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【第19回定例総会・春季農業法人トップセミナー】

4月から大槻係長から交代して、3年ぶりに事務局の一員になりました坂口浩一です。一生懸命頑張ります、よろしくお願いします。ごあいさつが遅れ、ブログの更新も久々になってしまいましたが、総会・セミナーの報告です。

平成27年5月21日に鹿児島サンロイヤルホテルで開催。総数146名の方々にご参加いただきました。

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会場の様子

<春季農業法人トップセミナー>

 基調講演は人材育成をテーマに、熊本県のセブンフーズ㈱ 代表取締役 前田佳良子様から「社員に重荷を分けたらV字回復した農業法人のお話~どん底から社員とともに登った人生の坂道~」と題し講演いただきました。セブンフーズさんはお父様の代から養豚業を営まれ、常時2万5千頭、年間出荷頭数5万頭を飼育。豚さんを愛情もって飼育するための「妊娠用センサー式給餌システム」や、エコフィードなどを活用などに取り組んでいます。社長の前田さんは、学生時代は3トン家畜車で出荷を済ませてから学校に行かれていたという苦労人。社長就任後、バイタリティにあふれバリバリ仕事をされていたものの、社員がついてこれず3か月間に9人もの退職者を出してしまいました。絶望的な状況、頭を抱える前田さんに、農場長など6人の社員さんが社長室に来られ、

①現場は社員に任せ、社長は神輿に乗って目指す方向を示してほしい、②社長らがいると一般社員は意見が言えないので、幹部会以外は出席しないでほしい、③一般社員も役員になれる道筋をつけてほしい、④ワンマン経営から脱却して、社員の心が一つになれる健全な組織運営をしてほしい、との意見書を出されました。「社長は欠点も多いけど良い所もある。一人で頑張らないで重荷を分けてほしい」という言葉に、前田さんは感動して泣かれたそうです。会社が一つになった瞬間でした。

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 (株)セブンフーズ 
前田佳良子 代表取締役 
 熊本県農業法人協会副会長も
務めていらっしゃいます 

まもなく「改善委員会」を立ち上げ
◎経営理念・事業計画・スローガンを全社共有
◎売上高・利益高を全社員で共有
◎できる限りの情報開示
◎責任の明確化と権限の委譲
◎社員との腹を割った話し合い
◎改善委員会メンバーの人選
以上のことを社員参加で実践すべく「利益改善委員会」→「教育・評価委員会」→「給与・賞与委員会」のサイクルで検討を進められました。また改善のカギは人材育成にあると、役員、一般社員、新入社員ごとに教育プログラムを策定。また育児や介護などの事情で長時間労働できない方にも最大限就業の機会を与えるため、ワーク・ライフ・バランス社員制度を創設されています。2年後、収益のV字回復、退職者はほとんどいなくなり、社員さんと本音の話ができるようになったそうです。驚くほどの社員さんの成長、そして経営者としての幸せを感じられている前田さんです。
鹿児島の農業法人経営者にも、3年前の前田社長さんのような方もいらっしゃるのでしょうか。前田さんがそうであったように、社長自身に魅力があれば社員の方が助けてくれるでしょうが、やはり経営者だけが頑張るのではなく、社員を信頼し組織全体で運営をしていく。面倒くさいのでしょうが、こちらの方が発展の伸びしろがあるのではと感じました。㈱セブンフーズについて詳しく知りたい方はこちら→ http://seven-foods.com/

次は、農林水産省経営局経営政策課で農業法人・経営新政策グループに所属されている、加治屋大介氏に「今後の農業施策について」情報提供いただきました。

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農林水産省経営局経営政策課 
加治屋大介氏

 「農地中間管理事業」での農地の加速的集積、人材確保のための「農の雇用事業」、機械・施設等の整備のための「経営体育成支援事業」などの各種事業、新たな事業展開に必要な資金対策(スーパーL資金、農業法人投資育成制度、農林漁成長産業化ファンド)、6次産業化への支援等々、農業経営発展に関する施策は多岐にわたり、「たくさん事業はあるのだけど、うちは何が使えるのか?」という感想が寄せられますね。当然、自分たちの経営に関することですし、最終的には自分で取捨選択すべきことですが、加治屋さんは短い時間の中でわかりやすくお話しいただき、利用にあたって良い交通整理ができたのではないでしょうか。ご実家が肝付町にあり、鹿児島と縁の深い加治屋さん。今後も国の中心で、我が国の農業法人をよりよい方向に導いていただきますよう、よろしくお願いします。
農林水産省ホームページ→ http://www.maff.go.jp/

 そして輸出促進のテーマへ...
 はじめに、アメリカのカリフォルニアと大阪に拠点を持ち、農業関係ではスローフード志向のお客様に健康食品を取り扱っている輸入業者、SCコンセプツ㈲代表取締役のSean Lewis(ショーン ルイス)氏が、「アメリカ人から見た鹿児島県食材とは」と題して講演しました。ルイス氏は、当協会の肥後隆志副会長と旧知の間柄で、たびたび根占にある肥後副会長の保養所に訪れていて、黒豚や黒毛和牛、野菜、魚、焼酎など鹿児島食材に惚れ込んでいらっしゃいます。愛情が深い分、この良さが世の中に十分認知されてないことを残念がっておられます。このため、講演内容は関係者にはとても耳が痛いものとなりました。

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SCコンセプツ(有) 
代表取締役 SeanLewis氏
  「Why!?Japanese people!」
と叫ぶお笑い芸人に似てらっしゃらないかしら(笑) 

 「海外の人は日本のものが良質のであるのはわかっているが、福島の原発事故のイメージが残っており、完全には払しょくされていない。事故の影響がない鹿児島にはチャンス」「しかし鹿児島のことを海外の人はほとんど知らない。では知ってもらうよう発信しなければ。しっかり発信しているか?(県や市町村、そして鹿児島県農業法人協会のホームページに日本語しかない、また英語のみ不十分であることを指摘)」「発信したとしても海外の人々の心はキャッチできていない(具体的なキャッチコピーを例示して辛辣な批評)」そのうえで、「食材の素晴らしさ、わかってもらえたら絶対に評価される。海外に鹿児島の魅力を発信できるブランドづくりに一緒に取り組もう!」というメッセージで講演は結ばれました。迫力のあるかなり手厳しい講演に、聴衆はかなり圧倒された様子。この雰囲気を受けてパネルディスカッションが始まりました。

パネルディスカッションのテーマは「食品輸出に向けた挑戦」
パネラー:アネット㈲会長 尾曲修二氏
パネラー:㈲勝目製茶園専務取締役 勝目千里氏
パネラー:㈱日本政策金融公庫農林水産事業本部情報企画部顧客サービスグループ 課長代理 川原新一郎氏
パネラー:㈱鹿児島銀行国際ビジネス推進室 室長 西田毅氏
アドバイザー:SCコンセプツ㈲代表取締役 Sean Lewis氏
ファシリテイター:鹿児島県農業会議 坂口浩一課長補佐
(不肖、坂口が仰せつかりました。ファシリテイターって何するの?と思ってしまいました(笑)司会進行的な役割ですね)
鹿屋市で乾燥野菜やさつまいもに取り組むアネット㈲の尾曲会長は、中東・アブダビへの輸出のために㈱さくらアイランドを設立。アブダビの王族などと連携して、カーショップとともに日本文化を紹介するサロンをつくり、九州の商品展示を計画していることを紹介されました。「アブダビには世界中からものが集まり、あふれている状況だが、日本食は好まれている。そして基本オーガニックである。将来的には現地での農業を広め、生産・加工まで取り組み、日本ブランドを世界に発信したい」とスケールの大きな話をしていただきました。

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 アネット(有) 
代表取締役会長 尾曲修二氏 
  「どうしたらアブダビの王族と
知り合いになれるのですか?」と
聞いちゃいました(笑) 

 

