担当者のブログ
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
8月18日(木)~19日(金)に行われた第11回アグリフードEXPO東京2016の報告です。
鹿児島県農業法人協会の共同出展は
・(有)小田畜産
・南州農場(株)
・(有)マルユ湯通堂青果
・(有)南九州きのこセンター
以上の4社で参加してきました。
単独ブースは4社の参加です。
・アネット(有)
・(有)大成畜産
・(株)オキス
・(有)三清屋
地元団体での出展は3社の参加です。
・(株)アグリスタイル
・(株)hishi
・西尾製茶
各社でブースセッティング等、PR方法が違っており、参考になりました。
後日、登録来場者数の発表が届きました。
8月18日(木) 7,803名
19日(金) 6,607名
合 計 14,410名
今年度も盛況に終了することができました。
1日目は、衆議院議員の小泉進次郎氏が来場され・・・
なんと、当協会の会員の西尾製茶さんのブースに立ち寄っていただけました。
鹿児島県出身の衆議院議員の森山裕氏も来場され、鹿児島県のブースに立ち寄っていただきました。
貫見社長は早速、新商品の『乾燥えのきスープ』の試食をお願いしていました。
今回、私自身も事務局として初めて参加させていただき、たくさんの刺激を受け、とても勉強になりました。
次は9月1日(木)~2日(金)開催の南の逸品商談会inTokyo2016に参加してきます!
今回、出展された(有)小田畜産の蜜澤さん、南州農場(株)の石松さん、(株)hishiの菱田さんが運営委員の"農業法人ファーマーズマーケット2016"は12月17日(土)~18日(日)開催です。出店・協賛の募集は8月19日(金)を申込期限としておりましたが、まだ、少し枠が残っていますので随時受付けております。出店等を検討されている方は、早目に事務局までお問い合わせください。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
7月14日(木)に開催された鹿児島県立農業大学校就農相談会の報告です。
当協会は全20社出席しました。
・(有)錦江ファーム
・(有)かごしま有機生産組合
・(有)中薗畜産
・(株)hishi
・(株)指宿やさいの王国
・(有)西牟田農園
・ゆす村農園(有)
・(有)農業生産法人のざき
・(有)コセンファーム
・(有)大堂養鶏
・(有)大成畜産
・鹿児島堀口製茶(有)
・農業生産法人(有)いろは農園有明
・(株)SOHファーム
・(有)大崎農園
・(有)髙井田アグリ
・(有)三和ファーム
・アネット(有)
・村商(株)
・(株)芝原
午前の部の全体会では、農業法人の紹介の時間があり個性豊かなPRを各社されました。
午後の部の個別面談では、当協会で一つの教室に各社ブースが準備され面談を行いました。
開始してすぐは、学生さんは教室へ入って来なかったのですが、2~3名が面談を始めると、興味があった学生さんは顔をのぞかせてくれました。
資料だけでなく、企業PRも欠かせません!アネット(有)の尾曲会長!参考になります。
こちらも細部までこだわったPR!(有)錦江ファームさん!魅力を存分に発揮しています。
今年度から加入された(有)中薗畜産さん!一気に3名の生徒さんと面談しているようです。
予定時刻を過ぎ、片づけの時間になっても対応してくださった(株)hishiさん!学生さんと、菱田社長の熱さを感じます。
年々、県立農業大学校の就農相談会への参加法人は増えておりますが、各社手ごたえを感じていました。
今回、就農相談会を開催した鹿児島県立農業大学校の学生さんには12月17日(土)~18日(日)開催の“農業法人ファーマーズマーケット2016”でご協力いただきます。出店された会員さんの店舗へ、当日学生さんがお手伝いをする時間帯を設ける予定です。
是非、学生さんとの繋がりを作る機会にもなりますので、出店・協賛お待ちしております。申込み期限は8月19日(金)です。お早めの申込みをお願いします。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
7月13日(水)開催の農業法人化・法人経営発展研修会の報告です。
鹿児島サンロイヤルホテルで開催され、総数67名の方々が出席されました。
<第1部 アグリネットワーク>
農業法人である正会員に対して、賛助会員が会社紹介や取り組み・サービス内容などの紹介等の情報をプレゼンテーションしていただきました。
○生産・技術分野
こちらの会場では、下記の企業・団体よりプレゼンテーションしていただきました。
・一般社団法人あんしん財団鹿児島支所
⇒労災判例情報について
・(株)浜口微生物研究所
⇒OYK 有機肥料について
・農林中央金庫鹿児島営業所
⇒農業法人に対するJAバンクのサポートメニューについて
・共栄火災海上保険(株)
⇒日本農業法人協会全国制度(団体保険等)について
・鹿児島県農業・農村振興協会
⇒無料職業紹介事業への協力のお願い
・鹿児島県農業会議
⇒農の雇用事業について
○加工・販売分野
こちらの会場では下記企業にプレゼンテーションしていただきました。
