農業法人の
紹介

(有)南九州きのこセンター

いつも大変お世話になっております。

鹿児島県農業法人協会事務局の担当の山野です。

今回は、肝属郡錦江町の【(有)南九州きのこセンター】をご紹介します。

代表取締役 貫見 育郎さんと、今年度より農業法人ファーマーズマーケットの運営委員をしていただいている貫見 菜月さんにお話しを伺いました。

育郎社長は、無我夢中で働いているうちに、きのこに将来性を感じ就農。1979年(昭和54年)に先代が亡くなったことを機に、当時20歳で事業継承されました。

菜月さんは、ヘアーメイクの勉強でニューヨークに留学中、日々の食事の中で日本産の食材の良さを改めて実感し関心を持つようになったところ、たまたま実家が農家なので昨年より就農され、現在は主に営業・事務を担当されています。

(有)南九州きのこセンターでは、えのきの生産・加工やしめじを生産しています。

1996年(平成8年)に法人化し、現在は役員3名、正社員4名、常勤パート6名、外国人技能実習生6名です。

1982年(昭和57年)・・・えのき日量2000本に!

1989年(平成元年)・・・・えのき培養棟・栽培棟を増築し日量4000本!

1996年(平成8年)・・・・しめじ栽培棟を増築し、しめじ栽培着手

2008年(平成20年)・・・えのき日量5000本の仕込みへ!

2012年(平成24年)・・・仕込み棟・培養棟を増築し、えのき日量10000本!

見上げる高さまで、何段もえのきが重なっていました。

収穫直前のしめじとえのきです。

菜月さんは「とっても、かわいいです!」と笑顔で案内してくれました。

育郎社長は「大自然の素晴らしい環境のもとできたきのこです!」と熱く語ってくださりました。

収穫したえのきを包装しているところへも案内してもらいました。

今、(有)南九州きのこセンターの一押し商品は↓↓こちら↓↓

『乾燥えのき』

 乾燥させたえのきは、うまみと栄養が凝縮されています!

また、1日5gの『乾燥えのき』を摂取すると、「エノキタケリノール酸」の働きで内臓脂肪を分解する研究結果が出るなど、健康食品としても注目されています。

※おすすめの食べ方

①素揚げして塩をふる。おつまみに最適!

②スープや味噌汁にそのまま入れる。

他にも・・・

菜月さんが色々と試作された調理方法が紹介されています。

『乾燥エノキスープ』

 こちらは、乾燥えのきをパウダーにして、スープにしています。ほんのりエノキの風味をかんじるポタージュスープ。

 そのまま熱湯を注いでいただいても美味しいですが、パスタと和えても美味しくいただけます!

※その他の商品

商談会にも積極的に出展され、これらの一押し商品を紹介されています!

今年度も8月23日(水)~24日(木)に東京ビックサイトで開催される、第12回「アグリフードEXPO東京2017」((株)日本政策金融公庫主催)へ鹿児島県農業法人協会共同ブースで出展いただきます!

※昨年度の様子

(有)南九州きのこセンターの商品は、県内ほぼ全域の道の駅、物産館で販売しています。今年の9月からは、自社HPでも購入可能になります。

日々の業務の中で育郎社長は「安心・安全なきのこを提供すること」を、菜月さんは「整理・整頓」を心がけていらっしゃいます。

 菜月さんは、昨年度から就農され、①販路拡大、②品質向上を目標に日々の業務に取り組んでいらっしゃいます。「商談会への出展や飛び込みの営業の達成率が約4割!まだまだ、知識不足で問い合わせいただいてもすぐに回答できないこと等があるので、そこから改善したい。また、農場・加工場の備品の定位置管理を取り入れて、作業のロスを減らしていきたい。」とお話されました。

法人化して20年!現在は、課題として過剰生産による価格の低迷があり、加工品の売上げを伸ばして利益率の引き上げに取り組んでいらっしゃいます。

また、社員の出勤時間が様々なので情報共有が徹底していないところを改善するため、朝礼を取り入れるよう計画されています。

今後もますますの発展が期待される、(有)南九州きのこセンター(・▽・)♪♪

貫見社長!菜月さん!

取材へのご協力ありがとうございました。

(有)南九州きのこセンターについて、もっと知りたい方はこちら

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