海外、特に中東での展開はかなりのお金がかかるはず。「行政との関わりや補助金は?」と質問しましたが、「悪いが行政のスピードは遅いし、補助金に頼っていたらタイミングを逃す。やはり走りながら考え、即断即決でないと海外では通用しない。軌道に乗った後、条件が合えば話は別だが」とのお話、さすがですね。アブダビのサロンは着々と設立に向けて準備が進められています。今後、希望する方がいたら積極的に対応したいとのことです。

アネット(有)について詳しく知りたい方はこちら→ http://www4.synapse.ne.jp/anet/

 
曽於市末吉の㈲勝目製茶園の勝目千里専務は、30haでの茶生産に取り組み、おしゃれなパッケージで(ホームページ必見!)紅茶や桑の葉茶、フレーバーティーが人気です。26年度からは大麦若葉にも取り組まれています。輸出は3年前からフランスに日本緑茶センターを通じて、またアメリカへは1年前から茶商を通じて実施しています。アメリカでは100グラム約7千円で販売されているとか!高品質で23種類もの品質を取り揃えていることが強みですね。海外での取引は代金回収が気になるところですが、勝目製茶園は業者を通しての取引なのでトラブルは生じていないとのことです。

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(有)勝目製茶園 
専務取締役 勝目千里氏
 勝目さんのFacebookから、
ロサンゼルスでの日本茶販売の様子
 

 

 実は勝目さんと私はFacebookの友達で、ご活躍は前から拝見していました。年間の出荷量はアメリカでは1トン程度で、全体の売上からはわずか。しかし「海外で売られているお茶というPRがきいて、お茶に興味を持ってくれる人が増えましたね。日本のマーケットにしっかりアピールするための1つの戦略でもあります」と話されました。この度、全国青年農業者会議プロジェクト発表「園芸・特産作物の部」で農林水産大臣賞を受賞された勝目さん、これからの活躍にますます期待ですね。

(有)勝目製茶園について詳しく知りたい方はこちら→ http://asia-tea.com/

 お二人の取り組みの紹介後、日本政策金融公庫と鹿児島銀行の支援策の紹介がありました。日本政策金融公庫の川原課長代理からは、同社が東京と大阪で開催している商談会「アグリフードEXPO」などの場を活用して、日本にいながら海外のバイヤーとの商談ができる取り組みが紹介されました。また鹿児島銀行の西田室長からも同様の取り組みの他、輸出に向けた相手方の業者の情報収集や、商品力アップのための個別支援の紹介がありました。両社とも、今後もこの取り組みを継続して実施されるとのことです。農業法人にとっても金融機関が紹介するバイヤーであれば、安心感も強いでしょう。興味のある方はぜひごそうだんいただけたらと思います。
(株)日本政策金融公庫の海外展開支援に関する情報はこちら→https://www.jfc.go.jp/n/finance/keiei/kaigai_s.html
(株)鹿児島銀行の国際ビジネス推進に関する情報はこちらhttp://www.kagin.co.jp/houjin/management/204_004.html


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アドバイザーとして登壇されたショーン・ルイス氏と

余裕の表情ですが心の中はいっぱいいっぱいの私 
 日本政策金融公庫の川原氏(左)と
鹿児島銀行の西田氏 

 パネルディスカッションは、パネラーの取り組みを発表いただいた後、司会の自分が質問を投げかける方式で行われました。またアドバイザーのルイスさんには適宜コメントをいただきました。総じてルイスさんからは、それぞれタイプは違いますがチャレンジするお二人の姿勢が素晴らしいとの評価をされていました。
 テレビなどでも紹介されているように、日本の食べ物、そして農畜産物、水産物は海外での評価は高いですね。もちろん輸送コストや最小ロット、それに見合う価格設定など課題も多いので、おいそれと簡単に取り組めるものではありません。しかしお二人のような実践者や関係機関の支援策を紹介し、輸出に対するしっかりとしたイメージを持っていただき、前向きにとらえていただくことがパネルディスカッションのねらいでした。フロアーのご意見はほとんど聞けず司会として申し訳なかったのですが、目的に沿った進行はできた気がします。(大変でしたので、もう二度としたくないです(笑))

 鹿児島県農業法人協会として輸出支援に向けた活動は、8月、「香港フードEXPO」に挑戦で実現しました!(この模様は「上半期の活動を振り返って~商談会編~」でお知らせします)この他、機会をとらえて輸出の手続きの勉強会を関係機関と連携して進めて参ります。

<第19回定例総会>
 セミナー終了後は、鹿児島県農業法人協会第19回定例総会が行われ、菱田智昭((株)hishi 代表取締役)議長のもと、平成26年度事業実績や、①200会員確保②PR活動強化③経営発展に資する活動④地域社会への貢献⑤若き力の活用とチャレンジ支援を内容とする、第2次重点活動方針に基づいた3カ年計画を含む平成27年度事業計画、規約の変更などについて原案どおり承認いただきました。

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鹿児島県農業法人協会 
古川会長あいさつ
 菱田議長、
大役お疲れ様でした! 

 特に規約の改正では、法人化を目指す個人農家の方に対し新たに「準会員」を創設、協会の事業を賛助する目的で加入する企業・団体(個人事業主もふくむ)賛助会員との明確化を図りました。また役員選出地区について、会員数が少ない地区でもスムーズな理事交代ができるようにするため、協会設立時の12市郡単位から、現在の地域振興局・支庁単位の7地区の選出にしました。

 なお、本年度は、役員改選となっており、会長に(有)コセンファーム 代表取締役 古川 拡 氏、副会長に(農)ねじめ農園 代表理事 肥後 隆志 氏、(有)松原養鶏場 代表取締役 松原 勇一 氏、いずれも再任されました。

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左から、古川会長・肥後副会長
(松原副会長 欠席のため不在)
 新規加入会員の紹介も行われました。 

 古川会長は今回で2期目を迎えました。6月には公益社団法人日本農業法人協会の九州地区理事に選出されています。全国の情報も的確に入手するとともに、理事会には積極的に発言することで鹿児島の会員の声を正確に届けていきたいと抱負を語っておられます。
 このほか総会では、県農政部の谷口次長様、公益社団法人日本農業法人協会専務理事の成田様、日本政策金融公庫鹿児島支店長の菊池様にご挨拶いただきました他、県農政課長の横山課長様など多数のご来賓の方々にご臨席いただきました。ありがとうございました!
 本年度はファーマーズマーケットも第5回目を迎え、ますます運営委員の活躍が目に見えるようになってきました。また「語る会」をはじめとした研修会、国内外での商談会もますます充実してまいります。事務局一同頑張ります、よろしくお願いいたします!
(追記)
会合ごとに毎回、参加者からのアンケートをとっています。自分が進行したパネルディスカッションの感想、今まで怖くて読んでいなかったのですが、改めて読むと辛口の意見も多く、へこみながら目を通していくと、この方の感想が...

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な・な・なんと「坂口さんの司会、最高でした。」
とあります!!!