・(株)シンコーフォークリフト鹿児島
⇒自動皮ムキ機・新商品の紹介
・アグリPlus
⇒バイヤーと生産者を継ぐ「MarketBox」、経営支援「farmbox」の紹介
・NECソリューションイノベータ(株)九州支社
⇒新たな農業ITCの挑戦
・平城商事(株)
⇒農業支援について
・渡辺パイプ(株)鹿児島サポートセンター
⇒温室用の高機能制御盤と新型ハウスについて
・(有)プロダクションビコーズ
⇒食品ブランティングのためのデザインに重要なことについて
<第2部 経営者セミナー>
今回は初めての試みで、日本農業法人協会と共催させていただきました。
日本農業法人協会の岸本課長より「農業の未来をつくる女性活躍経営体100選」の情報提供していただきました。また、講師である柴嵜氏のご紹介もいただきました。
(株)日野洋蘭園 代表取締役 柴嵜 喜好 氏より、『女性の活躍推進と今までの取り組みの紹介』と題しましてご講演いただきました。
熱意溢れる講演になりました。
設立してから現在まで、女性社員の持つ能力を適切に評価され、社員の方々が活躍できる場を提供し続けており、社員の方々へ期待し、社員の方々がそれに応えてくれる関係を築く取り組みなど、とても勉強になりました。会社全体の密な信頼関係が伝わってきました。
閉会の挨拶は古川会長よりいただきました。
柴嵜氏との間柄を伺える素敵な挨拶でした。
<第3部 情報交換会>
挨拶は、(株)シンコーフォークリフト鹿児島の石岡常務にいただきました。
乾杯は、日本農業法人協会の岸本課長にいただきました。
出席者の皆様が積極的に情報交換に励まれて、賑やかな会になりました。
最後の締めは、村商(株)の新村氏よりいただきました。
挨拶は苦手!とのことでしたが、会を締めくくるのに素晴らしい挨拶でした!(^^)!♪
7月5日付で“農業法人ファーマーズマーケット2016”の開催について文書を送付しております。7月19日より、運営委員の巡回活動が始まり徐々にですが開催に向けて盛り上がってきております。まだ、出店申込や、協賛申込されていない方、8月19日(金)が申込み期限となっておりますので、まだまだ時間はございます。詳しく話を聞きたい!現在検討中だ!という方、いつでもお問い合わせください。出店・協賛の申込お待ちしております(*^-^*)
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局を担当の山野です!
6月16日(木)~17日(金)に開催された日本農業法人協会第33回総会・夏季セミナーの報告です。
TKPガーデンシティ竹橋で開催され、総数305名の方々が出席されました。鹿児島からは、(有)コセンファーム、(株)日野洋蘭園、(株)さかうえ、村商(株)、JA中央会、事務局が出席しました。
【6月16日(木)】
≪第33回総会≫
主催者あいさつでは、日本農業法人協会藤岡会長より、初代会長である現坂本顧問が旭日中綬章を受章されたこと、平成28年熊本地震などのほか、制度改革に対応し今後は規模拡大を図り効率的な農業経営を進めていきたい等のお話がありました。農林水産省 森山大臣、(一社)全国農業会議所 松本専務理事、(株)日本政策金融公庫 髙橋代表取締役、農林中央金庫 河野理事長より来賓祝辞がありました。担い手を支えていくこと、平成28年熊本地震については助成措置により復旧・復興に支援していくこと等についてお話しされました。
藤岡会長より森山大臣へ、全国の農業法人組織会員より募った政策提言『農業の成長産業化に向けたプロ農業経営者からの提言』をお渡ししました。
森山大臣は熊本地震について、引き続きニーズに応えていきたい、とお話しされました。
主要会務報告では、
①平成27年度事業報告の承認に関する件
②平成27年度決算の承認に関する件
③平成29年度会費額並びに賦課納入について
原案どおり承認されました。
議案が承認された後は、坂本多旦顧問(初代会長)による、旭日中綬章受章記念講演『戦後の農業・農村に生きた私の思い-戦後農業のこれまで・いま・これから-』についての講演がありました。今後の経営形態と経営戦略については、大規模・複合・多角(6次化)・専業農家・兼業・ホビー等の農業が地域でその役割と位置づけを明確にして連携した組織「地域農業連携総合経営体(ATO)」「地域コーディネートシステム」の確立が目指すべき方向であると、力強い言葉で語ってくださいました。
総会の最後では、藤岡会長より、熊本県農業法人協会髙森会長へ義援金贈呈が行われ、髙森会長は御礼の挨拶と、熊本の復旧状況等についてお話しくださいました。
≪トップセミナー≫
『食料・農業・農村基本計画-食料自給率・自給力の観点から考える-』について、東京大学大学院農学生命科学研究所 教授 中嶋 康博 氏が「食料・農業・農村基本計画」のポイントについてご講演されました。
≪アグリマネジメント講演≫
『知っておきたい個人情報の基礎知識』について、大手町綜合法律事務所 弁護士 髙丸 涼太 氏が、法人経営での個人情報管理ポイント等についてご講演されました。
【6月17日(金)】
≪分科会≫
