担当者のブログ
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当している山野です!
2月16日(木)~17日(金)開催の農業法人化・法人経営発展研修会(曽於地区)の報告です。
志布志市のホテルポラリスで開催したところ、総数61名の方々が出席されました。
<開会>
鹿児島県農業法人協会 古川会長より挨拶。
<講演①>
今回の研修会は、JA鹿児島県信連との共催で開催しましたので、担当の前田さんが講師紹介をしました。
「これからの農業者“どう売る・どう儲ける?”を考える」
講師:(株)船井総合研究所 東京経営支援本部 チーフコンサルタント 楠元 武久氏
現在では農業関係のコンサルタントもたくさんありますが、(株)船井総合研究所はそのパイオニア的存在。ビジネスとしての農業が脚光を浴びる前から積極的に取り組んでいます。当日はまさにノウハウ披露の場となりました。各項目の要点です。
○直売所を最大限活用して販路を広げる
・繁盛している直売所は「見せ方上手」「伝え上手」な農家が多い。農家はみんな、食べれば良さがわかるというが、食べたいと思わせる工夫をしている農家は少ない。
・工夫の仕方は「少容量で売る」「パッケージに工夫」「POP(小売店の店頭に置いたり、商品につけたりする広告。ポスターや価格カード、店内のディスプレーなど)の有効活用」
たくさんあるので、ぜひ活かしてほしい。
○自ら消費者に直接販売を行う
・通信販売やダイレクトメールは一定の効果はあるが、中小企業が行うのは大変である。クラウドファンディング(不特定多数の人からインターネットなどを活用し、他の人々や組織に財源の提供や協力などを受けること)という取り組みが注目されている。
○6次産業化に取り組む
・大手の真似をして効果が上がっていないところが多い。例えば受注生産など大手が決してやらないことをすることが大事。
○バイヤーと交渉してみる
・自分の商品のアピールのことだけ考えてもダメ。バイヤーは何を求めているのか、そのバイヤーにどれだけ権限があるのか、どうすればバイヤー自身の評価が上がるのか、バイヤーのお客様はどういう人かなど、相手の立場に立って行動してあげることが大事。
・商品の特徴を「ひと言」で表現できるようにしておくこと
・情緒的(美味しい・うまい)ではなく、「数字(糖度何%)」や「事実(○○の症状が改善)」など商品について語れるようにしておく。
・商談の最後の結論を曖昧にせず、着地点を決めておく(見込みがないことがわかることもひとつの前進)
○ブランド化への取り組み
・所得向上のきっかけになるケースもある。
・「差別化」をわかりやすい形で表現すること。
・ブランドの浸透はまずは地元から始める。
・複数のブランドがあれば体系化して、上から下まで適正価格で売る仕組みをつくること。
・結局のところブランド化は「何が良いのかを理解すること」と「お客様がしっかりわかるよう見せてあげること」につきる。
地元の直売所で代表をつとめる古川会長は、「直売所はお客様の声が直接聞ける貴重な場所だと思う。漬物の製造もしているがとても参考になる。新商品を試すなど、みなさんも直売所での販売にチャレンジしてほしい」と話していました。
講演はおしゃれな商品パッケージやPOPを紹介しながら進められました。船井総合研究所では直売所開設や商品開発などの個別支援も行っています。興味のある方はぜひ事務局までご連絡ください。
<講演②>
「人材から人“財”へ~魅力ある人を育てる次世代人財育成~」
講師:(株)清友 代表取締役
(株)ミエルカ 代表取締役 宮之原 明子氏
宮之原氏は人材派遣会社を経営し、新規事業にも積極的に取り組み、女性を中心に年間1万人を超えるスタッフへの指導を行っていらっしゃいます。
魅力的な人とは?
1) いつも笑顔+うなずき
いつも笑顔!は簡単なようで難しいです。ただ、意識することが大切(*^o^*)講演の中でも「ウイスキー」で笑顔訓練を行いました。
「ウイスキー」と声にすると、笑顔になりますが・・・気をつけないといけないのが、口元だけで笑うのではなく、目も目尻を下げることをイメージして、それぞれの素敵な笑顔を身につけましょう。
今の若い人はほとんど依存型のタイプが多く、かまってほしい、話を聞いてほしい、見てほしい、認めてほしい・・・と、思っているそうです。
そんな若い人たちへの対応は、声をかけられたら、手を止めて、おへそを向ける!もちろん目をあわせることも忘れずに。このような対応を、年齢や立場が上の方がすればするほど、好感があがります!