 今年6月に42歳の若さで急逝された㈱あおぞら元気農場の遠竹博樹さん。ご本人はそれほど意識して書いていらっしゃらないでしょうが、何か大事なメッセージを受け取った気がしました。これからも事務局として、会員の皆様の発展のため微力を尽くす決意を新たにしました。個人的な事柄失礼しました。

【農業法人について語る会~上半期の活動~】

「担当者のブログ」更新、ようやくエンジンがかかってまいりました。平成27年度は3回開催を予定している「農業法人について語る会」について、8月と10月の模様を報告します。

<8月開催鹿児島会場「アグリネットワーク・経営セミナー」>
平成27年8月10日に鹿児島サンロイヤルホテルで開催した「農業法人について語る会2015」。86名にご参加いただき、経営課題についての意見交換、課題解決のヒントを探りました。また、異業種の発想法を通じて、経営・生産技術などの課題について研修会を行いました。

今回、アグリネットワークと経営セミナーの2本立ての研修会を行いました。アグリネットワークとは、農業法人向けの支援・サービスで県内外の農業法人をサポートする賛助会員の方々からご紹介、発表いただいたものです。2年ぶりに実施しました。年々、賛助会員さんの数は増えてきており、その業種はITや保険、機械リース、食品企業等多岐にわたります。正会員の農業法人から詳しい話を聞いてみたいという声が強くなりまして今回開催しました。会場を、生産に係るものと加工・販売に係るものの2つに分け、全部で12社からの情報提供がありました。

※詳細はこちら。

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 短い時間ではありましたが、チラシやパンフレットだけではなく、実際の動画を見ることもでき、参加者も満足しているようでした。アグリネットワーク終了後、県担い手・地域営農対策協議会との共催で行った「経営セミナー」。

講師に、濱田酒造株式会社 代表取締役社長 濱田雄一郎 氏を招へい。とても示唆に富む充実した研修を行うことができました。

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講師の濱田雄一郎 氏

  この講演は、「いくら経営に役立つ情報の話ができても、それを実践しようという気持ちにならなければ、何もならない。異業種経営者の苦労話、はい上がった話を聞いて刺激を深めたい」という理事の提案からでした。

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講演会の様子

  「本格焼酎を真の国酒へ、更には世界に冠たる酒へ」を目標とする濱田酒造さん。焼酎だけでなく清酒やビール、ウイスキーにいたるまで酒造業界全体の動向を注視されながら、経営者であるご自身の理念を、絶えず社員さんに浸透させる絶え間ない努力を続けておられます。

「自分の理と人の理をしっかりバランスをとりながら、良いパートナーシップを図る」
「育成には、理念の浸透と実践(不易)が大事。そのうえで関係者に目標と計画を示す」
「状況をしっかり見据えて、計画は具体的に数値化を」
業種は違っても、経営の将来設定や社員の動かし方など多くの共通点があり、参加者それぞれの立場で意識つけができました。濱田社長、ありがとうございました!

濱田酒造株式会社について詳しく知りたい方はこちら→http://www.hamadasyuzou.co.jp/

これからも様々なテーマで研修を行ってまいります。理事会での協議などで決定しますが、「こんな講演を聴きたい」「こういうテーマで研修をもってほしい」など、ご意見ありましたらぜひ事務局にご意見をお寄せください。

(追記)
今回とてもうれしかったことが一つ。今年のファーマーズマーケットに濱田酒造さんが関連会社の「三味一心堂」さんと共同でご出店いただけたことです。懇親会の席で運営委員が濱田社長にかけあい、後日正式に会社に赴き実現しました。お世話になりました!

 <10月開催霧島会場「経営者セミナー、スタディワーク、経営視察」>
10月5日~6日(木)、霧島市・ホテル京セラで、「農業法人について語る会(霧島会場)」を実施。当日は54名が出席しました。今回は農林中央金庫と県担い手・地域営農対策協議会との共催で開催しました。

第1部は「経営者セミナー」では、(株)壱番屋特別顧問で「カレーハウスCoCo壱番屋」創業者の、宗次徳二氏から「宗次流 独断と偏見の経営哲学~経営革新はリーダーの行動改革から~」と題し講演いただきました。

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※経営者のオーラに圧倒されたのか、写真が遠目になってしまいました(笑)入手したら差し替えますので。

宗次氏は生い立ちや、創業時から現在に至るまでの苦労話を踏まえ、宗次流の経営哲学について講演。

◎朝から晩まで徹底的に働く
◎現場主義を貫く
◎ライバルを一切気にしない
◎お客様のクレームは貴重な財産
◎「夢」ではなく「目標」を追いかける
◎継続的に店舗の近隣を掃除する
◎後継者を育て、潔く身を引く

社長時代は朝4時台に出社、夜18~23時に退社。1年365日ほとんど休まず働かれていたという宗次氏。「経営は苦労の総合商社」「人のために何かをすることが最高の贅沢」「"人財"となる従業員を大切にする」「周囲のために愚直に真摯に働き続けること」など印象に残る言葉の数々に参加者は刺激を受けた様子でした。

第2部はスタディワーク「従業員がやめてしまう、その前に~農業経営者が知っておくべき労務管理のポイント」を開催しました。新規就農者は増加傾向にありますが、離職率も高い傾向にあります。従業員が突然の退職を防ぐため経営者はどうふるまい、何をすべきか。
一般社団法人アグリフューチャージャパンによる、事例を用いたグループディスカッションを通じて、各社の労務に関する振り返りを行い、経営者と従業員がいかによい関係を築くかを考えていただきました。写真に収めておりますので、ぜひご覧ください。

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参加者から寄せられた声です。みなさんやってよかったと感じられたようです。
◎「社内の情報共有には気を付けてきたつもりだったが、パート社員もふくめて情報共有しているところがあるのは驚いた。自社でもパート社員を巻き込んでいきたい」
◎「従業員の自主性を尊重して仕事を任せてきたが、もしかしたら本人は「放任されている」と感じているかもしれない。職場に戻ったら本人の思いを聞いてみたい」
◎「自分自身が外に出る機会が増えて、事務所を不在にすることが多くなった気がする。自分の夢や会社の目標について、もっと従業員と語り合う必要を感じた」

 最後は社会保険労務士の西村和人先生から、労務トラブルの事例やその防止策について講義いただきました。農業法人経営も規模拡大や多角化により、外部からの雇用するケースが増えていく傾向にあります。経営者はしっかり従業員と向き合い、永続的に良好な関係を築くことが必要です。機会をとらえて、このようなグループワークを他の会員さんも体験してほしいと感じました。翌日は現地視察。まずは会場近くにある農業法人協会会員の(株)さくら農園を訪問しました。関連会社の(農)霧島さくら農園と合わせ36haもの敷地内に、ぶどう、りんご、キンカン、なし、レモン、サクランボ、ブルーベリーなど多様な果物を生産し、観光農園やレストラン、加工施設など6次産業化に取り組まれています。

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(株)さくら農園について詳しく知りたい方はこちら→ http://sakurafarms.jp/

続いて一路、鹿児島空港へ。近年関心が高まっている本県農畜産物の輸出の取り組みを視察。(株)鹿児島空港ビルディングさん、南国交通(株)さんにご協力いただきました。平成27年には鹿児島空港内に輸出用一時預かりのための冷蔵冷凍施設を整備。「鹿児島空港航空貨物利用促進事業」により、利用料について助成措置を講じています。鹿児島空港発着の国際線は毎日就航ではなく継続的な輸出に結び付きにくい課題はありますが、スポット的な取り組みを続けることで新たな展望を見出そうという声も聞かれました。

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「語る会」は平成27年度中にもう一度開催します。会員の皆さんの経営に役立つ研修は何か、しっかり検討してまいります。次もお楽しみに!

(追記)
 こちらの写真はテレビ会議の様子です。先日のグループワークの反省会と今後の支援について、アグリフューチャージャパンと農林中央金庫福岡支店、県農業法人協会事務局で行いました。初めてのテレビ会議、ちょっと緊張しましたがすぐ慣れました(笑)なかなか面白かったです。あと、アグリフューチャージャパンさんと農林中央金庫さんの課題点をつきつめて次につなげようとする姿勢、さすがと思いました。

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アグリフードEXPO2015大阪

平成27年2月19日(木)~20日(土)に開催されたアグリフードEXPO2015大阪に出展してきました。
回数を重ね、他県の出展社の方々との交流も増えてきました。

今回は、(有)コセンファーム、(株)さかうえ、(株)hishi、ヘンタ製茶(有)の4社が共同出展ブースに入り、商談に取り組みました。
会場は、アジア太平洋トレードセンターの大きなホールで、日本全国より476社の農業者、加工業者などが集いました。また併せて、シーフードトレードショーも開催され、水産加工業者も会場を賑わせました。