第1分科会では、政策等に関する意見交換会が開催されました。
話題提供者:農林水産省 大臣官房技術政策室 安岡澄人 室長
技術会議事務局研究推進課 伊藤貴志 課長補佐
経営局就農・女性課 石田大喜 課長補佐
経営局経営政策課 細川嘉一 経営専門官
木村崇之 経営専門官
第2分科会では、リスクマネージメントセミナーが開催されました。
話題提供者:共栄火災海上保険株式会社 農林水産部 時田道浩 課長
第3分科会では、農業界と経済界の連携・事例報告会が開催されました。
話題提供:凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部 トッパンアイディアセンター日本TIC部 企画プロデュースチー ム 渡辺研 課長
ネポン株式会社 営業本部 太場次一 ICT担当部長
オリックス株式会社 農事業部 倉科正幸 部長
株式会社日立ソリューションズ東日本 アグリイノベーショングループ 大江康一 氏
日本通運株式会社 事業開発部 大塚健五 専任部長
≪アグリサポート倶楽部交流会≫
それぞれの分科会の終了時間がずれたため、最初はまばらでしたが
私が会場を回っていたら、いつの間にか大勢の方が来ていて活気づいてました。
農業倉庫の製造・販売などをおこなっているカクイチ、有機肥料の朝日工業、農機と密苗の紹介をしていたヤンマーアグリジャパン、さらにアピネス・アグリインフォや加工業務用野菜作付の提案をするJA全農など、18社・団体が展示会形式で紹介がありました。
7月13日(水)開催予定の「農業法人化・法人経営発展研修会」は、日本農業法人協会との共催であり、研修会のうち経営者セミナーは当協会会員の(株)日野洋蘭園の柴嵜氏が講演します。締め切りは6月24日(金)にしていますが、まだまだ受付けてます!多くの会員等のご出席の連絡お待ちしております。
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局の担当をさせていただくことになりました、山野美紀です!よろしくお願いします。
ご挨拶も遅れ、ブログの更新も間隔をあけてしまいましたが、総会・セミナーの報告です。
平成28年5月19日(木)に城山観光ホテルで開催し、総数143名の方々にご参加いただきました。
<春季農業法人経営トップセミナー>
講師に、ヤフー株式会社コーポレート統括本部公共サービス事業本部地方創生支援室ビジネスコンサルタント 小澤 富士男 氏を迎えて行われた、春季農業法人経営トップセミナーです。
「Yahoo!JAPANのECと地方経済の活性化に関する取り組み」について講演いただきました
小澤氏は現在、商工会議所とヤフーの連携事業である、「おもてなしギフトショップ」のプロデューサーを務めておられます。ギフト専門店のため、出展社が販売価格の設定をすることができるので、"安売りをしない!"というところがとても販売する側にとって魅力を感じるお話でした。
小澤氏がプロデュースした5つの会社の事例について紹介がありました。
詳しくは、セミナー資料に掲載されてますが、内容としては、小澤氏からの新たな目線が加わることにより、①主力商品ではない商品が人気になったり、②商品の箱の中にいれるチラシを変更して届いた後について責任をもったり、③売ろうとする商品ではなくインパクトに残る商品で認知度をあげたりなど、これらによって各社のプロモーションに繋がることです。また、こだわりについても商品の魅力を引き出し、自社の再認識ができる機会になります。
情報提供の時間は関係機関・団体様に提供していただきました。
・農の雇用事業について
・無料職業紹介事業について
・農林水産物の輸出促進について
・6次産業化の推進について
・農業法人向け資金について
・JAバンクの農業法人支援の取り組みについて
・農地中間管理事業について
ご提供いただいた皆様、有難うございました。
<第20回定例総会>
セミナー終了後は、鹿児島県農業法人協会第20回定例総会が行われ、大堂光幸((有)大堂養鶏)議長のもと、平成27年度事業実績や、第3次重点活動計画方針に基づいた3ヵ年計画を含む平成28年度事業計画について原案どおり承認されました。
大堂様には議長を務めていただき、誠にありがとうございました。
このほか、県農政部の谷口次長様、公益社団法人日本農業法人協会常務理事の藁谷様にご挨拶いただきました。他、多数のご来賓の方々にご臨席いただき、有難うございました。
事務局の坂口補佐も今回の総会では平成27年度事業報告や、平成28年度事業計画お疲れ様でした。
タイミングが悪かったのか、少しお疲れ気味の写真しかありませんでした。普段はもっと、目力がありイキイキされてます!
本年度、当協会は20周年を迎え、20周年記念事業を行いたいと思い、全会員様宛てにアンケートを送付しました。ぜひ、多くの会員様の意見を伺い、検討したいと思っていますので、たくさんの回答をお願いします。
その他にも、今年度は市来農芸高校での就農相談会を予定しています。本県農業の魅力を紹介し、農業法人への就農のきっかけづくりになってもらえればと思います。
当協会会員様のために事務局一同頑張りますので、今後ともよろしくお願いします!
