-1を10個足したら-10、-1を100個足したら-100だと思うでしょ、でも、-1を1億個足したら-1億にはならない」
理由としては、-1の仕事も数量を増やせば、効率性が上がり、黒字に変わるからでした。

クロネコヤマトでは、お客様と直接対面するドライバー6万人の方々のファンをどれだけ増やすか、そのための信頼を築くことを徹底して指導しているようです。
近年、会社組織の中で上下関係の議論不足や、コミュニケーション不足が言われています。
その理由の1つとして、「社長の言っている内容を理解できていない」→「お互いが意見を言い合い、意志疎通を図れない」をあげられました。
各自の業務に追われている現在では、時間と場所を決めて、みんなで意見交換をする場をつくることが重要なようです。

 

第2部では、鹿児島県担い手・地域営農対策協議会共催で、(株)石動農産 代表取締役 秋吉 義孝 氏をお招きし、「(株)石動農産の人材育成について」ご講演いただきました。
当初、予定していた(株)西部開発農産 照井会長が急きょお越しいただけなくなり、秋吉様に講演を依頼し、対応していただきました。

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講演の様子 秋吉氏

秋吉社長は、73haで水稲55ha(うち主食用13ha、飼料用稲42ha)、キャベツ30haを経営される傍ら、佐賀県農業法人協会会長も務めていらっしゃいます。

「今日まで、県でインターンシップや研修生受け入れを事業化し、10名の研修生を受け入れてきたが、そのうち農業を続けているのは4名。研修中はみんな頑張っているが、その後、自分での経営となっていくとうまくいってない。そこで、現在は研修生から雇用というかたちに変え、自社を引き継ぐ人材2名を育てている」とおっしゃいました。
(株)石動農産には、直系の後継者がおらず、従業員をトップとして責任のある存在となれるよう育てている真っ最中です。

秋吉社長は、できるかぎり、口出しをせず、作業を任せることで、自信をつけてもらい、自分たちが担っていくという自覚を持たせるように心がけているようです。
最後に、「水稲作主体の経営に対し、現在、日本人が米を食べなくなったという状況があるように、他の業種においても、今後、さらに人口が減り、消費の減る状況を想定し、それに対する対策を準備しておく必要がある」と、消費者のニーズ、国の動き、自社の経営状況をしっかりと把握し、取り組んでいくことの大事さを訴えられました。

情報提供では、三井住友海上あいおい生命保険(株) 営農推進部法人開発グループ シニアコンサルタント 西村 浩司 氏より「事業継承・退職金制度について」、アグリビジネス投資育成(株) 執行役兼投資育成部第三部長 伊沢 豊 氏より「増資による農業法人の財務強化について」説明をいただきました。

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西村氏 伊沢氏

翌日の現地視察では、鹿児島市の(有)かごしま有機生産組合の経営する直売所「地球畑荒田店」、姶良市の(有)蔵、霧島市の(有)今吉製茶へ訪問しました。

◆(有)かごしま有機生産組合

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t地球畑店内の様子 松倉店長 大和田社長

◆(有)蔵

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ハウスの中でお話しを聞かせていただきました! 蔵満社長

◆(有)今吉製茶

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茶工場見学も行いました。 今吉社長

(有)かごしま有機生産組合では、有機野菜の周知を高める活動や店舗の取組み等について、(有)蔵では、有機農産物の生産者としての想いや現在に至るまでの背景について、(有)今吉製茶では、霧島茶のことや茶業界の現状について各社説明いただきました。

3県法人協会の会員同士の交流を図り、課題解決や経営発展を目指している3県トップセミナーを平成26年度最後の研修会とし、無事、終了することができました。
お集まりいただきました各県会員の皆様方を始め、これに係る関係機関・団体、事務局の方々のご協力ありがとうございました。
また、講師のお二方、情報提供のお二方、視察研修を快く受け入れてくださった3社の社長方、大変お世話になりました。

来年は、宮崎県での開催となっていますので、本県からの多数のご参加をお待ちしています。

 

アグリフードEXPO2015大阪

平成27年2月19日(木)~20日(土)に開催されたアグリフードEXPO2015大阪に出展してきました。
回数を重ね、他県の出展社の方々との交流も増えてきました。

今回は、(有)コセンファーム、(株)さかうえ、(株)hishi、ヘンタ製茶(有)の4社が共同出展ブースに入り、商談に取り組みました。
会場は、アジア太平洋トレードセンターの大きなホールで、日本全国より476社の農業者、加工業者などが集いました。また併せて、シーフードトレードショーも開催され、水産加工業者も会場を賑わせました。