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 会場の様子 会場の様子

鹿児島県から21社出展し、各社こだわりの加工品、野菜、お肉、果物、お茶など並びました。

今回、商談会自体初めてで、当協会ブースで出展した(株)hishiの菱田社長は、「商談会の会場をイメージしながら、事前に資料準備や展示物の作成を行いましたが、バイヤーさんが求める資料やディスプレイ用の備品の不足、隣の出展社との間の取り方、配置方法など学ぶ点が多かった。今回学んだことを、次回の商談会では生かしていきたい」と、次回の出展に向けての想いを語ってくれました。

ちなみに、菱田社長は今回、事前に3つのものを準備していらっしゃいました。
1つ目は、年間の収穫作物をグラフ化したもの。2つ目は、自分たちの畑の特徴をメリット・デメリット化したもの。3つ目は、土。でした。どれも、大阪の会場にいながら、どこまでバイヤーさんに鹿児島にある自社のことを知ってもらえるか、興味をもってもらえるか、考えて作成・準備されたものでした。
商談会終了後は、気になった業者さんへ早速連絡し、その翌週には、農場を見るために鹿児島へ来ていただき、既に取引も開始されました。
菱田社長は、「行ってみないと分からないというのが身にしみて分かり、今回をきっかけに自分の中で価値観や感覚に変化があった。大変勉強になり、大満足の2日間だった」と、初出展でたくさんのことを収穫されたようでした。

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 (株)hishiブース 丁寧かつ熱心な菱田社長!

ヘンタ製茶(有)では、社長の姿が恒例ですが、今回は息子さんの辰典さんが1人で商談に臨みました。「数回、社長と一緒に商談会やコンクールには出ていましたが、1人では、ほぼ初めてです」と少し緊張気味でしたが、いざ商談会が始まると、その様子は全くなく、一生懸命お茶の説明、試飲の提供など行っていました。

JR九州の豪華列車「ななつ星」で扱われている商品を使用したお菓子や、手軽にお茶を飲める商品の商談に取りくみました。
「ななつ星御用達」が1つのブランドとなり、興味を持つ方々も多かったです。

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 ヘンタ製茶(有)ブース 目の止まる展示でした!

 (有)コセンファームの古川社長と奥様のお2人は、「今回、バイヤーさんだけではなく、当協会会員や他の出展社の方々と交流ができて良かったです」と、今後も県内外の商談会へ出展を重ね、更に目に止まるディスプレイや資料の準備など取り組む様子でした。

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 (有)コセンファームブース 試食用のお漬物

(有)コセンファームでは、今回、試作品のにんじんジャムをたくさんの方に試食してもらい、商品開発に向けてのニーズ把握にも取り組みました。
「にんじん嫌いな子供さんにも召し上がっていただけるよう、甘めに作りました」と奥様の想いが詰まっている商品です。
「試食していただいた方々からの「おいしい」の声で自信を持てたことと、「量が多いと思う」という意見を課題とし、また考え直します」と奥様の新商品開発はまた一歩進みました。

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 新商品開発中!!

(株)さかうえでは、大隅地域特徴の野菜を大きな籠にディスプレイしました。
会場内、加工品が多い中、新鮮で元気な野菜は、目に止まり、「○○を必要としている」「立派な野菜だね~」「○○を作ってほしい」など具体的な内容が多かったようです。
日常、畑で野菜を作り、このような商談会等にも参加している世良田さんは、来られたバイヤーさんに向け、会社として取り組んでいること、農薬の使用状況、可能な生産量などを伝え、励んでいらっしゃいました。

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 (株)さかうえブース 新鮮野菜の展示

当協会会員も個別出展で、各社商談に励んでいました!

出展された会員は、(株)オキス、アネット(有)、(有)かごしま有機生産組合、(有)三清屋、南州農場(株)、(有)農業生産法人ノダ。
要望はあっても量に対応できなかったり、本格的な商談に向けて打ち合わせをしたり、さっそく見積もりとサンプルの発送準備をしたりと、皆さんお忙しそうでした。

個別出展の方々を一部紹介します。

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南州農場(株) (有)鹿児島有機生産組合/(有)三清屋 (有)農業生産法人ノダ

出展された皆様方は、準備から出展、その後の対応までお疲れ様でした。
2日間、立ちっぱなしは腰にも足にも疲労感がくると思いますが、頑張っただけの成果がでるものであって欲しいと思います。

例年、鹿児島県農業法人協会の恒例行事となってきている国内向けの県外商談会です。少しずつ輸出に向けた活動も積極的に取り組んでいきたいと考えております。
また、既にご案内しておりますが、アグリフードEXPO東京2015の開催が8月18日(火)~19日(水)です。
関東と関西の市場は全く違います。

当協会でも、共同出展社を募集し、支援をしていきますので、「商談会にまだ行ってたことのない方」「どのようなものか実際に見てみたい方」「1ブース借上げるにはスペースが広すぎるという方」は、是非、お問い合わせください。

 

 

 

今月の農業法人:ヘンタ製茶(有)

今回ご紹介するのは、霧島市牧園町で、お茶の生産から加工、販売まで一貫経営で取り組み、地域の特色を活かした良質なお茶をお客様に届けているヘンタ製茶(有)。

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平成26年11月に開催された鹿児島県新加工品コンクールでは、同社のお茶の香りの高さと、お茶の風味がうまさを引き立てた洋菓子の「ダックワーズ」が見事最優秀賞を受賞しました!

 

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ダックワーズ!

更に、同社のお茶は、JR九州の運営するあの有名な豪華寝台列車"ななつ星in九州"の車内で使用されています。
同社代表取締役の邉田 孝一 氏に、30年前にお父様から引き継いだころのお話しや、県内外のお客様に愛される商品づくりについてお話しを伺ってきました!

同社は、昭和42年、わずか茶園面積10aで水稲と雑穀の複合経営からスタートし、平成6年法人化後、拡大を続け、現在は、茶園面積自社19ha、系列5haの24haで茶葉栽培、そしてその茶葉を利用した飲料や菓子などの製造をしている農業法人です。

平成21年より、自社で生産・加工したものを自社で販売する「6次産業化」に取り組み、平成23年、24年には、手軽に入れたてのお茶を楽しめるペットボトル式の「シェイクイット霧島緑茶」が、国際的な良品品評会である「モンドセレクション金賞受賞」。また、同年の24年には、全国農業コンクールにおいて農林水産大臣賞も受賞されました。
この「シェイクイット」の誕生は、あるイベントで出会った業者さんとの商品開発で生まれました。近年、ペットボトル飲料の普及により、リーフ茶そのままでの販売が厳しい中、このように、茶葉を利用した加工品をつくることで、鹿児島のお茶に興味を持ってもらえる機会になっているようです。

 

 

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シェイクイット!  左は開封前、右は開封後

邉田社長のお茶に対する想いはシンプルかつ真面目です。
「お茶であり加工品であり、作ったものを販売する為には、原料(お茶や畑)をきちんとすることが次に発展すると感じている」とおっしゃいます。
お茶は嗜好品であり、生産者がおいしいお茶というより、個人個人で味わうもの。
邉田社長は、"いいお茶"をつくるより、"お客様の求めている、うちにしかないお茶"を作るように心がけています。

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数々の賞も受賞!