自分がどれだけ重要・必要とされているかの「自己重要感」を埋め尽くすことがコミュニケーションをとる上で必須となりそうです。
2)プラスの言葉
コミュニケーションとは、会話でほとんどが成り立ちます。宮之原氏は、会話の量が、自分1:相手3になるように意識しており、興味あることなどを問いかけ、相手が話をしやすい土台を作るようにしています。
会話は、1日6万語使っているので、ただ単に話すのではなく、プラス言葉を使うことで前向きな環境作りが進められます。
プラス言葉 |
マイナス言葉 |
・良かった ・うまくいく ・嬉しい ・成功 ・楽しい ・できる ・幸せ ・ハッピー ・ラッキー ・大丈夫 ・ありがとう ・愛・感謝します |
・もうダメかもしれない ・疲れた ・うまくいくわけがない ・失敗したらどうしよう(不安) ・どうせ・・・ ・バカ・苦しい・むかつく・悪い ・殺す・悪口・愚痴 |
考え方や、性格は変わらないが、言葉は意識1つで変えていけます!
宮之原氏は以前、人間関係で悩んだときに、知人から言われた言葉で自分の考えを改めたそうです。その言葉が『過去と他人は変わらない。未来と自分自身は今、この瞬間から変われる』
魅力のある人を育てるためには、魅力のある人に自分がならなければ・・・ということを確認できた講演でした。
<現地視察>
(1) 農事組合法人農Life
・経営理念:『農と農業の両立』を環境保全型、持続可能な方法により確立し、古き良きものを受け継ぎ、新たな価値を付加することで本物の豊かな食やライフスタイルを創造する。
・経営面積:88a
・経営品目:いちご
・設立:平成26年6月24日
(2)有限会社髙井田アグリ
設立:平成9年11月
経営面積:約90ha(自社地約4ha)
主要事業:早期水稲・さつまいも・大根・ゴボウ・バレイショ等の生産及び出荷
早期水稲・さつまいもの苗生産と販売
水稲・バレイショの作業受託
生産物検査(米)
肥料・農薬販売等
経営の特徴:①機械化の進んだ根物野菜(さつまいも、ゴボウ、大根等)の大規模経営
②信頼関係を基に、契約販売中心の経営
③人つながりを基とした、受託作業(苗販売、田植え、収穫)
④若手人材を積極的に雇用し、部門担当者として、大部分の作業(生産・販売)を任せる
⑤従業員の検診、資格・免許取得の推進、社員旅行の実施
⑥農地の借地・集約を図り、遊休農地解消や地元雇用による地域活性化に貢献
今回は、鹿児島県農業経営者クラブ曽於支部とも共催の開催で、曽於支部の会員さんも大勢参加いただきました。参加者の皆さんが、積極的に交流を深める姿がよく見られました。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
1月25日(水)~26日(木)に開催された「平成28年度宮崎・鹿児島・沖縄3県農業法人トップセミナーin沖縄」の報告です。
沖縄県那覇市にあるパシフィックホテル沖縄で開催され、総数約94名の方々が出席されました。鹿児島からは、(有)コセンファーム、鹿児島堀口製茶(有)、(有)小屋商店、(有)大堂養鶏、アネット(有)、(有)水幸農園、(株)オキス、(有)小田畜産、日建リース工業(株)、中川運輸(株)、(株)シンコーフォークリフト鹿児島、(株)浜口微生物研究所、事務局が出席しました。
参加者席には、沖縄県農業法人協会会員が生産しているゴーヤー茶、シークワーサードリンクが配布されました。
【1月25日(水)】
<会長挨拶>
沖縄県農業法人協会 会長
(株)みやぎ農園 代表取締役社長 宮城盛彦 氏
<来賓挨拶>
沖縄県農林水産部 部長 島尻 勝広 氏
<基調講演>
「農林水産業の輸出力強化戦略としての国際物流ハブの取り組みについて」
講師:日本貿易振興機構(ジェトロ)沖縄貿易情報センター 所長 石田達也 氏
1995年に、ジェトロに入られ、海外事業部などを経て、1999年~2003年、2007年~2013年に南米・ペルーのリマ事務所に勤務、1997年にペルー大使公邸人質事件現地対策本部の業務に従事されていました。
現在、年間約500件の相談を受け、その多くが数人の企業で、内容は「外国からの観光客が購入する商品を、輸出したいと考えているが、何から始めたらいいか分からない」と相談がある。
沖縄県では、輸出のスピード感をあげるため、『沖縄県アジア経済戦略構想』として、観光だけではなく、沖縄県をビジネス地として人を呼び活性化させ、ブランド力向上、見本市(アジア版)、2020年大型MICE施設建設を進めている。
沖縄県産品輸出に大切なこととして、物流・商流を解決することに各企業が取り組んでいる。
ご自身の経験を経て伝えることとして、「世界を見るとメジャーな市場ではなくても、様々なニーズがあるので、そこをターゲットにすることも効果的だ。『ズラして強く!!』国境を越えて、パートナーと連携し、市場探しをすることが必要だ」と、語られました。