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 会場の様子 会場の様子

鹿児島県から21社出展し、各社こだわりの加工品、野菜、お肉、果物、お茶など並びました。

今回、商談会自体初めてで、当協会ブースで出展した(株)hishiの菱田社長は、「商談会の会場をイメージしながら、事前に資料準備や展示物の作成を行いましたが、バイヤーさんが求める資料やディスプレイ用の備品の不足、隣の出展社との間の取り方、配置方法など学ぶ点が多かった。今回学んだことを、次回の商談会では生かしていきたい」と、次回の出展に向けての想いを語ってくれました。

ちなみに、菱田社長は今回、事前に3つのものを準備していらっしゃいました。
1つ目は、年間の収穫作物をグラフ化したもの。2つ目は、自分たちの畑の特徴をメリット・デメリット化したもの。3つ目は、土。でした。どれも、大阪の会場にいながら、どこまでバイヤーさんに鹿児島にある自社のことを知ってもらえるか、興味をもってもらえるか、考えて作成・準備されたものでした。
商談会終了後は、気になった業者さんへ早速連絡し、その翌週には、農場を見るために鹿児島へ来ていただき、既に取引も開始されました。
菱田社長は、「行ってみないと分からないというのが身にしみて分かり、今回をきっかけに自分の中で価値観や感覚に変化があった。大変勉強になり、大満足の2日間だった」と、初出展でたくさんのことを収穫されたようでした。

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 (株)hishiブース 丁寧かつ熱心な菱田社長!

ヘンタ製茶(有)では、社長の姿が恒例ですが、今回は息子さんの辰典さんが1人で商談に臨みました。「数回、社長と一緒に商談会やコンクールには出ていましたが、1人では、ほぼ初めてです」と少し緊張気味でしたが、いざ商談会が始まると、その様子は全くなく、一生懸命お茶の説明、試飲の提供など行っていました。

JR九州の豪華列車「ななつ星」で扱われている商品を使用したお菓子や、手軽にお茶を飲める商品の商談に取りくみました。
「ななつ星御用達」が1つのブランドとなり、興味を持つ方々も多かったです。

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 ヘンタ製茶(有)ブース 目の止まる展示でした!

 (有)コセンファームの古川社長と奥様のお2人は、「今回、バイヤーさんだけではなく、当協会会員や他の出展社の方々と交流ができて良かったです」と、今後も県内外の商談会へ出展を重ね、更に目に止まるディスプレイや資料の準備など取り組む様子でした。

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 (有)コセンファームブース 試食用のお漬物

(有)コセンファームでは、今回、試作品のにんじんジャムをたくさんの方に試食してもらい、商品開発に向けてのニーズ把握にも取り組みました。
「にんじん嫌いな子供さんにも召し上がっていただけるよう、甘めに作りました」と奥様の想いが詰まっている商品です。
「試食していただいた方々からの「おいしい」の声で自信を持てたことと、「量が多いと思う」という意見を課題とし、また考え直します」と奥様の新商品開発はまた一歩進みました。

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 新商品開発中!!

(株)さかうえでは、大隅地域特徴の野菜を大きな籠にディスプレイしました。
会場内、加工品が多い中、新鮮で元気な野菜は、目に止まり、「○○を必要としている」「立派な野菜だね~」「○○を作ってほしい」など具体的な内容が多かったようです。
日常、畑で野菜を作り、このような商談会等にも参加している世良田さんは、来られたバイヤーさんに向け、会社として取り組んでいること、農薬の使用状況、可能な生産量などを伝え、励んでいらっしゃいました。

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 (株)さかうえブース 新鮮野菜の展示

当協会会員も個別出展で、各社商談に励んでいました!

出展された会員は、(株)オキス、アネット(有)、(有)かごしま有機生産組合、(有)三清屋、南州農場(株)、(有)農業生産法人ノダ。
要望はあっても量に対応できなかったり、本格的な商談に向けて打ち合わせをしたり、さっそく見積もりとサンプルの発送準備をしたりと、皆さんお忙しそうでした。

個別出展の方々を一部紹介します。

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南州農場(株)

(有)かごしま有機生産組合/
(有)三清屋

(有)農業生産法人ノダ

出展された皆様方は、準備から出展、その後の対応までお疲れ様でした。
2日間、立ちっぱなしは腰にも足にも疲労感がくると思いますが、頑張っただけの成果がでるものであって欲しいと思います。

例年、鹿児島県農業法人協会の恒例行事となってきている国内向けの県外商談会です。少しずつ輸出に向けた活動も積極的に取り組んでいきたいと考えております。
また、既にご案内しておりますが、アグリフードEXPO東京2015の開催が8月18日(火)~19日(水)です。
関東と関西の市場は全く違います。