そんな中、邉田社長がお客様に伝えられることは、どのような取組みで「安心・安全」なお茶なのかということのようです。自信を持っている商品を作っているからこそ言える想いだと感じました。

平成25年に採用が決まった"ななつ星"で利用されている同社のお茶は、手摘み茶入りの香り高いお茶の美味しさと、商品のパッケージがイメージ通りということから、商品導入となったようです。

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中央が〝ななつ星〟取扱商品

「ななつ星」は、地域活性も視野にいれたJR九州の取組みで、今回、霧島茶を使用することにあたり、国内の消費者にはもちろん、海外の旅行者にも「霧島茶」を知ってもらえるこの機会をきっかけに、邉田社長は、霧島の地元のものをもっと発信していきたい想いでいっぱいです。

「この話が決まった時、お茶を作っていて良かった!」と心から思ったと邉田社長はおっしゃいます。
ななつ星についてはこちらをご覧ください。(http://www.cruisetrain-sevenstars.jp/

 

邉田社長は、県や市、関係団体等から声がかかる商談会やイベント、研修会のお誘いには、できる限り断らず積極的に参加するよう心掛けています。
「県外の商談会やイベントでは、出展料の他、旅費や人件費もかかることから、赤字の時もありましたが、それを続けてきたことで、商品づくりや販路拡大に結びついた」と話されます。

そんな邉田社長のモットーは、「物を売る前に人を知る」です。
相手方も生産している地域や育て方、こだわりなど知ってから商品を購入するように、生産者側も自社商品を買ってくれる人、興味を持っている人はどんな人物なのか知りたいのは同じです。
その為に、「安心・安全」の意味、「霧島茶の歴史」、「おいしい飲み方」をしっかりと伝える同社社長の姿があります。

 邉田社長の背中を見て育った息子さん2人も、経営に加わっており、(兄)辰典さんは、日本茶インストラクターを取得し、お茶の生産に励む傍ら、小学校などでお茶の入れ方教室指導なども行っています。子供の頃から、お茶の入れ方や飲む方法などを伝えていくために取り組んでいます。(弟)拓郎さんは、鹿児島県立農業大学校卒業後、現在は県の茶市場で研修生として頑張っており、平成27年4月~同社へ入社し、生産現場をメインに取り組んでいきます。

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小学生からの声 邉田社長と辰典さん  辰典さん、商談会でも頑張っていました!

そして、邉田社長は、今後更に、霧島市を盛り上げていくため、地域、観光を巻き込んだグリーンツーリズムなどの取り組みにも挑戦していきます。お茶の文化が昔から霧島にあることを示すため「霧島大茶樹保存会」会長を務め、地域に残っている樹齢130年の茶樹の保護にも取り組んでいます。
現在、邉田社長、奥様、息子さん2名に加え、従業員として繁忙期は生産部に10~12名、販売部に3~4名雇用し、経営していらっしゃいます。まだまだ邉田社長の取組みには夢があります!この夢に向かって一緒に働いてくれる方募集しています。

「農業に興味がある」「お茶が好きだ」「霧島に興味がある」「社長の人柄に惹かれた」など、理由は問いません。気になる方は是非、邉田社長へアタックしてください!!

ヘンタ製茶(有)についてもっと知りたい方はこちら。(http://www.henta.jp

 

 

宮崎・沖縄・鹿児島3県合同農業法人トップセミナー

例年、宮崎県、沖縄県、鹿児島県の3県持ち回りで取り組んでいるトップセミナーですが、本年度は鹿児島県が担当県となり、3月17日(火)~18日(水)、農林中央金庫、県担い手・地域営農対策協議会と共催で鹿児島市にて開催しました。

参集は、(一社)宮崎県農業法人経営者協会会員、沖縄県農業法人協会会員、鹿児島県農業法人協会会員の他、関係団体・機関等で、約125名が集いました。
1日目は室内研修、2日目は県内現地視察を行いました。

室内研修の第1部では、農林中央金庫のご協力のもと、元・ヤマト運輸(株) 代表取締役社長 都築 幹彦 氏をお招きし、「経営環境の変化にどう対応するか~クロネコヤマトの実践から~」と題してご講演いただきました。

 

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講演の様子 都築氏
現在では普及している「クロネコヤマト宅急便」ですが、ここに至るまでの取組み、挑戦話、苦労話をお話しいただきました。

 

都築様は、1987年に3代目社長として就任され、現在は講師として国内を回られています。
現役時代は、反対する労働組合を説得し、国内初の「クロネコヤマト宅急便」を開始され、厚い壁であった許認可問題等で、運輸省・郵政省・警察庁と折衝しながら、規制と闘い、現在のネットワークシステムの元を作り上げられました。

当初、「宅配は事業化できるわけがない」「コストが合わない」と言われ、1日11個だった宅配物は、現在では1年間で16億個まで拡大しました。消費者が便利に活用できるようにしたい、駅留めを改善したい、という想いから、あえて大変なことに挑戦し、宅配サービスを開始・継続することにより、現在、47都道府県約4000店舗、年中無休のサービスができあがったようです。

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都築様、講演ありがとうございました!

その中で、参加者の方々も大変勉強になったと言われたキーワードがこちら。
「-1を10個足したら-10、-1を100個足したら-100だと思うでしょ、でも、-1を1億個足したら-1億にはならない」
理由としては、-1の仕事も数量を増やせば、効率性が上がり、黒字に変わるからでした。

クロネコヤマトでは、お客様と直接対面するドライバー6万人の方々のファンをどれだけ増やすか、そのための信頼を築くことを徹底して指導しているようです。
近年、会社組織の中で上下関係の議論不足や、コミュニケーション不足が言われています。
その理由の1つとして、「社長の言っている内容を理解できていない」→「お互いが意見を言い合い、意志疎通を図れない」をあげられました。
各自の業務に追われている現在では、時間と場所を決めて、みんなで意見交換をする場をつくることが重要なようです。

 

第2部では、鹿児島県担い手・地域営農対策協議会共催で、(株)石動農産 代表取締役 秋吉 義孝 氏をお招きし、「(株)石動農産の人材育成について」ご講演いただきました。
当初、予定していた(株)西部開発農産 照井会長が急きょお越しいただけなくなり、秋吉様に講演を依頼し、対応していただきました。

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講演の様子 秋吉氏

秋吉社長は、73haで水稲55ha(うち主食用13ha、飼料用稲42ha)、キャベツ30haを経営される傍ら、佐賀県農業法人協会会長も務めていらっしゃいます。

「今日まで、県でインターンシップや研修生受け入れを事業化し、10名の研修生を受け入れてきたが、そのうち農業を続けているのは4名。研修中はみんな頑張っているが、その後、自分での経営となっていくとうまくいってない。そこで、現在は研修生から雇用というかたちに変え、自社を引き継ぐ人材2名を育てている」とおっしゃいました。
(株)石動農産には、直系の後継者がおらず、従業員をトップとして責任のある存在となれるよう育てている真っ最中です。

秋吉社長は、できるかぎり、口出しをせず、作業を任せることで、自信をつけてもらい、自分たちが担っていくという自覚を持たせるように心がけているようです。
最後に、「水稲作主体の経営に対し、現在、日本人が米を食べなくなったという状況があるように、他の業種においても、今後、さらに人口が減り、消費の減る状況を想定し、それに対する対策を準備しておく必要がある」と、消費者のニーズ、国の動き、自社の経営状況をしっかりと把握し、取り組んでいくことの大事さを訴えられました。

情報提供では、三井住友海上あいおい生命保険(株) 営農推進部法人開発グループ シニアコンサルタント 西村 浩司 氏より「事業継承・退職金制度について」、アグリビジネス投資育成(株) 執行役兼投資育成部第三部長 伊沢 豊 氏より「増資による農業法人の財務強化について」説明をいただきました。

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西村氏 伊沢氏

翌日の現地視察では、鹿児島市の(有)かごしま有機生産組合の経営する直売所「地球畑荒田店」、姶良市の(有)蔵、霧島市の(有)今吉製茶へ訪問しました。

◆(有)かごしま有機生産組合

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t地球畑店内の様子 松倉店長 大和田社長

◆(有)蔵

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ハウスの中でお話しを聞かせていただきました! 蔵満社長

◆(有)今吉製茶

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茶工場見学も行いました。 今吉社長

(有)かごしま有機生産組合では、有機野菜の周知を高める活動や店舗の取組み等について、(有)蔵では、有機農産物の生産者としての想いや現在に至るまでの背景について、(有)今吉製茶では、霧島茶のことや茶業界の現状について各社説明いただきました。