<話題提供>
「国内外を網羅したネットワークで築く物流サービスソリューション」
提供者:沖縄ヤマト運輸(株)グローバルエキスプレス事業部 課長 具志堅和也 氏
日本最南端の沖縄県は、中国13億人・ASEAN6億人・日本1.3億人の約20億人の巨大マーケットの中心に位置しており、24時間運用の沖縄国際物流ハブを経由することで、日本を含むアジア主要都市を深夜に出発、翌朝に目的地に到着する「高速物流」を実現している。各地域から通常の荷物と同様の集荷をして、各地域→羽田→沖縄の流れで小口の対応が可能となる。
沖縄県では沖縄国際物流ハブを活用した全国の特産品等の海外販路拡大を目的に、個別マッチング商談会としては、国内最大級となる国際食品商談会「沖縄大交易会」を実施している。
平成27年実績→参加企業:バイヤー182社(海外販路116社、国内販路66社)
サプライヤー200社(県外142社、県内58社)
個別商談:(2日間)1,929件
フリー商談:(2日間)344件
<情報提供>
「農林中央金庫(JAバンク)からの輸出支援に係わる情報提供」
提供者:農林中央金庫本店営業企画部 部長 山田勝己 氏
輸出への支援・・・輸出を目指す生産者が一歩ずつ着実に輸出に取り組めるようパッケージ化した輸出サポートプランを提供。
➀生産者への情報提供
→四半期毎に輸出関連広報物を発刊(輸出の芽)
②輸出実務ノウハウの提供
→平成27年度は東京で輸出セミナーを2回実施(6月、3月)
③現地販売の機会提供
→シンガポールの日系百貨店で実売会を開催(2月)
④現地バイヤーとの商談機会提供
→ジェトロと連携し「香港フード・エキスポ」に系統団体・生産者を誘致し出展
平成29年度の具体的な取り組み予定
➀輸出広報物
②輸出セミナー
③沖縄大交易会
④テストマーケティングinシンガポール2018
⑤海外見本市
⑥海外商談会
<パネルディスカッション>
「農林水産業の輸出力強化戦略の実践と課題」
コーディネーター:日本貿易振興機構(ジェトロ)沖縄貿易情報センター
所長 石田達也 氏
パネリスト:(有)協同ファーム 代表取締役 日高義暢 氏(宮崎県)
アネット(有) 代表取締役会長 尾曲修二 氏(鹿児島県)
(株)沖縄県物産公社 海外ビジネス課長 金城辰三 氏(沖縄県)
助言者:沖縄ヤマト運輸(株)グローバルエキスプレス事業部 課長 具志堅和也 氏
(有)協同ファーム
・養豚一貫
・平成6年設立
・養豚生産しながら6次産業化にも取り組む。
・平成28年8月の展示会に参加したことをきっかけに、平成28年9月から少しずつ香港へ輸出。
・豚の場合、売れ残る部位が出ると困るため、1頭ごと購入してもらうことが条件だったが、納得していただける相手が見つかり解決。
アネット(有)
・バイオ苗生産、健康食品素材生産加工、なからっぽシステム
・平成11年設立
・海外事業を主に目的とした会社を国内企業と連携して設立し、ネットワーク化を進めている(桜ジャパン(株)設立)
・国内では、2040年には人口が1億人を割る勢いで減少が進んでおり、国内需要のみでは限界が来るため、心ある企業同士での連携で、必要とされて国のニーズに対応できる体制作りを現在進めている。
・商談会で声をかけられ、バイオ苗のヨーロッパ企業へのサンプル出荷開始。中東地区に試作用バイオ苗を提供。沖縄会社との連携で、健康飲料用の加工原料を輸出中。なからっぽシステムをベトナム(ダラット農場)に輸出。
・国内外で人的ネットワーク創りを進めているが、課題として、現地の実業家と組んで、事業展開を進めていくことを基本に置いているので、お互いが納得するまでじっくりと時間をかけ、信頼関係を構築している状況。
(株)沖縄県物産公社
・卸・小売から製造企業へのマーケット情報提供、商品開発。
・平成5年設立
・平成27年度取扱状況・・・総取扱高:60億6千万円
得意先:約600社
仕入先:約660社
取扱商品:約8,800アイテム
・現地の輸出卸問屋と連携し独自のネットワークを活用して、海外の量販店や飲食店等へ、向けて卸販売を行っている。沖縄物産のみならず全国の特産品を、海外のお客様へ最適な物流でお届けすべく、沖縄国際物流ハブや物流企業等と連携している。
・海外で開催される展示・商談会へ出展し、販路開拓に取り組んでいる。また、海外市場のニーズを分析し、戦略的な販路活動を通して商取引の促進を図る。
<交流懇親会>
沖縄らしい歓迎を受けました。琉装がとてもきれいです!
懇親会で提供されている、会員の商品紹介がありました。
(有)勝山シークワーサー 代表取締役 山川良勝 氏
泡盛で割って提供されました。爽やかな口当たりで飲みやすい!
(株)仲善 専務 國永秀樹 氏
こちらも泡盛と割って提供されました。二日酔い対策におすすめです!