当協会でも、共同出展社を募集し、支援をしていきますので、「商談会にまだ行ってたことのない方」「どのようなものか実際に見てみたい方」「1ブース借上げるにはスペースが広すぎるという方」は、是非、お問い合わせください。

 

 

 

食と農を結ぶ交流フォーラム

今年で3回目となった(株)日本政策金融公庫との共催で行う「食と農を結ぶ交流フォーラム」を、平成27年1月30日(金)に鹿児島市 城山観光ホテルで開催しました。
県内の農業法人と食品に関わる企業や加工業の方々が集う異業種交流会で、約150名の方々に参加いただきました。

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古川会長 開会あいさつ

第1部では、 (有)藤岡農産 (有)大野台グリーンファームを経営する傍ら(公社)日本農業法人協会会長を務める藤岡 茂憲 氏に秋田県よりお越しいただき、基調講演を行いました。題目は「農政改革のなかで農業経営を極める」。農業情勢の中で活躍する藤岡会長だからこそできる実体験の講演をいただきました。

(有)藤岡農産では、秋田県の特産物である米を生産し、"あいかわこまち"というブランド米として販売し、(有)大野台グリーンファームでは、大豆や野菜を生産する、2つの会社を経営していらっしゃいます。
藤岡社長のモットーは、「売り先と価格が決まっていないものは春に種をまかない」であり、消費者に届くまでの営業活動を徹底しています。例えば、東日本大震災で道路がストップし、関東へ届ける予定の荷物が出荷できない時には、自らトラックに積み込んで関東のお客さまの手元まで届けました。取引先の1つである飲食店の亭主は、今でもその話を涙ながらに話してくれます。そうゆう方々の声に応えようと、藤岡社長を筆頭に従業員の方々は、毎日一生懸命です。

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会場の様子 (有)藤岡農産 藤岡氏

 

実際、講演を聞かれた方々の声を一部紹介します。「藤岡会長の話には人生の味があり非常に感銘を受けた。経営者というよりは男の鏡である。」「藤岡さんの話されるように農業人は他力本願であると思います(士農工商)。自分で考えて責任を持ってやるべき。」「内容が熱くて大変ためになった。ただ物を作ればいいということから脱却し、経営重視ということは何年も前から言われているが、体験談を聞くことができてよかった。」と、農業従事するまでの生き方、考え方から現在に至る想いがこもった講演に感動される方は多かったです。
第2部では、業種を問わず、最近の課題としてよく耳にする「事業継承」「人材育成」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。南九州3県の農業法人と県内のさつまあげ製造・販売を行う食品加工業の代表の方々にご登壇いただき、第1部の講師である藤岡様がアドバイザー、(株)日本政策金融公庫 鹿児島支店 菊池支店長兼農林水産事業統轄が進行を行いました。

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パネルディスカッションの様子(ステージ左) パネルディスカッションの様子(ステージ右)

事例発表いただいたのは、

熊本県より(有)中原温室 代表取締役 作本 秦生 氏

宮崎県より(有)加藤えのき 代表取締役 加藤 修一郎 氏

鹿児島県より(有)松原養鶏場 代表取締役 松原 勇一 氏

鹿児島県より(株)立石食品 代表取締役 立石 悠治 氏

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会場の様子

菊池支店長進行のもと、日本で起きている人口減少の状況や、継承時の課題点などの説明を加えながら、各社、事業継承、人材育成について発表いただきました。

(有)中原温室 作本社長は、現在事業継承5年計画の真っただ中で、社内の業務は息子さんに任せ、従業員も息子さんの指示や役割分担に従っており、社外の付き合いや取引先については、時間をかけて、少しずつ引き継いでいるようです。
(有)加藤えのき 加藤社長は、福岡県で別の仕事をしていたが、家庭の事情で事業を引き継ぐことになり、「やるからにはしっかりやりたい」と、周りのサポートもありながら、年々規模拡大を目指し、社長就任時(10年前)より現在は約7~8倍の生産量・売上高をあげていらっしゃいます。
(有)松原養鶏場 松原社長は、事業継承され約6年。その際、先代社長(現在会長)より言われた言葉が「家業は継いでも事業は継ぐな」でした。現在の外部環境にあった売り方やブランド作りに取り組み、先代から引き継いだものは守りつつ、状況に応じ、変革をし続けています。
(株)立石食品 立石社長は、社員として入社後、婿養子となり現在に至ります。社員時に感じたことや気づいたことを改善点としながら、社員全員が働きやすい環境づくりに徹底しています。従業員だけではなくその周りの方々の誕生日や永年勤続の他、年間を通して記念日をお祝いし、現在、人不足で採用が厳しい状況だからこそ、採用したら離さない仕組みづくりを考えていました。