来月は6月16日(木)~17日(金)には、東京で日本農業法人協会の定例総会や夏季セミナー等が開催されます。当協会の正会員様は、日本農業法人協会の正会員様でもありますので、是非ご出席の連絡をお待ちしております。
いつも大変お世話になっております。
7年間、鹿児島県農業法人協会兼の事務局として担当させていただきました白石 安希恵です。
私事ですが、本日をもって退職することとなりました。
在職中は、色々とお世話になり、心より感謝しております。
農業とは未知のわたしに、皆様からたくさんの知恵と情報をいただきました。
生産現場でビジネスを行う方々の土づくりから栽培、販売に向けての取り組みに対し、農業の会社(株式会社、有限会社、農事組合法人等)があることに衝撃と感動を受けました。
自分の仕事に興味・関心を持ち、仕事が好きになっていったのは、その時からでした。「一生懸命な皆さんの気持ちに応えたい」
この気持ちで今まで仕事に向かってきましたが、ご迷惑もたくさんかけてきました。
そのような中でも、いつも温かく迎え入れてくださり、ありがとうございました。
後になりますが、今、築きあがっているネットワークが、今後、ますます拡大し、鹿児島県農業法人協会や鹿児島の生産者の皆様にとって、更なる経営の発展となりますよう、祈念いたします。
4月1日より、山野 美紀さんが鹿児島県農業法人協会の担当となり、頑張ってくれます!
変わらずの、優しさと厳しさで、温かく受け入れてあげてください。
改めて、7年間にわたり、本当にありがとうございました。
平成28年1月7日(木)~8日(金)にかけて、宮崎県日向市において「3県農業法人トップセミナーinみやざき」が開催され、68名が集いました。今回、鹿児島県より、鹿児島堀口製茶(有)、(有)とみなが、(株)南州農場、(有)藤井養鶏場、(有)ライス郷井手口、(株)指宿やさいの王国、(株)さかうえ、(有)南九州きのこセンター、アネット(有)、(有)勝目製茶園、(有)香花園、(株)シンコーフォークリフト、日建リース工業(株)、(公社)鹿児島県農業・農村振興協会、県農業会議から19名が参加しました。
初日の現地視察では、清本鉄工(株)の「温風機に関しての紹介」とフォレストエナジー(株)の「ペレットの製造工程の紹介」にうかがいました。視察先2社は関連会社であり、各工場見学、製造現場、商品紹介等の説明を受けました。清本鉄工(株)は、鋳鋼事業本部、設計技術部、開発部、メンテナンス事業本部に分かれており、各担当部門での役割を果たし、製品の開発、設計、製作、現地工事、メンテナンスまでを行う「トータルシステム」で、取り組んでいらっしゃいます。過去に設計した事例として、橋梁、鉄鋼分野では、田代八重大橋、かりこぼうず大橋、千支大橋など、機械では、スーパーオーブンやキャンディ製造機などの他、1998年に長野で行われた冬期オリンピックに使用されたジャンプ台の製作実績も誇っている企業です。
当日は、ハウス加温・暖房で使用されるバークペレット対応型の温風機を見せていただき、実際に使用している場面も体験させていただきました。重油価格によりますが、燃料をペレットに切り替えるとコストダウンするとの情報提供がありました。またペレットにも、ホワイトペレット、全木ペレット、バークペレット(一押し)とあり、新しいエネルギー源の可能性を勉強させていただきました。
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清本鉄工(株) | |
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清本鉄工(株) |
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フォレストエナジー(株) |
※ペレットとは、原木や間伐材などの樹皮や幹部を原料とした長さ10~30mm、直径6~8mmの固形燃料。廃材等が有効活用され、再生可能エネルギーとして生まれ変わり、天然由来100%のクリーンエネルギーとなることから、二酸化炭素の削減にも効果があり、地球環境にダメージの少ない新しいエネルギーとして注目されています。
2日目は室内研修で、ケーススタディー形式で「従業員はなぜ辞めるのか?」をテーマに、ケースを用いた討議と6次産業化セミナーを行いました。まず、就農3年目・23歳独身で退職を決めた方と就農3年目・23歳既婚で雇用就農を続ける方へのインタビューより作られた事例を基に、誰が悪いと思うか、どのように対処したら良かったのか、改善点は?などを、グループディスカッションしました。
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「両事例を通じて、共通して言えることは、やりたい仕事をさせてもらえる、誰かの役に立てている実感、周りから感謝されている、自分自身が成長できている、上司から頼りにされているというような"やりがい"を与えさせることで、退職は防げるのではないか」と、くまもと社会保険労務士事務所所長の西原 哲郎氏よりアドバイスがありました。裏付けとして、アンケート調査の中で、やりがいを感じていると答える理由のなかでは、「収入」については入っていないが、やりがいを感じていないと答える理由では1位になっています。
経営者と社員とのコミュニケーションをしっかりと取り、社員に責任だけではなく権限を与え、やりがいを感じさせつつ、成長を見守っていくことが必要だと改めて実感しました。
次に、6次産業化セミナーでは、農林水産業協同投資(株) 執行役員 竹内 邦夫 氏(農林中央金庫 農林水産環境事業部)より6次産業化ファンドの説明がありました。ファンドを活用することで、より大きな事業資金を調達することが可能になる説明や、現在取り組んでいる事例、同社のファンドを利用するメリットなどの情報提供をしていただきました。
今回、このような研修会に初めて参加していただいた方もいらっしゃり、始めは、何の集まりか、研修なのかピンとこなかったようですが、宮崎県や沖縄県の方々との交流や県内の同世代・同業者の方々との情報交換を通して、「参加してよかった」という意見もいただいております。
社長を始め、役員の方々は。社外の交流は頻繁に行われていると思いますが、是非このような機会に現場で頑張っている社員の方々や後継者の方を、参加させてあげてください。皆さん、様々な方と話をすることで、刺激を受け、新たな考え方や知識を身につけて帰られます。
来年度は、沖縄県主催です!どちらの地域で開催するかは、未定のようですが・・・沖縄県ならではの充実した内容で企画をしていただけることと思います。
皆さま、集ってご参加ください。
いつもお世話になっております。
本日、事務局は御用納めで、明日から3日までお休みをいただきます。
本年も、会員及び事務局連絡会構成機関・団体の皆さまを始め、関係機関・団体の方々に支えられ、有意義な活動に取り組めました。
現在、鹿児島県農業法人協会正会員は102社、準会員は4社、賛助会員は45社の計151社となっております。
本年も、自主研修会や関係機関と合同で行った研修会をはじめ、鹿児島市で開催した農業法人ファーマーズマーケット2015など、年数を重ねるごとに活発的な活動に取り組に変わってきています。
年を明けるとすぐに3県合同農業法人トップセミナー(宮崎県日向市)があります!