【1月26日(木)】
≪現地視察≫
➀沖縄県農業研究センター
②ANA物流ハブ及びサザンゲート
今回は、2日間とも“輸出”について盛りだくさんの内容でした。普段、見慣れている日本地図では沖縄県は別枠にあるイメージですが、中国やASEANまで広げると、沖縄県が中心となるなんて気づきませんでした。まさに、発想の転換!いただいた資料で、沖縄が中心に位置する地図が何度も利用されており、県内全体で関係者の連携が取れている印象を受けました。
来年度は、鹿児島県が宮崎・鹿児島・沖縄3県農業法人トップセミナーの担当です!できるだけ多くの会員の皆様が関心を持って参加いただけるような内容にするため、理事会等で協議して参ります。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当している山野です!
第6回かごしまの逸品商談会が、1月19日(木)~20日(金)に鹿児島アリーナで開催されました。出展された会員さんをご報告します。
・㈱オキス
・(有)かごしま有機生産組合
・(有)鎌田農産
・(有)清木場果樹園
・南九州きのこセンター(有)
・さかうえ
・(有)大成畜産
・(有)山口園
・池田製茶
・ヘンタ製茶(有)
・藤崎商事㈱
・㈱ひまわり農苑
19日(木)は展示商談会で、20日(金)はマッチング個別商談会です。
1日目の展示商談会が開始してすぐに訪問すると各社とも「始まったばかりだから、今から頑張ります」とお話しされました。
報道関係者が3社ほどテレビカメラを持って取材に来ていました。商談会を注目してもらえると、出展された会員さんはもちろん、農業法人のPRへ繋がり、当協会への関心が高まるのではないかと期待しております。
現在、2月24日(金)~25日(土)に(公社)日本農業法人協会が開催予定の次世代農業者全国大会の参加者を募集しております。
こちらは、50歳以下の農業者(経営者、後継者、従業員)を対象とした新しい取組です。
先進的な取組を行う農業経営者の経営体験の報告や、グループ討議(年齢別・売上げ規模別)により参加者間で、課題解決の本質を探ることで、経営のノウハウや知識を学ぶ機会になります。
また、同じ悩みを抱え、奮闘する、信頼できる仲間のネットワークを構築し、次世代農業の創造及び発展へ繋げたいと考えております。
申込期限は2月10日(金)です。
会員さんは、当協会事務局へ。会員外の方は、直接、(公社)日本農業法人協会へ申込み下さい。
申込みは先着順ですので、お早めにお願いします。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
1月14日(土)に鹿児島県民交流センターで開催された、平成28年度かごしま就農・就業相談会の報告です。
当協会は全10社出席しました。
・(有)かごしま有機生産組合
・(株)hishi
・(株)指宿やさいの王国
・(有)西牟田農園
・(有)コセンファーム
・㈱オキス
・鹿児島堀口製茶(有)
・㈱さかうえ
・(有)上室製茶
・村商(株)
一人一人、丁寧に対応されている姿が見受けられました。
当協会事務局も、ブースで参加社以外の法人への相談に対応し、13名の方がいらっしゃいました!
鹿児島市内在住の方の相談が多く、通勤できる範囲を希望される方が目立ちました。
他には、農業未経験の方が奄美市へ移住をされるので、研修を受けたい方や、法人化のメリット・デメリットを知りたい方など、いらっしゃいました。
来場者は受付をされた後、相談シートの記入をし、各ブースへの相談へ行きます。
特別セミナーとして、鹿児島市の内氏、志布志市の植松氏の事例発表がありました。
今回、就農をめざし、具体的な将来像まで計画して相談される方から、農業を知りたい!と見学に来られた方と幅広い方々の来場がありました。
農業について関心はあるけど、どうやってはじめればいいか、どこで勉強できるか等最初の一歩が分からず相談に来られた方へ、関心を高めていただけるように農業法人のアピールを今後も努めて参ります!!
2月16日(木)~17日(金)は、志布志市で「農業法人化・法人経営発展研修会(曽於地区)」の開催を予定しております。
内容は、16日(木)は第一部では㈱船井総合研究所の楠元武久氏に、「販路開拓・6次産業化」等について講演していただき、第2部では、一度は気になったことはある「美人ビアガーデン」を立ち上げた人材派遣会社、㈱清友の宮之原明子氏に「魅力学」として、人財育成について講演いただきます。
17日(金)は現地視察で、農Life、高井田アグリを訪問します。
会員外の方でも参加できる機会になっております。是非、関心がある方は鹿児島県農業法人協会事務局へお問い合わせ下さい。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当している山野です!