3県法人協会の会員同士の交流を図り、課題解決や経営発展を目指している3県トップセミナーを平成26年度最後の研修会とし、無事、終了することができました。
お集まりいただきました各県会員の皆様方を始め、これに係る関係機関・団体、事務局の方々のご協力ありがとうございました。
また、講師のお二方、情報提供のお二方、視察研修を快く受け入れてくださった3社の社長方、大変お世話になりました。

来年は、宮崎県での開催となっていますので、本県からの多数のご参加をお待ちしています。

 

アグリフードEXPO2015大阪

平成27年2月19日(木)~20日(土)に開催されたアグリフードEXPO2015大阪に出展してきました。
回数を重ね、他県の出展社の方々との交流も増えてきました。

今回は、(有)コセンファーム、(株)さかうえ、(株)hishi、ヘンタ製茶(有)の4社が共同出展ブースに入り、商談に取り組みました。
会場は、アジア太平洋トレードセンターの大きなホールで、日本全国より476社の農業者、加工業者などが集いました。また併せて、シーフードトレードショーも開催され、水産加工業者も会場を賑わせました。

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 会場の様子 会場の様子

鹿児島県から21社出展し、各社こだわりの加工品、野菜、お肉、果物、お茶など並びました。

今回、商談会自体初めてで、当協会ブースで出展した(株)hishiの菱田社長は、「商談会の会場をイメージしながら、事前に資料準備や展示物の作成を行いましたが、バイヤーさんが求める資料やディスプレイ用の備品の不足、隣の出展社との間の取り方、配置方法など学ぶ点が多かった。今回学んだことを、次回の商談会では生かしていきたい」と、次回の出展に向けての想いを語ってくれました。

ちなみに、菱田社長は今回、事前に3つのものを準備していらっしゃいました。
1つ目は、年間の収穫作物をグラフ化したもの。2つ目は、自分たちの畑の特徴をメリット・デメリット化したもの。3つ目は、土。でした。どれも、大阪の会場にいながら、どこまでバイヤーさんに鹿児島にある自社のことを知ってもらえるか、興味をもってもらえるか、考えて作成・準備されたものでした。
商談会終了後は、気になった業者さんへ早速連絡し、その翌週には、農場を見るために鹿児島へ来ていただき、既に取引も開始されました。
菱田社長は、「行ってみないと分からないというのが身にしみて分かり、今回をきっかけに自分の中で価値観や感覚に変化があった。大変勉強になり、大満足の2日間だった」と、初出展でたくさんのことを収穫されたようでした。

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 (株)hishiブース 丁寧かつ熱心な菱田社長!

ヘンタ製茶(有)では、社長の姿が恒例ですが、今回は息子さんの辰典さんが1人で商談に臨みました。「数回、社長と一緒に商談会やコンクールには出ていましたが、1人では、ほぼ初めてです」と少し緊張気味でしたが、いざ商談会が始まると、その様子は全くなく、一生懸命お茶の説明、試飲の提供など行っていました。

JR九州の豪華列車「ななつ星」で扱われている商品を使用したお菓子や、手軽にお茶を飲める商品の商談に取りくみました。
「ななつ星御用達」が1つのブランドとなり、興味を持つ方々も多かったです。

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 ヘンタ製茶(有)ブース 目の止まる展示でした!

 (有)コセンファームの古川社長と奥様のお2人は、「今回、バイヤーさんだけではなく、当協会会員や他の出展社の方々と交流ができて良かったです」と、今後も県内外の商談会へ出展を重ね、更に目に止まるディスプレイや資料の準備など取り組む様子でした。

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 (有)コセンファームブース 試食用のお漬物

(有)コセンファームでは、今回、試作品のにんじんジャムをたくさんの方に試食してもらい、商品開発に向けてのニーズ把握にも取り組みました。
「にんじん嫌いな子供さんにも召し上がっていただけるよう、甘めに作りました」と奥様の想いが詰まっている商品です。
「試食していただいた方々からの「おいしい」の声で自信を持てたことと、「量が多いと思う」という意見を課題とし、また考え直します」と奥様の新商品開発はまた一歩進みました。

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 新商品開発中!!

(株)さかうえでは、大隅地域特徴の野菜を大きな籠にディスプレイしました。
会場内、加工品が多い中、新鮮で元気な野菜は、目に止まり、「○○を必要としている」「立派な野菜だね~」「○○を作ってほしい」など具体的な内容が多かったようです。
日常、畑で野菜を作り、このような商談会等にも参加している世良田さんは、来られたバイヤーさんに向け、会社として取り組んでいること、農薬の使用状況、可能な生産量などを伝え、励んでいらっしゃいました。

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 (株)さかうえブース 新鮮野菜の展示

当協会会員も個別出展で、各社商談に励んでいました!

出展された会員は、(株)オキス、アネット(有)、(有)かごしま有機生産組合、(有)三清屋、南州農場(株)、(有)農業生産法人ノダ。
要望はあっても量に対応できなかったり、本格的な商談に向けて打ち合わせをしたり、さっそく見積もりとサンプルの発送準備をしたりと、皆さんお忙しそうでした。

個別出展の方々を一部紹介します。

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南州農場(株)

(有)かごしま有機生産組合/
(有)三清屋

(有)農業生産法人ノダ

出展された皆様方は、準備から出展、その後の対応までお疲れ様でした。
2日間、立ちっぱなしは腰にも足にも疲労感がくると思いますが、頑張っただけの成果がでるものであって欲しいと思います。

例年、鹿児島県農業法人協会の恒例行事となってきている国内向けの県外商談会です。少しずつ輸出に向けた活動も積極的に取り組んでいきたいと考えております。
また、既にご案内しておりますが、アグリフードEXPO東京2015の開催が8月18日(火)~19日(水)です。
関東と関西の市場は全く違います。

当協会でも、共同出展社を募集し、支援をしていきますので、「商談会にまだ行ってたことのない方」「どのようなものか実際に見てみたい方」「1ブース借上げるにはスペースが広すぎるという方」は、是非、お問い合わせください。

 

 

 

食と農を結ぶ交流フォーラム

今年で3回目となった(株)日本政策金融公庫との共催で行う「食と農を結ぶ交流フォーラム」を、平成27年1月30日(金)に鹿児島市 城山観光ホテルで開催しました。
県内の農業法人と食品に関わる企業や加工業の方々が集う異業種交流会で、約150名の方々に参加いただきました。

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古川会長 開会あいさつ

第1部では、 (有)藤岡農産 (有)大野台グリーンファームを経営する傍ら(公社)日本農業法人協会会長を務める藤岡 茂憲 氏に秋田県よりお越しいただき、基調講演を行いました。題目は「農政改革のなかで農業経営を極める」。農業情勢の中で活躍する藤岡会長だからこそできる実体験の講演をいただきました。

(有)藤岡農産では、秋田県の特産物である米を生産し、"あいかわこまち"というブランド米として販売し、(有)大野台グリーンファームでは、大豆や野菜を生産する、2つの会社を経営していらっしゃいます。
藤岡社長のモットーは、「売り先と価格が決まっていないものは春に種をまかない」であり、消費者に届くまでの営業活動を徹底しています。例えば、東日本大震災で道路がストップし、関東へ届ける予定の荷物が出荷できない時には、自らトラックに積み込んで関東のお客さまの手元まで届けました。取引先の1つである飲食店の亭主は、今でもその話を涙ながらに話してくれます。そうゆう方々の声に応えようと、藤岡社長を筆頭に従業員の方々は、毎日一生懸命です。

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会場の様子 (有)藤岡農産 藤岡氏

 

実際、講演を聞かれた方々の声を一部紹介します。「藤岡会長の話には人生の味があり非常に感銘を受けた。経営者というよりは男の鏡である。」「藤岡さんの話されるように農業人は他力本願であると思います(士農工商)。自分で考えて責任を持ってやるべき。」「内容が熱くて大変ためになった。ただ物を作ればいいということから脱却し、経営重視ということは何年も前から言われているが、体験談を聞くことができてよかった。」と、農業従事するまでの生き方、考え方から現在に至る想いがこもった講演に感動される方は多かったです。
第2部では、業種を問わず、最近の課題としてよく耳にする「事業継承」「人材育成」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。南九州3県の農業法人と県内のさつまあげ製造・販売を行う食品加工業の代表の方々にご登壇いただき、第1部の講師である藤岡様がアドバイザー、(株)日本政策金融公庫 鹿児島支店 菊池支店長兼農林水産事業統轄が進行を行いました。