「家業としての農業」から、「外部雇用を含めた産業としての農業」にシフトしていっている今日。4名の現場で実際に取り組んでいる内容を発表していただき、また、各業種独特の悩み、手法がありました。アドバイザーの藤岡会長から、1人1人のパネラーの特徴、事業継承や人材育成のポイントとして若い人材を育てるために誉めて育てる難しさや、時代の変化に敏感に気づき変化していくことなどをアドバイスいただき、閉会しました。

参加者からも、大変いい内容だったという声が数多く寄せられました。実際の声を一部紹介します。「各経営者の方が、どのように継承に取り組まれているか、色々な考え方があり参考になった。事業承継というとすぐに税務面の話かと思ったが、切り口が面白かった。」「自分は会社に所属しており、使われる側です。パネルディスカッションで使う側の立場からの視点だったり、考え方だったりととても参考になった。」「パネラーが若い経営者で良かった。パネラー4名とも素晴らしく事業承継され、事業を拡大していることに感心した。」「4人のパネラーはしっかりしていて参考になった。今の後継者に聞いてもらいたいパネラーさん方でした。日本の農業も捨てたものでないと感じるパネラーです。」

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例年に比べ、今回、農業らしい講演会となりましたが、食品企業の方々にも大変満足していただいているようでした。また、懇親会料理の一部において、パネリストの方々の食材を使用した特別メニューを、城山観光ホテルの料理長に作っていただきました。(有)中原温室のパセリ、青シソを使った前菜、スープ、ピラフ、 (有)加藤えのきのえのきを使用したえのきステーキ、スープ、(有)松原養鶏場の卵を使った前菜、オムレツ(株)立石食品のさつま揚げはお土産にさせていただきました。

今年も、たくさんの方々と交流を図ることができ、参加者の皆様方へ感謝申し上げます。ありがとうございました。また、各地より鹿児島までお越しいただいた講師とパネリストの方々をはじめ、関係者の皆様方のご協力ありがとうございました。

新年あけましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。

2015年も、よろしくお願いいたします。

 

さて、今年はヒツジ年。

激しい競争やトラブル争い事が実は嫌いなようで、チームワークを必要とする性質を持つヒツジですが、
皆様にとって、本年も良き年になりますよう、お祈り申し上げます。

 

寒い日が、まだまだ続きますが、身体にお気を付けてお過ごしください。

 

2014年も大変お世話になりました!

 

いつもお世話になっております。

本日、事務局は御用納めで、明日から4日までお休みをいただきます。

本年も、会員及び事務局連絡会構成機関・団体の皆さまを始め、関係機関・団体の方々に支えられ、有意義な活動に取り組めました。
現在、鹿児島県農業法人協会正会員は101社、賛助会員は51社となっております。
本年も、自主研修会や関係機関と合同で行った研修会をはじめ、鹿児島市で開催した農業法人ファーマーズマーケット2014など、例年どおり活発的な活動に取り組むことができました。

 

年を明けると、恒例の食と農を結ぶ交流フォーラム、3県合同農業法人トップセミナー(本県担当!)などにまだまだ取り組んでまいります!経営者の皆さまをはじめ、役職員の方々もお忙しいかとは思いますが是非ご参加ください!!

 

本年も大変お世話になりました。
2015年も、皆様にとって素敵な1年となりますよう、お祈り申し上げます。
それでは、皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。

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農業法人ファーマーズマーケット2014

今年で4回目の開催となった農業法人ファーマーズマーケット2014は、平成26年11月29日(土)・30日(日)に鹿児島市 ドルフィンポート前広場 ウォーターフロントパークで開催され、2日間で約1万4千名の方にご来場いただきました。
来場者2万人を目標に取り組んできましたが、1日目は天候にも恵まれ、目標達成の1万1千人、2日目の悪天候の影響で3千人という結果になってしまいました。

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11/29の様子【晴れ】
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11/30の様子【雨】

しかし、来場者からは、イベントに対して嬉しい言葉をたくさんいただきました。(以下にて一部紹介します)

「商品について丁寧に説明してくださり、勉強になりました。ありがとうございました。」
「苗を買い育て方も教えていただいて良かったです。」
「鹿児島の特産品が見れてどこで作られているのかわかって楽しかった。」
「お天気も良く楽しい時間が過ごせた。」「新鮮野菜や島の特産物が買えてうれしかった。」
「このような食のイベントは生産者の方とお話できて楽しいです。」 


この他にも、年に何回かの開催希望や、もっと有機野菜や多数の野菜、果物の販売を希望する声などいただいております。
来場される方々は、地元の鹿児島県の方が1番多いですが、東京や大阪、沖縄、長野など旅行中に立ち寄って下さった方々もいらっしゃいました。

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賑わう会場内  初日は桜島もご機嫌!! 