その他、食と農を結ぶ交流フォーラムや商談会など企画しています。
経営者の皆さまをはじめ、役職員の方々もお忙しいかとは思いますが是非ご参加ください!!
本年も大変お世話になりました。ありがとうございました。
2016年も、皆様にとって素敵な1年となりますよう、お祈り申し上げます。
それでは、皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
平成27年度も関係機関・団体が主催するが商談会各地で開かれ、鹿児島県農業法人協会は共同ブースで積極的に出展しています。上半期は鹿児島県農業法人協会の恒例行事である国内向けの県外商談会が東京で2回、そして輸出に向けた初めての海外(香港)の商談会にチャレンジしましたので、報告します。
【香港フードエキスポ2015】
ついに!鹿児島県農業法人協会が初めての海外商談会への参画です!8月13日から15日の3日間、香港コンベンション&エキシビションセンターにて開催の「香港フードエキスポ2015」。3日間でなんと47万人(うちバイヤー2万人)が来場しました。鹿児島県農業法人協会関係者より、㈲コセンファーム古川拡代表取締役、今吉製茶㈲ 今吉耕巳代表取締役、鹿児島県農業会議の坂口が参加いたしました。まずは前日、準備と周辺の散策。
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日系スーパーで漬物の値段を 調べる古川会長 |
市場の様子。失礼なことを申しますが、意外と清潔です。 |
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ブースを準備する古川会長と今吉さん | JETROの事前説明会 |
今回は農林中央金庫の一角に鹿児島県農業法人協会のコーナーを設け、有限会社コセンファームと今吉製茶有限会社が出展。またヤマト運輸・ANAの出展スペースに「鹿児島県農業法人協会」ブースを設置し、鹿児島市からの会員の商品を紹介するとともに、「鹿児島市輸出チャレンジ支援事業」に基づいて来場者アンケートを行いました。
㈲コセンファーム・北薩漬物の出展風景
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さっそく名刺交換。通訳のEikeさん (中央の人)もお世話になりました。 |
世界に通用、みそ漬に クリームチーズ投入! |
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古川会長の「ドヤ顔」が見えます、なんて(笑) |
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今吉社長の身振り手振りの説明、 カッコいいー!通訳のMariaさんにも 大変良くしていただきました . |
昨年の日本茶アワード ナンバーワンのお茶の数々 |
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お茶を淹れるタイミングをはかるたたずまいも、 香港の人にはかっこいいと思ったかも |
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かごしま有機生産組合のキャロットジュースと安納芋ジャム、下堂薗さんの屋久島有機紅茶とお菓子 2種類鹿児島マルサン農産加工のごぼう茶の展示と商談に対応しました |
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ジェトロ鹿児島の城倉さん、ヤマト運輸鹿児島支店の 餅原さんには大変お世話になりました。 |
商談の状況は両社とも手応えのあるものでした。
コセンファームさんが出展した漬物、関係者の中には香港で受け入れられるか心配する向きもありましたが、古川会長は当初から「日系スーパーでも売り場スペースは少ない。また他に出展者もいない。絶対チャンスはある」と話されていました。写真の通りみそ漬にクリームチーズをのせて試食をさせたのが大好評で、大勢の来場者がつめかけていました。数社から成約を得ており、その先見の明におみそれしたところでした。今吉製茶さんについては、勉強会の中では高額なお茶は売れないのでは言われていましたが、かえって高いお茶、ひいては今吉さんは昨年度の日本茶アワードで日本一になったこともあり「日本一=世界一」のお茶を求める、高級志向のバイヤーが高いお茶に関心を持っていたようです。また香港の人は、淹れて飲むお茶は面倒で好まれないとの予測で、水出し茶として出せる粉末を中心に展示し、好評を博していました。
一方、事務局で対応した鹿児島市の会員の商品紹介とアンケート、商談についてですが...香港の人は、オーガニックの商品は関心が高く、有機農業系はほとんど出展がなかったこともあり、かごしま有機生産組合のジュースとジャム、下堂薗の紅茶は人気を集めていました。また「ごぼう茶」は日本では好き嫌いが分かれるが、
香港では漢方薬や中国茶などと近い味で風味も良いと人気が出ていました。香港在住の日本人も訪れていて、各商品の国内価格の値段を聞いて「安い」と驚いていました。ただ輸送コストなどもあり、どうしても日本の商品は高くなる場合が多いと、今回の商品が実際に輸出されるかは懐疑的な感想を漏らしていました。 バイヤーとも4件面談をして、最小ロットと横浜港からの輸送コストも含めた価格を訪ねられました。帰国後まもなく各社に伝達し、対応していただきましたが現在に至るまで返答はありませんとのこと。坂口が商品の良さをしっかり伝えきれなかったことに申し訳ない気持ちですが、やはり成約を得るためには国内外問わず商談会には、直接ご参加いただいた方がいいのかなと実感しました。
当日は、隣接会場でTeaFairも開催されていて、会員ではヘンタ製茶㈲、またおりた園さんも出展されていました。