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パネルディスカッションの様子(ステージ左) パネルディスカッションの様子(ステージ右)

事例発表いただいたのは、

熊本県より(有)中原温室 代表取締役 作本 秦生 氏

宮崎県より(有)加藤えのき 代表取締役 加藤 修一郎 氏

鹿児島県より(有)松原養鶏場 代表取締役 松原 勇一 氏

鹿児島県より(株)立石食品 代表取締役 立石 悠治 氏

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会場の様子

菊池支店長進行のもと、日本で起きている人口減少の状況や、継承時の課題点などの説明を加えながら、各社、事業継承、人材育成について発表いただきました。

(有)中原温室 作本社長は、現在事業継承5年計画の真っただ中で、社内の業務は息子さんに任せ、従業員も息子さんの指示や役割分担に従っており、社外の付き合いや取引先については、時間をかけて、少しずつ引き継いでいるようです。
(有)加藤えのき 加藤社長は、福岡県で別の仕事をしていたが、家庭の事情で事業を引き継ぐことになり、「やるからにはしっかりやりたい」と、周りのサポートもありながら、年々規模拡大を目指し、社長就任時(10年前)より現在は約7~8倍の生産量・売上高をあげていらっしゃいます。
(有)松原養鶏場 松原社長は、事業継承され約6年。その際、先代社長(現在会長)より言われた言葉が「家業は継いでも事業は継ぐな」でした。現在の外部環境にあった売り方やブランド作りに取り組み、先代から引き継いだものは守りつつ、状況に応じ、変革をし続けています。
(株)立石食品 立石社長は、社員として入社後、婿養子となり現在に至ります。社員時に感じたことや気づいたことを改善点としながら、社員全員が働きやすい環境づくりに徹底しています。従業員だけではなくその周りの方々の誕生日や永年勤続の他、年間を通して記念日をお祝いし、現在、人不足で採用が厳しい状況だからこそ、採用したら離さない仕組みづくりを考えていました。

「家業としての農業」から、「外部雇用を含めた産業としての農業」にシフトしていっている今日。4名の現場で実際に取り組んでいる内容を発表していただき、また、各業種独特の悩み、手法がありました。アドバイザーの藤岡会長から、1人1人のパネラーの特徴、事業継承や人材育成のポイントとして若い人材を育てるために誉めて育てる難しさや、時代の変化に敏感に気づき変化していくことなどをアドバイスいただき、閉会しました。

参加者からも、大変いい内容だったという声が数多く寄せられました。実際の声を一部紹介します。「各経営者の方が、どのように継承に取り組まれているか、色々な考え方があり参考になった。事業承継というとすぐに税務面の話かと思ったが、切り口が面白かった。」「自分は会社に所属しており、使われる側です。パネルディスカッションで使う側の立場からの視点だったり、考え方だったりととても参考になった。」「パネラーが若い経営者で良かった。パネラー4名とも素晴らしく事業承継され、事業を拡大していることに感心した。」「4人のパネラーはしっかりしていて参考になった。今の後継者に聞いてもらいたいパネラーさん方でした。日本の農業も捨てたものでないと感じるパネラーです。」

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例年に比べ、今回、農業らしい講演会となりましたが、食品企業の方々にも大変満足していただいているようでした。また、懇親会料理の一部において、パネリストの方々の食材を使用した特別メニューを、城山観光ホテルの料理長に作っていただきました。(有)中原温室のパセリ、青シソを使った前菜、スープ、ピラフ、 (有)加藤えのきのえのきを使用したえのきステーキ、スープ、(有)松原養鶏場の卵を使った前菜、オムレツ(株)立石食品のさつま揚げはお土産にさせていただきました。

今年も、たくさんの方々と交流を図ることができ、参加者の皆様方へ感謝申し上げます。ありがとうございました。また、各地より鹿児島までお越しいただいた講師とパネリストの方々をはじめ、関係者の皆様方のご協力ありがとうございました。

新年あけましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。

2015年も、よろしくお願いいたします。

 

さて、今年はヒツジ年。

激しい競争やトラブル争い事が実は嫌いなようで、チームワークを必要とする性質を持つヒツジですが、
皆様にとって、本年も良き年になりますよう、お祈り申し上げます。

 

寒い日が、まだまだ続きますが、身体にお気を付けてお過ごしください。

 

2014年も大変お世話になりました!

 

いつもお世話になっております。

本日、事務局は御用納めで、明日から4日までお休みをいただきます。

本年も、会員及び事務局連絡会構成機関・団体の皆さまを始め、関係機関・団体の方々に支えられ、有意義な活動に取り組めました。
現在、鹿児島県農業法人協会正会員は101社、賛助会員は51社となっております。
本年も、自主研修会や関係機関と合同で行った研修会をはじめ、鹿児島市で開催した農業法人ファーマーズマーケット2014など、例年どおり活発的な活動に取り組むことができました。

 

年を明けると、恒例の食と農を結ぶ交流フォーラム、3県合同農業法人トップセミナー(本県担当!)などにまだまだ取り組んでまいります!経営者の皆さまをはじめ、役職員の方々もお忙しいかとは思いますが是非ご参加ください!!

 

本年も大変お世話になりました。
2015年も、皆様にとって素敵な1年となりますよう、お祈り申し上げます。
それでは、皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。

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農業法人ファーマーズマーケット2014

今年で4回目の開催となった農業法人ファーマーズマーケット2014は、平成26年11月29日(土)・30日(日)に鹿児島市 ドルフィンポート前広場 ウォーターフロントパークで開催され、2日間で約1万4千名の方にご来場いただきました。
来場者2万人を目標に取り組んできましたが、1日目は天候にも恵まれ、目標達成の1万1千人、2日目の悪天候の影響で3千人という結果になってしまいました。

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11/29の様子【晴れ】
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11/30の様子【雨】

しかし、来場者からは、イベントに対して嬉しい言葉をたくさんいただきました。(以下にて一部紹介します)

「商品について丁寧に説明してくださり、勉強になりました。ありがとうございました。」
「苗を買い育て方も教えていただいて良かったです。」
「鹿児島の特産品が見れてどこで作られているのかわかって楽しかった。」
「お天気も良く楽しい時間が過ごせた。」「新鮮野菜や島の特産物が買えてうれしかった。」
「このような食のイベントは生産者の方とお話できて楽しいです。」 


この他にも、年に何回かの開催希望や、もっと有機野菜や多数の野菜、果物の販売を希望する声などいただいております。
来場される方々は、地元の鹿児島県の方が1番多いですが、東京や大阪、沖縄、長野など旅行中に立ち寄って下さった方々もいらっしゃいました。

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賑わう会場内  初日は桜島もご機嫌!! 

初日は、鹿児島県農業法人協会三役や、日本農業法人協会専務理事、農業法人ファーマーズマーケット実行委員会の運営委員長、事務局による開会セレモニー&テープカットを行いました。
主催者を代表し、鹿児島県農業法人協会 古川 拡会長より、出店社への気合い入れ、関わってきた方々への感謝などを込めてあいさつの後、共催の日本農業法人協会 市原 茂人専務理事より共催としての意気込み、積極的な活動を行う鹿児島県に対しての感謝の言葉をいただきました。

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松下運営委員長より出店社への注意  古川会長あいさつ 
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 市原専務理事あいさつ   いよいよテープカット! 

