農業法人の
紹介

(株)hishi

「農業で世界を変えたい!」と、指宿市で、レタス6ha、キャベツ6ha、人参2ha、オクラ1ha、甘藷4haの他、とうがらしや花オクラ、そら豆などの野菜を生産している(株)hishiの代表取締役 菱田 智昭氏をご紹介します。

菱田 智昭 代表取締役

今期は、例年以上の長雨や温暖な気候で、収量は落ちてしまいそうですが、早めの植え付けを行い、次期の収量アップを目指しています。

開聞岳に見守られ育つ元気いっぱいの野菜たち

オクラの花!これも食べられます!

空に向かって成長するオクラ

収穫後、出荷前のオクラたち

最初のきっかけは、東京の電気会社を辞め、鹿児島に戻り、転職までの繋ぎのつもりで実家の農業の手伝いをしていらっしゃいましたが、「生産管理を改善し、やり方を変えていくと、より利益率の高い農業となり、稼げる仕事なのでは?」と感じ、2年間親元で勉強し、23歳の時に、独立就農されました。その後、徐々に雇用を増やし、平成24年に(株)hishiが誕生しました。農家出身ではありながら、2代目でもなく、自らの考えを経営に生かし、一歩ずつ成長している菱田社長は、熱くてかっこいいです。


そんな「かっこいい」農業を、これからの若い世代の方々に広める活動の1つとして、鹿児島県農業法人協会が取り組んでいる「ファーマーズマーケット」があります。今回、菱田社長は副運営委員長として、若手組織のネットワークづくりに力を貸していただいています。

一輪車競争では子供たちと一緒に楽しんでいらっしゃいました!

これからもみんなを引っ張って、元気な農業を築いてくださいね!

約1年の企画~当日までありがとうございました。

自らブースに立ち、試食も行っていらっしゃいました。

(株)hishiブースの様子

  私どものイベントのメンバーとして活躍されるだけではなく、地域の農業者や消防団とも団結し、交流を深め、地域とともに成長する会社として成長し続けています。

同社の現場では、18歳、19歳、21歳の従業員を中心に、平均年齢が35歳と若い方々が日々頑張って、おいしい野菜を栽培しています。

同世代の2人は仲もよく、作業の息も合っていました!

さわやかな笑顔と一生懸命の汗が素敵でした

 まだまだ若い彼らに対して、菱田社長は、1人前になってもらいたいという期待から、社会人としてのマナーも指導していらっしゃいます。その分、従業員の方々にも、「経営者の仕事」として、みんなが気持ちよく働ける環境を作るために、社長が取り組んでいる「畑を貸してもらうこと」「売り先との交渉」「クレーム対応」「資金調達・運用、税金対策」「年間計画」など、責任を持って取り組んでいることを伝え、各自の役割分担を「見える化」しています。

用件を伝える時はシンプルに、手短に、わかりやすく!

 「みんなが頑張ってくれた分だけ、会社は成長する。そうなると・・・みんなの給料も上がる、休みをしっかりとれる体制ができる、機械や施設が増えて働きやすくなる、有名になると勤めていることを今以上に自慢できる」と菱田社長を筆頭に、従業員全員が組織作りに励んでいます。

 そんな同社で働く仲間が増えていっている1つの理由を見つけました。「どうしてhishiに入社したのですか?」という質問に、「働いている人から誘われて、楽しそうだったから」という回答が多く、過去に友人や知り合いを通じて入社された方は35名。農業界は離職率も高く、3K「きつい」「きたない」「カッコ悪い」と言われることも多々あり、確かにそのような部分はあると思いますが、これからの農業は新3K「かっこいい」「感動がある」「稼げる」となっていくと思います。

 菱田社長は、今後は、グリーンツーリズムや食育活動を通して、「農業っていい仕事だな」と子供たちに伝え、土を手にとり、野菜を栽培することで高められる人間力を高めていきたいと考えていらっしゃいました。「社員が社員を育てられるような組織にしていきたい」という目標に向かい、日々、雇用環境づくりに励んでいます。

 自社ホームページは今後作成予定です。菱田社長の魅力は、文面だけではうまく伝えられなかったかもしれません・・・是非、直接会って、前向きで熱い想いを伺ってみてください♪

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