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古川会長の右が原田次長さん | 今吉さんの右が井上さん。 |
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真ん中が杵淵さん |
今回の商談会を通じて実感したことですが、日本の農林水産物・加工品の評価は高いものの、輸送手段・コストとの兼ね合いで、すぐに商談に結びつくケースは少ないようです。しかし
①その国の食生活にマッチするもの(日本では捨てられる規格のさつまいも)
②他にそれほど出回っていないもの(コセンファームの漬物
)③高級感があるもの(今吉製茶のお茶)にはチャンスがあるようだ
このためには、連続して出展し信用を得ることが大事だと思います。鹿児島県農業法人協会の隣のブースになった、福岡県でしめじ栽培する㈱秀花園は、輸出でかなりの売上をあげるそうですが。その大半は夏場に出荷するとのこと。「日本では、しめじは鍋をしない夏場は減収になり、生産調整や人件費確保に頭を悩ませます。しかし、香港の方は季節を問わず食べてくれるので、助かっている」と話すように、やり方によっては経営の柱になる可能性もあるようです。今吉さんも、終了後に複数回香港におもむいています。「意気込みを見せないと、とても成約には結 びつかないだろう」とのことでした。
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上の写真の人(右)は、香港の隣の深セン市在住の浜田かおりさん。日系企業の現地法人をコンサルティングする会社のエリアマネージャーです。実は自分の高校の同級生なのですが(笑)「日本の農業される方、非常に元気がありますね。どれもとてもおいしいです。現在中国大陸は規制が厳しくて、日本の農産品は入ってくるのが困難ですが、富裕層は香港など周辺の地域から購入していますよ。状況はいつか変わるかもしれない。ぜひこの取り組みを続けて、チャンスに備えていただきたいですね」とエールを送ってくださいました。
海外での商談会は、もちろん費用もかさみますし、開催時期の問題も生じますので、多角的な分析が必要になります。理事会でしっかり協議してまいります。しかし輸出への取り組みは重点活動3カ年計画「さらなる経営発展への支援」の重要な柱です。前向きに、というか前のめりに(笑)検討していきたいものですね。
【日本政策金融公庫主催:アグリフードEXPO2015東京】
平成27年8月18日~19日に東京ビックサイトで開催されたアグリフードEXPO2015東京に出展してきました。今回は東京での記念すべき第10回目の開催となり、「6次化の先駆者-EXPO仲間大集合-」をテーマに史上最多の871社が参加し、約2,500品目が紹介されていました。来場者も両日で14,624人(初日6,775人、2日目7,849人)と、最多となりました。
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会場の様子 |
今回は、(有)下窪勲製茶、(有)コセンファーム、(株)さかうえ、(有)南九州きのこセンター、(有)小田畜産、三和物産(株)、南州農場(株)、の6社が共同出展ブースに入り、商談に取り組みました。事務局は白石がサポートしました。
このほか個別ブースには、赤鶏農業協同組合((有)農業生産法人ノダ)、アネット(有)、(有)大成畜産、(株)オキス、鹿児島堀口製茶(有)、(有)かごしま有機生産組合、(有)西ノ原商事、(有)三清屋が出展。鹿児島県から全体で23社出展し、各社こだわりの加工品、野菜、お肉、果物、お茶、海産物など並びました。
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(有)小田畜産 | 蜜澤さんのバイヤーへの説明は とても 優れていて、初めての出展社 にアドバイスも |
試食用のソーセージ。これはうまそう! |
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(有)下窪勲製茶 | 熱心に説明する下窪さん | 下窪健一郎さん |
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南州農場(株) | 石松マネージャーさん |
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三和物産(株)アグリ事業部 | ブースの様子 | 試食用の塩ゆでピーナッツ! |
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(株)さかうえ | 中江部長さん |
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(有)南九州きのこセンター | 今回初出店の貫見社長 | みそ汁に乾燥えのきを投入しました! なかなかの味わいでした♪ |
今回はじめて出展された(有)南九州きのこセンターの貫見育郎社長は、乾燥えのきで商談にチャレンジ。通常きのこ類は鍋物の具材として重宝されますが、夏場の消費は少なく減産せざるをえないそうです。しかし現在、えのきは様々な調理方法が提案されていて季節を問わず食べられるよう、お客様を導いていく努力がされています。特に乾燥えのきの独特な食感はくせになるようです。当日は多くのバイヤーと商談がなされ、後日別件で訪問したときは見積書の作成に追われ、うれしい悲鳴を上げていました(笑)
また「バイヤーの目を引く展示方法が参考になった」「他の法人さんがバイヤーに商品の説明の仕方がすばらしいものがあった」「他の会員や全国の意欲的に経営に取り組む農業法人と交流できて良かった」など、感想も寄せられました。