初日は、鹿児島県農業法人協会三役や、日本農業法人協会専務理事、農業法人ファーマーズマーケット実行委員会の運営委員長、事務局による開会セレモニー&テープカットを行いました。
主催者を代表し、鹿児島県農業法人協会 古川 拡会長より、出店社への気合い入れ、関わってきた方々への感謝などを込めてあいさつの後、共催の日本農業法人協会 市原 茂人専務理事より共催としての意気込み、積極的な活動を行う鹿児島県に対しての感謝の言葉をいただきました。

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松下運営委員長より出店社への注意  古川会長あいさつ 
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 市原専務理事あいさつ   いよいよテープカット! 

会場では、過去最高の63社66ブースの出店社が店舗を並べ、賑わせてくれました!
県離島振興協議会より16ブース、協賛企業や関係団体より4ブース、鹿児島県農業法人協会より46ブースが並び、離島の特産品や、新鮮な野菜や果物、植物、こだわりの加工品、飲食店舗では各生産者自ら商品のPRに取り組みました。
今回初めて出店をした(株)さかうえや(有)松原養鶏場の参加者は、有意義な経験をすることができた、また来年も参加したいと思う、とおっしゃいます。

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(株)さかうえ   (有)松原養鶏場 
お馴染みとなったミニトマトすくいや野菜スタンプ、農業クイズラリー、ふわふわなども例年どおり盛り上がりました。
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ミニトマトすくいは1日
500個以上準備!
野菜スタンプ
オリジナルエコバッグ
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今年はグリブーとさくらちゃんの
ふわふわ
 クイズラリーは
年齢問わず楽しめます! 

また、本年度、新しく企画したイベントが4つあります。
子供たちに農作業の運搬用で使用される一輪車を体験してもらおうと企画した「一輪車競争」や、これからの未来を担う子供たちに、農業の魅力を感じてもらえるようクボタとモンベルが開発した〝かっこいい農作業服〟をクボタの協力のもと行った「農ファッションショー」や、リーフ茶のおいしい入れ方をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと、お茶の生産者自らが立ち上がった「お茶の入れ方教室」と、(株)日野洋蘭園の協力のもと、ポニーのポコちゃんへのえさやり体験ができる「動物触れ合いコーナー」どれも農業のパワーを発信できるイベントになりました。

◆一輪車競争

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一輪車競争スタート!  途中で荷物を運んでゴール! 

◆農ファッションショー

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学生と一緒に!  テーマに沿って登場! 

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最後にみんなで♪(11/29)   学生と協会会員と子供たちと!(11/30) 


◆お茶の入れ方教室

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ヘンタ製茶(有)が実施 (有)今吉製茶が実施

◆動物ふれあいコーナー

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動物触れ合いコーナーは子供に大人気!

 

今年は、2日間ともオープンと同時にふるまいを行いました。先着100名様に、29日(土)は(有)小田畜産にご協力いただき「黒毛和牛鉄板焼き」を、30日(日)は(有)蔵にご協力いただき「手づくりぜんざい」を振る舞ってもらいました。どちらもスタート前からお客様はお越しになり、すぐに長蛇の列ができ、あっという間に終了しました。 

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黒毛和牛鉄板焼きの振る舞い!
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ぜんざいはもちろん、お餅も手づくり! 手づくりぜんざいの振る舞い! 
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2日間とも大人気のふるまい
さらに、会場内の色々な店舗でお買いものを楽しんでいただけるよう「ガラポン抽選券」も実施しました。5ヶ所でお買いものをすると1回抽選ができるというもので、賞品は生産者の作るこだわり商品です。
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1等は(農)根占生産組合 
花の木冷菓堂よりジェラート
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2等は(農)南州農場より
黒豚加工品詰め合わせ
 3等は(有)ライス郷井手口より
お米 

イベントの中でも特に力を入れているものとして、農業法人PRがあります。各出店社が、生産方法や商品アピール、タイムセールなどを行い、多くのお客様にこだわりや生産者の想いが伝わっていたようでした。
11月29日のPR(一部紹介)