1月10日(火)に古川会長と佐賀県農業法人協会20周年式典に出席しました。
記念式典では、佐賀県農業法人協会の秋吉会長が挨拶され、歴代会長へ感謝状の授与が行われました。
記念事業では、「フードロス」をテーマに佐賀県出身の料理人と協力し、佐賀県の食材を使った料理が提供されました。「フードロス」とは、規格外品等、販売できない農産物でもシェフの調理次第で活用でき、食材のロスを削減できることなどで、日本では廃棄される食材・食品が多すぎることが問題と言われています。
調理の仕上げを会場内でされ、モニター中継で今回、協力いただいた経緯や、料理へのこだわり等をお話されました。
どの料理人さんも声をそろえて、“食材の味を生かした”料理!と語ってくださいました。
もちろん、地元産の食材を使っているので、生産者の方のお話もあり、「こんなに美味しく料理して頂けて嬉しい!」と、喜びの声、多数(*´艸`)
今回の記念式典では、内閣総理大臣安倍晋三氏夫人の安倍昭恵氏も参加されました。
以前、外交で海外に行った際に、3カ所レストランを予約し、1カ所に決定され、行く直前になってもキャンセルの連絡を他の2店舗へされておらず、SNSへおしかりの連絡をくださったシェフが、今回の料理人の1人!その時に食事したレストランのシェフとは全く、その後の交流はなく、キャンセルしたレストランのシェフとは交流がつながって、今日、参加された、そうです。
とても素敵な佐賀県“愛”があふれる20周年記念でした。
鹿児島県農業法人協会も今年度、20周年記念を迎えます。
当協会では、一般消費者向けに“農業法人”への関心をもっていただけるよう、『農業体験バスツアー』の実施を予定しております。
先月に開催した、ファーマーズマーケット2016へ来場された方のみに案内のチラシを配布し、12月19日(月)9時に受付を開始したところ・・・5分で完売しました!!
バスツアーの内容は、2月19日(日)に南薩へ!
午前中は㈱指宿やさいの王国さんでキャベツや大根の収穫体験を予定、昼食はEATALOTさん、午後はグリーンファーム喜入で収穫した材料でお菓子作り体験!
残り1ヶ月ですが、しっかり準備し、参加された方々に“農業”について関心を高めていただけるように頑張ります!
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
本日で事務局は仕事納め。今年も、皆様の御理解・御協力をいただきありがとうございました。
現在、鹿児島県農業法人協会正会員は105社、準会員は5名、賛助会員は46社の計156社です。
本年も、会員及び事務局連絡会構成機関・団体の皆様を始め、関係機関・団体の方々に支えられ、有意義な活動に取り組めました。
自主研修会や関係機関と合同で行った研修会、鹿児島市で12月17日(土)~18日(日)に開催した農業法人ファーマーズマーケット2016など、年数を重ねるごとにすばらしい活動に変わって活発的になってきています。
年が開けると、1月24日(火)は「第5回 食と農を結ぶ交流フォーラム」、1月25日(水)~26日(木)は3県合同農業法人トップセミナー(沖縄県那覇市)を予定しています。
経営者の皆さまをはじめ、役職員の方々もお忙しいかとは思いますが是非ご参加ください!!
2017年も、皆様にとって素敵な1年となりますよう、お祈り申し上げます。
それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当している山野です!
12月8日(木)に県立市来農芸高校の特設キャリア・ガイダンス「農業で働こう」に出席しました。農業法人の紹介と、(有)コセンファーム 大城 勝司 氏、ゆす村農園(有) 東 愛理 氏の2名に事例発表をしていただきました。
東さんは、小さい頃から農業をしたいとの想いがあり、周りの協力を得て、現在、果樹の生産をされています。農業を始めるきっかけや、ゆす村農園(有)の生産状況など、農業への熱意が伝わる発表でした。
ガイダンス終了後に「昨年、農業系高校への求人票提出を考えたが、時期の都合で、提出することができなかった。今回の生徒の様子を見て、来年は求人票を出す方向ですすめたい」と笑顔で話してくれました。
大城さんは、高校も大学も農業と関わりのないことを学ばれ、結婚をきっかけに奥様の実家の農業を始めました。ご自分の経験のある他産業と農業を比較し、「人の役に立つ仕事がしたい」という、こだわりを農業の中で探されたことなどを発表されました。
ガイダンス終了後に「生徒の真面目な姿勢に好感が持てました。うまく話せたか心配ですが、少しでも参考になれば良いな」と話されました。
生徒は9割が非農家出身で、東さんや、大城さんの経歴を聞いて関心を持っていました。
会場で生徒の話を聞く姿を見ていましたが、しっかり最初から最後まで真剣に発表を聞いていた姿がとてもうれしく思いました。
今回のガイダンスでは農業法人のほか、鹿児島地域振興局や(公社)鹿児島県農業・農村振興協会からも、農業を進路の選択肢の一つにしてほしいという思いで、青年就農給付金や農業経営継承事業、農業の将来性などが紹介されました。
印象に残ったことは、
「仕事を選ぶ時にもっとも重要視することは何ですか?」と質問があり、
① 休み
② 給与
③ 福利厚生
④ 自分の好きなこと、やりたいこと
4つうちから、生徒に挙手してもらったら、9割が④に!
農業系高校で3年間学んだ生徒が卒業に当たり、好きなこと、やりたいことが、“農業”と言ってくれるように、関係者も応援したいものです。
市来農芸高校の進路指導担当の先生より、高校3年生になると、7月に求人票が届き、8月までに三者面談で進路を確定し、9月16日より採用試験が始まる。今年度940社の求人票が届きましたが、その中で農業法人は1割程度という説明がありました。
先生側としては、求人票の届いていない農業法人を薦めることができないそうです。
農業法人協会では、今年度、初めて6月15日付けの文書で正会員宛に「高校卒業予定者への就農支援について」とし、高校の求人票の提出方法を案内しましたが、より多くの会員に御理解いただけるような活動を取り入れていきたいと思います。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当している山野です!