出展にあたっての各社のねらいは様々。以前、他県で常連の出展者で、「新規の販路開拓はそれほど必要ではない。しかし今取引している会社のバイヤーも来場したりするので、彼らにしっかり活動しているところを見せる必要がある」という方もいらっしゃいました。もちろん、商談会当日にすぐ取引成立というケースはほとんどなく、バイヤーに後日訪問してもらったり見積書を複数回やりとりするなど、継続的な努力が必要であることは出展者のみなさんは認識されています。当日も立ちっぱなしで腰にも足にも疲労感がきますが、成約した時は頑張っただけの成果がでたと、喜びも大きいとのこと。
正会員(農業法人)は共同ブースで出店する場合、予算の範囲内で出展料を助成していますので、「どのようなものか実際に見てみたい方」「1ブース借上げるにはスペースが広すぎるという方」は、是非、お問い合わせください。
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会場が広くて出口に近い鹿児島のブースは バイヤーが来るのが遅くなっていました。 後で入口を反対にして解消されました。 |
安心してください! 鹿児島の農業(法人)は元気ですよ! |
【鹿児島アグリ&フード金融協議会主催:南の逸品商談会2015 in 東京】
9月2日、3日の両日、東京・池袋サンシャインシティで、鹿児島アグリ&フード金融協議会主催の「南の逸品商談会2015」が開かれ、当協会も出展して参りました。
鹿児島県内の金融機関がスクラムを組んで鹿児島の美味しいものを売り込もうと、北洋銀行などが主催の北の逸品商談会と組んで8回目の開催。今回は南側に京都の他熊本、宮崎のコーナー、また地方創生コーナーも設けられ、南から70小間、北から160小間の出展がありました。
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会場レイアウト。下にあるピンクなどの色が 我々南側のブースです。 北側からするとまだまだ少ないですが、 出展者の意欲は負けてません! |
前日に入って、みなさん準備万端です |
両日とも2日間で約4,200人のバイヤーにお越しいただけたようです。
例年どおり「鹿児島県農業法人協会」ブースも出しました。 今回は ㈲コセンファーム・北薩漬物、㈲小田畜産、㈲清木場果樹園、㈲下窪勲製茶の4社。
事務局は坂口がサポートしましたが、やはりみなさん、口には出しませんが「なんだ、白石さんじゃないのか」という雰囲気でした(笑)清木場果樹園さんのブースで代りに対応したとき、小田畜産の蜜澤さんから「サンプルやっちゃダメですよ!」と注意される始末。香港商談会ほどではありませんが、やはり出展者のサポートや出展社不在時のバイヤーさんの対応は難しいと感じました。
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(有)小田畜産 | 抜群の安定感、蜜澤課長! |
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(有)清木場果樹園 | 清木場社長は、 バイヤーが「この人はただ者ではない」と感じる オーラがあるようです。商談も有利に働きますね |
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(有)コセンファーム・(株)北薩漬物 | 商談会デビューの荒木さん。不安そうでしたが、 しっかりアピールできてましたよ! |
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(有)下窪勲製茶 | 今回も絶好調の下窪健一郎専務でした! |
小田畜産の蜜澤さんは、「これだけ出展者がいる中でバイヤーが1社に時間をとるのはほんの数分です。中には冷やかしという訳ではないでしょうが、様子見のバイヤーだと素通りされてしまうこともあります。決裁権のあるバイヤーさんにいかに目を引いてもらうかが勝負ですね」とのこと。
清木場果樹園の清木場社長は毎年、様々な商談会に参加されています。一見、「待ちの姿勢」で積極性がない印象を受けますがとても高評価です。「ジャムのマーケットは特殊だが、一定のコアなファンがいます。バイヤーも関心のある人は向こうから寄ってきますよ」とのお話でしたが、まさにその通りで、いったん足を止めたバイヤーは長時間話し込んで、キンカンジャムに魅了されていました。
商談会には、卸や商社、小売、飲食、ネットスーパーなど様々なバイヤーの方が来場しますが、今回の出展者はやみくもに売りこむのではなく、お歳暮などのギフト用だったり、新商品の感触を探るものであったりなど、明確な目的を持って商談に臨んでおり、ターゲットにしているバイヤーも明確にしていることから、効果的な商談ができているのではと感じました。
また、牛肉(ソーセージ、ローストビーフ)、キンカンのジャム、お茶、漬物とバラエティに富んでいたこともあり、鹿児島県農業法人協会としてもバイヤーさんに様々なものを味わってもらって、とても良かったと思います。
さらに、単独ブースで、ヘンタ製茶㈲、㈱オキスも出展。賛助会員の藤崎商事㈱も鹿児島市のブースに共同出展されていました。
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ヘンタ製茶(有) | (株)オキス | (株)藤崎商事 |
現在、各地で様々な商談会が開かれていますが、各出展社とも工夫を凝らして、様々な商品を並べていらっしゃいます。しかし中には「うちの自慢の商品、どうしてあんな若造(多くの場合)にケチョンケチョンに言われないといけないのか」といって、2度と商談会に出ない経営者もいらっしゃるようです。
もちろん皆さんお客様により良いもの生産をされています。お客様にとって良いものであるかを判断する基準は、多くの場合バイヤーさんの感覚ですね。想いをわかりやすく伝えてバイヤーを説得させる、あるいは謙虚にバイヤーの声を「お客様の声」ととらえる、絶えずこの努力を続けていくことが必要なのかもしれませんね。