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(有)蔵   (有)今吉製茶 

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(株)日野洋蘭園   (株)南九州沖縄クボタ 

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(有)西牟田農園   (農)根占生産組合 

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(有)六田農園
11月30日のPR(一部紹介)
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藤絹織物(株)(奄美の里)  アネット(有) 
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(農)ねじめ農園  (有)ヘンタ製茶 
2日目は雨天により、ステージでもPRを行いました!
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(有)勝目製茶園   エコファーム阿久根 
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(農)南州農場  (有)かごしま有機生産組合 

農産物の商品販売にあわせて、今年のステージを盛り上げていただいたのは、ディスティニーブラザーズと薩摩剣士隼人!今年も子供たちや若い女性を虜にする薩摩剣士隼人でした。ディスティニーブラザーズは、鹿児島の民謡や昭和歌謡、童謡など皆さんがご存知の音楽を中心に、トークと交えて会場の雰囲気を明るくしていただきました。
また子供たちと一緒に「茶わんむしのうた(鹿児島の民謡)」を一緒に振付けしながら楽しいステージをつくってくれました。

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薩摩剣士隼人ショー 
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ディスティニーブラザーズショー 

また、昨年好評だった「野菜ソムリエトークショー」を今年はグレードアップして、イタリアン料理 イル フェリーチェ 坂井シェフと、フランス菓子 一公 パティシエの一公さんの作るミネストローネとカボチャプリンのレシピ紹介や、野菜ソムリエより野菜の栄養価のお話しをいただきました。

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野菜ソムリエとつくろう!(かぼちゃプリン)試食を100名様に! 
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 野菜ソムリエとつくろう!(ミネストローネ) 野菜たくさんのミネストローネ  

農業法人ファーマーズマーケット2014を開催するにあたって、今年は13名の運営委員が開催まで5回の実行委員会での協議を重ね、「脱マンネリ化、もっと農業のイベントらしく」と、県立農業大学校生と一緒に、企画を練り込みました。
生産規模や職種、出身、役職、年齢など様々ですが、皆さんの「たくさんの人に農業の可能性を伝えたい」という想いは1つで、1~2ヶ月に1回の委員会開催時には皆さん参加してくれました。
新たなメンバーが加わったことで、新しいアイデアが発案されたり、課題点が見つかったりしました。元気いっぱいの若手組織の取組みが始まって今年で4年目、これからの活動が楽しみです。

本年度の運営委員のご紹介♪
運営委員長:(有)ファームランド豊 松下 寛和 氏
副運営委委員長:(有)小田畜産 蜜澤 彰宏 氏
副運営委員長:(有)錦江ファーム 町永 早苗 氏
(有)香花園 李 冬 氏、出口 智章 氏
(株)hishi 菱田 智昭 氏
(有)松原養鶏場 白澤 嘉光 氏
(有)下窪勲製茶 下窪 健一郎 氏
(有)コセンファーム 大城 勝司 氏
(有)ライス郷井手口 井手口 正昭 氏
(農)ねじめ農園 肥後 玄十 氏
(農)南州農場 石松 光 氏
平城商事(株) 中養母 和也 氏

県立農業大学校より、農学部 上赤 忍教授を筆頭に、1年生の若松 和さん、川野 史織さん、古田 美羽さんの3名が毎回の会議に参加の他、当日はブース出店に併せ、2日間で農大生14名、教授3名の合計17名動員いただきました。先ほど紹介した「農ファッションショー」にも、積極的にモデルとして登場してもらいました!若手メンバーも事務局も、学生の皆さんと一緒になり、イベントを運営できたのは嬉しかったです♪

今年も無事終了できたイベントですが、たくさんの方々に関わっていただいております。出店社の皆様、運営に携わっていただいた事務局連絡会構成機関・団体やイベント業者の皆様、県立農業大学校の皆様、MCの福元ゆみ様、武田みどり様をはじめ、ステージやイベントにご出演いただいた方々、そして本イベントにご協賛いただきました企業・団体の皆様、ご来場いただいた方々、改めてありがとうございました。

このような形で、無事、イベントを開催することができました。今回のキャッチフレーズ「未来に、子供たちにつなげよう、農業パワー!」は、お越しいただいた方々、県民の方々、そして出店者の皆さまにお届けできましたでしょうか。これからも、イベント内容の充実と、鹿児島県農業法人協会の発展を追求していきたいと思っています。皆様のご協力、ご支援、引き続きよろしくお願いいたします。

過去の農業法人ファーマーズマーケットについては以下をご覧ください。

農業法人ファーマーズマーケット2011
http://kagoshima-agri.jp/blog/1126.html

農業法人ファーマーズマーケット2012
http://kagoshima-agri.jp/blog/2012_1.html
農業法人ファーマーズマーケット2013
http://kagoshima-agri.jp/blog/25/2013.html