11月17日(木)~18日(金)開催の農業法人化・法人経営発展研修会(薩摩川内会場)の報告です。
ホテルグリーンヒルで開催したところ、総数33名の方々が出席されました。
<第1部 経営者セミナー>
主催者を代表して古川会長より挨拶いただきました。
今回の経営者セミナーは、講師に(株)タニタ 前・代表取締役社長 谷田 大輔 氏を迎え、「変革の瞬間(とき)~赤字会社を世界№1に~」についてお話しいただきました。
会社経営をしていく中で、「目標を明確にして取り組み、コンセプトが企業を変えていく!」と力強く話されました。
(株)タニタはコンセプトを“体重計”から“体重”に変えました。谷田氏はアメリカを4ヶ月かけて、同業社や技術員等を見学し、経験を得て、社内で研究所・センターを作るなど、新しいことする時は参考になるものを取り入れるようにされています。そこで、“体重”では足りないと思い、“健康を計る”へ拡大されました。
“健康を計る”とし、体重計の三方向を①生涯体重(0歳~100歳まで使える)②家庭用から業務用まで幅広く③体重(食べて運動した結果)とした。
その中の一つの取り組みとして、「タニタ食堂」を始めています。はじめは、カロリーを決め、献立を作っていましたが、社員から「まずい」「足りない」等のクレームが多発しました。これに対し、栄養士側は、1年間同じ献立にしない、主菜は同じでも体格によって主食の量を調整しカロリーコントロールをするなどの対応をしました。次に、「体から健康に!心も健康に!」を定め、社員の家族に月1回の勉強会への参加などを始めました。現在は、今まで以上に多くの方にタニタ食堂の献立を食べ、健康になってもらいたいという思いで、地域で賛同したレストラン等に1日1つタニタ食堂のメニューを出してもらう、タニタカフェ(健康クラブ)をはじめ、今後は地元食材を取り入れ、地産地消を進めることを考えています。
人口の減少の時代で、“成長→成熟”が求められ、質の時代へと変わってきています。会社としてのブランド力を高めるために、世の中にないものを作り出すこと、外部へ委託するのではなく、社内で人材を育て内製化し、生産効率の追求をすることが必要、と締めの言葉を頂戴しました。
今回の研修会で共催の農林中央金庫よりスマート農業について情報提供。
<第2部 グループディスカッション>
(株)後継者の学校 代表取締役、(株)BG 取締
役、一般社団法人軍師アカデミー 理事 大川原 基剛 氏による、「成功へ導くための事業承継の心得~後継者の今が未来を変える~」について講演いただきました。
1 事業承継の実態
帝国データバンク調査(2012年1月30日発表)よると、全国の社長の平均年齢は59歳9か月が、上昇を続け60歳へなっていく中、意識調査((株)帝国データバンク「事業承継に関する企業の意識調査」2013/7/11)を行ったところ、約9割の企業が事業承継を経営問題として認識しているが、約6割の企業が計画的に進めていない結果がでた。
大川原先生は「この調査結果を見ると、経営者は従業員を育てたことはあるが、後継者を育てたことがないため、どうしたらいいのか分からないのではないかと考えられます。」
後継者へインタビュー(全国で80名超の後継者の生の声)したところ、ほとんどが「自ら事業承継に取り組むべきだと」と答えています。しかし、実際は取り組んでいない後継者が50%、取り組んでいる後継者は、①人脈をつくる、②今やれることをがんばる、③財務を勉強する、④仕事を覚える、⑤株式の買い取りをする、⑥新規事業を開発する等をしていると回答されています。なぜそのような取り組みをしているか聞くと、多くの後継者が、事業承継や経営について、「何をしたらいいか分からない」という答えが出される現状があります。
ここで、事業承継について2つの世間の誤解①事業承継は、経営者(親)主導で進めるべきだ、②事業承継は、相続と同じようなものだ、について説明されました。また、譲る側の視点ばかりで、受け取る側の後継者の視点が抜けているなどの課題について指摘されました。
2 事業承継の事例検討
事例をあげ、各グループで意見を出し合いました。
事例では、飲食店を複数展開する会社のオーナー社長と、息子についてあげられていました。
各グループ、経営者、後継者、従業員というそれぞれの視点から意見を出し合いました。
3 事業承継の本質
事業承継は、①息子・娘②親族③社員④他者⑤社会への承継があります。特に、①~③は後継者が受け身になっていると・・・
・継いでから、すべての問題に直面する。
・継いでから、事業が立ち行かない。
・継いでから、負債が返せない。
・継いでから、同族の問題が出てくる。
・継いでから、途方に暮れる。
・継いでから、継いだことを後悔する。
などの、可能性が出てきます。
大川原氏は、後継者の心得として「事業承継は、後継者が価値を生みだすために、価値のあるものを受け取る超友好的な『のっとり』である」とし、通常の「のっとり」との違いは、先代・従業員・取引先・金融会社から期待されているので、“超友好的“になります。
経営者にとって・・・価値あるものを次世代へ繋ぐこと。これは経営者が必ず行うべき仕事。
事業承継のキーパーソンは“後継者”、それを支援するのが“経営者”。
この関係を整理し、「ボタン」の掛け違えを防ぐことが重要になります。
4 事業承継に向けてやるべきこと
各グループで、まず経営者がやるべきこととは、どんなことがあるかディスカッションしました。
まずは、
「自社の環境整備」・・・何がどこにあるのかなど
「自社の現状把握」・・・財務・法務・事業の実態
「自社の磨き上げ」・・・強みを認識し、より強化など
これらのことに取り組むことによって、企業の経営を健全化し、企業価値を高め、選択肢と将来の可能性を広げることにより、事業承継を最大のチャンスとする!!