会場では、過去最高の63社66ブースの出店社が店舗を並べ、賑わせてくれました!
県離島振興協議会より16ブース、協賛企業や関係団体より4ブース、鹿児島県農業法人協会より46ブースが並び、離島の特産品や、新鮮な野菜や果物、植物、こだわりの加工品、飲食店舗では各生産者自ら商品のPRに取り組みました。
今回初めて出店をした(株)さかうえや(有)松原養鶏場の参加者は、有意義な経験をすることができた、また来年も参加したいと思う、とおっしゃいます。

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(株)さかうえ   (有)松原養鶏場 
お馴染みとなったミニトマトすくいや野菜スタンプ、農業クイズラリー、ふわふわなども例年どおり盛り上がりました。
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ミニトマトすくいは1日
500個以上準備!
野菜スタンプ
オリジナルエコバッグ
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今年はグリブーとさくらちゃんの
ふわふわ
 クイズラリーは
年齢問わず楽しめます! 

また、本年度、新しく企画したイベントが4つあります。
子供たちに農作業の運搬用で使用される一輪車を体験してもらおうと企画した「一輪車競争」や、これからの未来を担う子供たちに、農業の魅力を感じてもらえるようクボタとモンベルが開発した〝かっこいい農作業服〟をクボタの協力のもと行った「農ファッションショー」や、リーフ茶のおいしい入れ方をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと、お茶の生産者自らが立ち上がった「お茶の入れ方教室」と、(株)日野洋蘭園の協力のもと、ポニーのポコちゃんへのえさやり体験ができる「動物触れ合いコーナー」どれも農業のパワーを発信できるイベントになりました。

◆一輪車競争

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一輪車競争スタート!  途中で荷物を運んでゴール! 

◆農ファッションショー

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学生と一緒に!  テーマに沿って登場! 

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最後にみんなで♪(11/29)   学生と協会会員と子供たちと!(11/30) 


◆お茶の入れ方教室

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ヘンタ製茶(有)が実施 (有)今吉製茶が実施

◆動物ふれあいコーナー

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動物触れ合いコーナーは子供に大人気!

 

今年は、2日間ともオープンと同時にふるまいを行いました。先着100名様に、29日(土)は(有)小田畜産にご協力いただき「黒毛和牛鉄板焼き」を、30日(日)は(有)蔵にご協力いただき「手づくりぜんざい」を振る舞ってもらいました。どちらもスタート前からお客様はお越しになり、すぐに長蛇の列ができ、あっという間に終了しました。 

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黒毛和牛鉄板焼きの振る舞い!
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ぜんざいはもちろん、お餅も手づくり! 手づくりぜんざいの振る舞い! 
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2日間とも大人気のふるまい
さらに、会場内の色々な店舗でお買いものを楽しんでいただけるよう「ガラポン抽選券」も実施しました。5ヶ所でお買いものをすると1回抽選ができるというもので、賞品は生産者の作るこだわり商品です。
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1等は(農)根占生産組合 
花の木冷菓堂よりジェラート
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2等は(農)南州農場より
黒豚加工品詰め合わせ
 3等は(有)ライス郷井手口より
お米 

イベントの中でも特に力を入れているものとして、農業法人PRがあります。各出店社が、生産方法や商品アピール、タイムセールなどを行い、多くのお客様にこだわりや生産者の想いが伝わっていたようでした。
11月29日のPR(一部紹介)

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(有)蔵   (有)今吉製茶 

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(株)日野洋蘭園   (株)南九州沖縄クボタ 

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(有)西牟田農園   (農)根占生産組合 

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(有)六田農園
11月30日のPR(一部紹介)
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藤絹織物(株)(奄美の里)  アネット(有) 
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(農)ねじめ農園  (有)ヘンタ製茶 
2日目は雨天により、ステージでもPRを行いました!
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(有)勝目製茶園   エコファーム阿久根 
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(農)南州農場  (有)かごしま有機生産組合 

農産物の商品販売にあわせて、今年のステージを盛り上げていただいたのは、ディスティニーブラザーズと薩摩剣士隼人!今年も子供たちや若い女性を虜にする薩摩剣士隼人でした。ディスティニーブラザーズは、鹿児島の民謡や昭和歌謡、童謡など皆さんがご存知の音楽を中心に、トークと交えて会場の雰囲気を明るくしていただきました。
また子供たちと一緒に「茶わんむしのうた(鹿児島の民謡)」を一緒に振付けしながら楽しいステージをつくってくれました。

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薩摩剣士隼人ショー 
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ディスティニーブラザーズショー 

また、昨年好評だった「野菜ソムリエトークショー」を今年はグレードアップして、イタリアン料理 イル フェリーチェ 坂井シェフと、フランス菓子 一公 パティシエの一公さんの作るミネストローネとカボチャプリンのレシピ紹介や、野菜ソムリエより野菜の栄養価のお話しをいただきました。

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野菜ソムリエとつくろう!(かぼちゃプリン)試食を100名様に! 
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 野菜ソムリエとつくろう!(ミネストローネ) 野菜たくさんのミネストローネ  

農業法人ファーマーズマーケット2014を開催するにあたって、今年は13名の運営委員が開催まで5回の実行委員会での協議を重ね、「脱マンネリ化、もっと農業のイベントらしく」と、県立農業大学校生と一緒に、企画を練り込みました。
生産規模や職種、出身、役職、年齢など様々ですが、皆さんの「たくさんの人に農業の可能性を伝えたい」という想いは1つで、1~2ヶ月に1回の委員会開催時には皆さん参加してくれました。
新たなメンバーが加わったことで、新しいアイデアが発案されたり、課題点が見つかったりしました。元気いっぱいの若手組織の取組みが始まって今年で4年目、これからの活動が楽しみです。

本年度の運営委員のご紹介♪
運営委員長:(有)ファームランド豊 松下 寛和 氏
副運営委委員長:(有)小田畜産 蜜澤 彰宏 氏
副運営委員長:(有)錦江ファーム 町永 早苗 氏
(有)香花園 李 冬 氏、出口 智章 氏
(株)hishi 菱田 智昭 氏
(有)松原養鶏場 白澤 嘉光 氏
(有)下窪勲製茶 下窪 健一郎 氏
(有)コセンファーム 大城 勝司 氏
(有)ライス郷井手口 井手口 正昭 氏
(農)ねじめ農園 肥後 玄十 氏
(農)南州農場 石松 光 氏
平城商事(株) 中養母 和也 氏

県立農業大学校より、農学部 上赤 忍教授を筆頭に、1年生の若松 和さん、川野 史織さん、古田 美羽さんの3名が毎回の会議に参加の他、当日はブース出店に併せ、2日間で農大生14名、教授3名の合計17名動員いただきました。先ほど紹介した「農ファッションショー」にも、積極的にモデルとして登場してもらいました!若手メンバーも事務局も、学生の皆さんと一緒になり、イベントを運営できたのは嬉しかったです♪

今年も無事終了できたイベントですが、たくさんの方々に関わっていただいております。出店社の皆様、運営に携わっていただいた事務局連絡会構成機関・団体やイベント業者の皆様、県立農業大学校の皆様、MCの福元ゆみ様、武田みどり様をはじめ、ステージやイベントにご出演いただいた方々、そして本イベントにご協賛いただきました企業・団体の皆様、ご来場いただいた方々、改めてありがとうございました。

このような形で、無事、イベントを開催することができました。今回のキャッチフレーズ「未来に、子供たちにつなげよう、農業パワー!」は、お越しいただいた方々、県民の方々、そして出店者の皆さまにお届けできましたでしょうか。これからも、イベント内容の充実と、鹿児島県農業法人協会の発展を追求していきたいと思っています。皆様のご協力、ご支援、引き続きよろしくお願いいたします。

過去の農業法人ファーマーズマーケットについては以下をご覧ください。

農業法人ファーマーズマーケット2011
http://kagoshima-agri.jp/blog/1126.html

農業法人ファーマーズマーケット2012
http://kagoshima-agri.jp/blog/2012_1.html
農業法人ファーマーズマーケット2013
http://kagoshima-agri.jp/blog/25/2013.html