九州・沖縄地区農業法人シンポジウムinみやざき

九州・沖縄各県農業法人組織の主催による農業法人シンポジウムが11月5日~6日、宮崎市(ほか現地)で開催され、会員ら300人が参加。本県からも22人が出席しました。

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会場の様子

会では、まず主催者を代表して宮崎県農業法人経営者協会の新福秀秋会長が「『時代を、地域を、企業を牽引するリーダーとは』をテーマに開催する。農業政策の転換期だが、問題を先送りする暇はない。是非、講師に学んでほしい」とあいさつ。

河野敏嗣宮崎県知事や井上明九州農政局長、岸本吉生九州経済産業局長らの来賓あいさつもいただきました。

 基調講演の1つ目は、「オリエンタルランドの"人と現場力"~『東京ディズニーリゾート』キャストの働きがいはどのように形づくられているのか~」と題して、(株)オリエンタルランド経営統括部マネジメントアソシエイトの中澤 尊史 氏が登壇。

オリエンタルランドの正社員は2,196人、テーマパーク社員は797人、準社員(キャスト)は18,890人と準社員が7割占める。
彼らの時給は東京の平均程度と決して高くありませんが「なぜ、働きがいがあるのか」の答えについて、「それは上司、部下、同僚との関係において、『明確なゴールの共有』『具体的な役割認識』『シンプルでわかりやすい行動規準』に基づく相互信頼が形成されており、かつ、それらを持続、向上できる組織であるため」と説明。
 具体的には、共通のゴール「ゲストにハピネス(幸福感)を提供すること」に向けた、行動規準SCSEを示し、このSafety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、efficiency(効率)の優先順にキャストが自ら考えて動き、かつそれを評価する制度を設けていることが紹介されました。

また、基調講演の2番目は、横浜マリノス(株)の嘉悦朗代表取締役社長が登場。「日産のV字回復と横浜マリノスの再生を支える改革スキーム」と題して講演されました。

講演の中で嘉悦社長は「改革前、平均観客数は25,000人のピークから22,000人まで減少。
2007年からは選手の年俸を抑えるなどコスト削減に着手し、結果順位を下げ、観客の足も遠のく負のスパイラルに陥っていた」と前置き。そこで「負のスパイラルからの脱却」と「親会社への過度な依存からの脱却」を目的に改革に着手。入場者増、成長スパイラルへの反転に向け、横浜市、横須賀市で延べ927回、41,424人のふれあいサッカープロジェクトなどの地域貢献活動を展開。特にスタジアムの所在する港北地区では、選手も派遣する集中的なホームタウン活動を行い、同エリアからの来場者数を4.1%から14%まで引き上げに成功。
ほかにも、横浜の様々な観光名所等とのコラボレーションや、対戦相手との20年の歴史を振り返る"リスペクト" 映像を作成するなどの改善策を実践し、結果、成績は8位と不振ながら前年比16.4%の観客数増を達成した改革の歩みを紹介されました。
 「よく、良い物を作れば売れるとか、良い試合をすれば観客が増えると言うがそうではない。
直接購入や観戦に結びつく取り組みが必要で、こうした改革を行うには同質化したチームではなく、異質なチームが従来にないアイデアを引き出しやすい」と主張。
最後は、マンチェスターシティCEOの言葉を引用し「ゴールは偶然の産物ではない」と結ばれました。

2日目は、綾町で米・野菜の生産・販売や加工事業を行う(有)福冨農産と都城市で畜産副産物の高度処理を行う南国興産(株)を視察させていただきました。

(有)福冨農産の様子

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南国興産(株)の様子
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鹿児島県農業法人協会では、このように県内外で様々な経営発展のヒントとなる研修・交流会を企画しています。これからも会員の皆様の多数のご参加と、まだ会員になられていない県内農業法人の皆様の協会への加入を心よりお待ちしています。

農業法人について語る会2014(鹿児島会場)

「農業法人について語る会2014(鹿児島会場)」を10月31日、鹿児島市内のホテルで開き、会員や農大生など一般来場者101人が参加しました。

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鹿児島県農業法人協会
古川会長

今回は、「農業法人とは何か?」をテーマに、法人経営だからこその利点や経営の発展可能性を探ろうと、ファーマーズマーケットの若手運営委員のメンバーで会を企画しました。
 会では、まず(有)サンフィールズの久木田弘信専務取締役が事例発表。05年就農、08年に法人設立後、鹿屋市や垂水のほか、北海道栗山町まで農場を拡大した経緯や短期・長期研修を通じて、"自らも経営する視点を持った"人材育成の取り組みを紹介いただきました。