<情報交換会>
挨拶と乾杯を(有)鶴の郷ファーム 代表取締役 中塩 正弘氏にしていただき、セミナーの前は、米政策見直しに係る農業法人協会会員との意見交換会へご出席いただきました。
意見交換会は(有)コセンファーム、(有)高井田アグリ、(有)鶴の郷ファーム、ミクラファーム(有)にご出席いただきました。
締めは、今年度より加入された(株)弐番屋アグリ 代表取締役 今西 和彦氏に挨拶していただきました。
<現地視察>
1 (株)日野洋蘭園
WAP100受賞経営体!以前の当協会のセミナーで講演いただいた通り、女性の方が作業されていました。
2 (株)かじや農産
法人化されたばかりで、今後の目標をしっかり持ち、それに向かっての計画を語られました。当協会はさつま町の会員さんが少ないので、ぜひ、今後加入いただきたい経営体でした。
“農業法人ファーマーズマーケット2016”
来月の12月17日(土)・18日(日)、鹿児島市のウォーターフロントパーク広場の開催が近づいてきました。当日のご来場お待ちしています。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
11月1日(火)~2日(水)に開催された平成28年度オール九州・沖縄ブロック農業法人協会シンポジウムの報告です。
長崎県雲仙市にあるホテル東洋館で開催され、総数約200名の方々が出席されました。鹿児島からは、(有)コセンファーム、(株)hishi、南州農場(株)、(有)南九州きのこセンター、マルトク、シンコーフォークリフト鹿児島、日建リース、事務局が出席しました。
【11月1日(火)】
≪全体会≫
主催者挨拶 長崎県農業法人協会 会長 近藤一海 氏
来賓祝辞 長崎県知事 中村法道 氏
九州農政局長 金丸康夫 氏
九州経済産業局次長 中村信夫 氏
情勢報告 九州農政局長
情報提供 九州経済産業局、日本政策金融公庫、農林中央金庫
基調講演
講師:(株)リンガーハット 代表取締役兼CEO 米濵和英 氏
演題:「リンガーハットのあゆみと農業への期待」
米濵氏の自己紹介から入り、店名は最初はリンガーハットではなく、「長崎ちゃんめん」ではじめた。株式上場のするタイミングで「ちゃんめん」では偽物のような感じがすると思い、「長崎ちゃんぽん」へ変更しようとしたら、商標がとれなかったため、フレデリック・リンガーさんにちなんだ「リンガーハット」としたことなど、普段知りえない話を聞けました。
「国産野菜のおいしさを体感し、お客さまに今まで以上に安心して選んで頂きたい!おいしい野菜を食べていただきたい!!」と思い、現在は100%国産野菜を使用し、野菜だけでなく、国産米粉・国産小麦の導入をはじめ、新たに国産きくらげ導入へ挑戦されています。
今後の取り組みとして、「日本はオランダと比べ、農家が作ることだけに一生懸命になっているので、農家自身が売ることまで考えることのサポートをしていきたい!」と熱弁されました。
≪分科会≫
第1分科会 農業経営における次世代の課題と解決
講演 講師:(株)浅井農園 代表取締役 浅井雄一郎 氏
演題:「三重県・大規模施設園芸の取り組み~次世代の農業経営に求められるもの~」
グループ討議
第2分科会 売上を確保する販売・事例
事例発表 (農事)秋香園 理事 大藪耕士 氏(福岡県)
(有)伊万里グリーンファーム 代表取締役 前田清浩 氏(佐賀県)
(有)日出ポーク 代表取締役 増田徳義 氏(大分県)
意見交換
第3分科会 労働力確保と人材育成
講演 講師・助言者:社会保険労務士たんぽぽ会 会長 瀬川徳子 氏
(全国農業経営支援社会保険労務士ネットワーク副会長)
「労働力確保と人材育成」
事例発表 ウシジマ青果(有) 代表取締役 牛島清市 氏(熊本県)
(株)雲仙湯けむりファーム 代表取締役 楠田喜隆 氏(長崎県)
意見交換
第4分科会 GAP制度の今後の動き
説明 講師・助言者:農林水産省九州農政局生産部生産技術環境課技術係
係長 吉田健一郎 氏
「農業生産工程管理(GAP)の普及・拡大に向けて」
事例発表 (株)ITファーム宮崎 営業 秋山嘉海 氏(宮崎県)
(株)みやぎ農園 専務 小田哲也 氏(沖縄県)
意見交換
≪情報交流会≫
長崎県農業法人協会の会員さんより、農畜産物・農畜加工品を使用した料理が提供されました。もちろん名物!!長崎ちゃんぽんも屋台風でありました!