6次産業化での加工やブランド力の強化、その前提となる生産物のレベルを落さないことなど、様々なことを踏まえなければ成りませんが、鹿児島県農業法人協会でも関係団体や専門家としっかり連携して、会員の皆さんのサポートに努めます。
是非、商談会に参加してみませんか?当協会では引き続き、正会員(農業法人)の商談会挑戦を応援していきます。
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「農業で世界を変えたい!」と、指宿市で、レタス6ha、キャベツ6ha、人参2ha、オクラ1ha、甘藷4haの他、とうがらしや花オクラ、そら豆などの野菜を生産している(株)hishiの代表取締役 菱田 智昭氏をご紹介します。
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菱田 智昭 代表取締役 |
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開聞岳に見守られ育つ 元気いっぱいの野菜たち |
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オクラのお花!これも食べられます! |
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空に向かって成長するオクラ | 収穫後、出荷前のオクラたち |
最初のきっかけは、東京の電気会社を辞め、鹿児島に戻り、転職までの繋ぎのつもりで実家の農業の手伝いをしていらっしゃいましたが、「生産管理を改善し、やり方を変えていくと、より利益率の高い農業となり、稼げる仕事なのでは?」と感じ、2年間親元で勉強し、23歳の時に、独立就農されました。その後、徐々に雇用を増やし、平成24年に(株)hishiが誕生しました。農家出身ではありながら、2代目でもなく、自らの考えを経営に生かし、一歩ずつ成長している菱田社長は、熱くてかっこいいです。
そんな「かっこいい」農業を、これからの若い世代の方々に広める活動の1つとして、鹿児島県農業法人協会が取り組んでいる「ファーマーズマーケット」があります。今回、菱田社長は副運営委員長として、若手組織のネットワークづくりに力を貸していただいています。
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一輪車競争では子供たちと一緒に 楽しんでいらっしゃいました! |
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これからもみんなを引っ張って、 元気な農業を築いてくださいね! |
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約1年の企画~ 当日までありがとうございました。 |
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自らブースに立ち、 試食も行っていらっしゃいました。 |
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(株)hishiブースの様子 | (株)hishiブースの様子 |
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同世代の2人は仲もよく、 作業の息も合っていました! |
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さわやかな笑顔と 一生懸命の汗が素敵でした。 |
まだまだ若い彼らに対して、菱田社長は、1人前になってもらいたいという期待から、社会人としてのマナーも指導していらっしゃいます。その分、従業員の方々にも、「経営者の仕事」として、みんなが気持ちよく働ける環境を作るために、社長が取り組んでいる「畑を貸してもらうこと」「売り先との交渉」「クレーム対応」「資金調達・運用、税金対策」「年間計画」など、責任を持って取り組んでいることを伝え、各自の役割分担を「見える化」しています。
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用件を伝える時は シンプルに、手短に、わかりやすく! |
「みんなが頑張ってくれた分だけ、会社は成長する。そうなると・・・みんなの給料も上がる、休みをしっかりとれる体制ができる、機械や施設が増えて働きやすくなる、有名になると勤めていることを今以上に自慢できる」と菱田社長を筆頭に、従業員全員が組織作りに励んでいます。
そんな同社で働く仲間が増えていっている1つの理由を見つけました。「どうしてhishiに入社したのですか?」という質問に、「働いている人から誘われて、楽しそうだったから」という回答が多く、過去に友人や知り合いを通じて入社された方は35名。農業界は離職率も高く、3K「きつい」「きたない」「カッコ悪い」と言われることも多々あり、確かにそのような部分はあると思いますが、これからの農業は新3K「かっこいい」「感動がある」「稼げる」となっていくと思います。
菱田社長は、今後は、グリーンツーリズムや食育活動を通して、「農業っていい仕事だな」と子供たちに伝え、土を手にとり、野菜を栽培することで高められる人間力を高めていきたいと考えていらっしゃいました。「社員が社員を育てられるような組織にしていきたい」という目標に向かい、日々、雇用環境づくりに励んでいます。
自社ホームページは今後作成予定です。菱田社長の魅力は、文面だけではうまく伝えられなかったかもしれません・・・是非、直接会って、前向きで熱い想いを伺ってみてください♪