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(有)サンフィールズ 
久木田専務取締役
  また、(有)ファームランド豊の松下寛和取締役は「会社の存在 社会問題の解決」と題して、人口減少社会における農業経営の確立についての考えを発表。
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(有)ファームランド豊 
松下取締役

これまで、「社長と作業員」だった社内の関係性を、社長の下にマネージャーとして寛和氏が入り、さらに従業員も若い社員や外国人研修生などを取り入れることで、労使の意思疎通を改善し業績を上げた事例を紹介いただきました。

さらに、鹿児島県農政部経営技術課経営体育成係の馬場高行係長より情勢報告いただき、県内の農業法人数は998法人と10年前に比し倍増、大規模化が進んでいることや、農業法人には地域農家との連携強化や雇用の拡大、若手農業者の育成(新規就農者の受入・研修)、耕作放棄地の解消などへの期待が寄せられていることが説明されました。

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経営技術課経営体育成係 
馬場係長

メインの講演は「今後の農業法人の可能性とは」と題して、北海道のかわにしの丘しずお農場(株)の今井 裕代表取締役に講演いただきました。

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かわにの丘しずお農場(株) 
今井社長

講演の中で今井社長は、ご自身の経営するIT企業が倒産するマイナスから出発し、義父の建設土木会社が公共事業の減少を受けて農業部門を立ち上げるのを機に、サフォーク羊、トマト、ビートなどの生産・加工・販売・ファームイン事業までを行う6次産業化を実現した歩みを披露されました。

会場の様子

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その過程で三つ星ホテルへの営業を実施。ホテルニューオータニ総料理長との出会いをきっかけに、一流ホテルの販路を確保し、今日の礎を築かれたそうです。
その後も様々な商品開発にチャレンジ。失敗はあっても従業員の強みを引き出す経営を実践されており「法人化はローテーションを組んで社員がきちんと休みもとりながら働ける」「お客様もだが家族と従業員の幸せのための経営を心がけている」と経営発展のヒントを話して下さいました。
最後は、11月29日、30日にウォーターフロントパークで開催する「ファーマーズマーケット2014」への来場を呼びかけ会を終了しました。
なお、会員など生産者等を対象とした第2部では、「農地中間管理事業」の説明なども行いました。

農業法人って何?

こんにちは。
前回のブログでお知らせしていた「農業法人について」書かせていただきます。

一般の皆さんは、農業と言うと"三ちゃん農業"に代表されるように、農家さんが家族で営み、お米や野菜など農産物を生産するだけで、後の商品化や販売は農協におまかせしているような姿をイメージされるのではないかと思います。
もちろん、そうした方もいらっしゃいますが、中には家族の範囲を超えて、従業員を雇用するなどより大規模な経営を行ったり、単に生産・出荷だけでなく、それを加工したり、消費者に直接販売するところまで手がける、しかもそれを会社を作って行うような方が増えてきています。

農業を法人形態で営む組織。それが農業法人です。
農業法人と農家さんの違いは、こと生産に関してはそれほど違いがあるわけではありません。
ただ、法人の場合、一般にそこで働く人数が多いため、規模のメリットによるコストダウンができるほか、これまで農家さんの経験に基づく勘が頼りだった部分をある程度マニュアル化し、きちんと計数管理するなどの取り組みが進んでいます。
また、安心・安全への取り組みなども組織的な体制が整っているため、取り組みやすい傾向にあります。
また、多くの人材を外から雇い入れることができるため、生産だけでなく、それを加工したり、直接販売するなど、より高付加価値を狙った事業展開(=6次産業化)に取り組んでいるところもあります。

さらに、中で働く人たちにとっても、家族など少人数のうちは、生き物相手のため、なかなか休みがとれず、また長期療養などの場合、経営にとっても大きなダメージとなりますが、法人化が進展すると、ローテーションで休みを取得できますし、長期療養者が出ても、残りの従業員でカバーするなど、より働きやすい環境づくりが期待できます。
農業法人は、こうしたメリットを追求してその設立が進められており、現在、農業法人数は全国で12,500法人、鹿児島県で990法人と10年前からすると倍増の勢いで増えてきています。

そのうち、鹿児島県農業法人協会には約100社の農業法人が加入していらっしゃいます。
事務局を執り行っている鹿児島県農業会議では、法人設立支援も行っています。

お問い合わせなどで訪問いただく場合には、事前にご連絡ください。