【11月2日(水)】
≪現地視察≫
3コースに分かれました。
Aコース (有)田中農園→(株)雲仙きのこ本舗→(株)落水正商店
Bコース (有)長田製茶→(株)オーガニックランドながさき
→(株)長有研→(有)サンエスファーム
Cコース
①諫早湾干拓地内・諫早湾干拓営農支援センター
1区画6㏊。広大な農地が目の前いっぱいに!
現在、法人21(507㏊)個人19(159㏊)の利用があり耕地利用率175%、長崎県平均の約2倍(平成27年度)。
②(株)柳ファーム
諫早干拓農地内の農場を視察しました。
法人を設立されたのが平成21年、レタスを中心に延べ30㏊以上の農地を利用し、大玉のレタスは主に近畿市場を通じて大手カット工場へ出荷されています。
シンポジウムへの出席が初めてでしたが、盛りだくさんの内容は、主催である長崎県の方々の気持ちが詰め込まれているように感じました。
年々、シンポジウムのマンネリ化が言われ、4月に各県の会長・若手・事務局で協議し、新たな試みとして、今後若手に任せていく方針が打ち出され、今回!長崎県の若手の方も企画に参画しており、中心となって動く場面を見受けました。
来年は熊本県。鹿児島県の主催は3年後の2019年を予定しています。今回のシンポジウムに出席し、刺激を受け、鹿児島県で開催する時を心待ちにしています。
12月17日(土)~18日(日)開催予定の農業法人ファーマーズマーケット2016まで、残り約1ヶ月となりました。たくさんの出店・協賛の御協力有難うございます。開催に向けて順調に準備を進めています。
ファーマーズマーケット当日のみ、当協会20周年記念着事業の農業体験バスツアーの案内をしますので、是非ご来場ください。お待ちしております。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
9月1日(木)~2日(金)に行われた南の逸品商談会inTokyo2016の報告です。
鹿児島県農業法人協会の共同出展は
・(有)清木場果樹園
・西尾製茶
以上の2社が参加しました。
清木場さんは商談会に参加するようになって今年で13年目。おなじみの「きんかんジャム」に加え、今回は南さつま市ふるさと食品コンクールで金賞受賞の「たんかんジャム」をメインに商談に臨みました!
西尾さんは、一押しの「玄米珈琲」をもってこられました。こちらは、珈琲風味の玄米茶で、ノンカフェインなので妊娠中の女性や、カフェインが苦手な方におすすめです。
単独ブースは5社の参加です。
・(有)かごしま有機生産組合
・(有)小田畜産
・ヘンタ製茶(有)
・(株)オキス
・藤崎商事(株)
後日、登録来場者数の発表が届きました。2日間で約4,100名とのことで、今年度も盛況に終了することができました。
1日目は、開始してすぐに入口付近がザワザワしているので何事かと思ったら、鹿児島県の三反園知事が来場され、鹿児島県関係のブースをご覧になられました。
もちろん、当協会のブースにもおいでくださり試食・試飲され、感想と激励の言葉をいただきました。
お隣のブースは、阿久根市が出展されており
阿久根市の西平市長が焼酎などの特産物紹介をされていました。
夕方には、衆議院の宮路代議士が訪問されました。
清木場さんは、商談スペースに引っ張りだこで、顔なじみの方や新規の方と商談することができ、手ごたえを感じていらっしゃいました。西尾さんは、ここ2~3年で商談会の存在を知り、今は商談に結び付くようにブースに飾る商品の見せ方・説明の仕方等、勉強中とのことで、「今後はどんどん販路拡大へつなげたい」と意気込んでいました。
私も、商談会へ参加することによって、会員さんだけでなく、県内外の農業関係方々のお話しが聞けて新たな経験をつむことができました。今回の経験を踏まえ、今後、鹿児島県農業法人協会の事務局として支援内容を充実させていきたいです。
商談会ではありませんが、直接、一般消費者へ販売できる機会として、鹿児島県農業法人協会が主催の“農業法人ファーマーズマーケット2016”を今年度も開催します。12月17日(土)~18日(日)に鹿児島市のドルフィンポート広場で行います。出店・協賛の募集は8月19日(金)を申込期限としておりましたが、まだ少し枠が残っていますので、随時受付けております。出店等を検討されている方は、早めに事務局までお問い合わせください。