活動報告

令和4年度人材育成研修会

テキスト ボックス: 【令和4年度人材育成研修会】いつも大変お世話になっております。鹿児島県農業法人協会事務局の坂口です。 遅くなりましたが、令和4年7月11日に実施した人材育成研修会の模様を紹介します。農業法人に入社1年目から5年目の社員や指導者の方を対象に、オンラインの参加を含め41名の参加がありました!

肥後隆志会長あいさつ

農業現場でも外国人材や障がい者、短期アルバイトなど様々な立場の方が働いています。今回の研修は、新入社員の方に円滑なコミュニケーション能力を身に着けていただくため実施しました。

講師は株式会社清友代表取締役 宮之原明子さん!

「魅力学」~魅力ある人財になるために~と題し、演習も交えてご指導いただきました。

(指導の内容)

1 魅力学

 ①第一印象の重要性

 ②人に好かれるための魅力!(笑顔・言葉の使い方・挨拶・お辞儀)

 ③顧客満足と顧客感動(お客様の行動・三つの人材)

 ④Happyなチーム創り

 ⑤世界で行われている「カイゼン」

2 目標設定

新入社員の方の研修といえば、やっぱり、笑顔とあいさつ(お辞儀)の練習♪笑顔の作り方は、目じりを下げて口角(こうかく)を上げて「ウー、イスキー!」と発声(^^)

お辞儀の練習は、頭を30度下げるバージョンでした。最初と最後は相手をしっかり見る、笑顔のまま頭を下げて、笑顔のまま頭を上げる(^^)

オンライン参加の方も含め、みなさん、しっかり取り組んでいただきました!

宮之原さんが定義する「魅力のある人」とは「人に好かれる人」です。誰でも、好きな人から頼まれた仕事は少々無理してでも引き受けるだろうし、嫌いな人からの仕事は断りたいのが人情です。好かれる人になるには、自分が努力する、そのためには第一印象、特に見た目・表情をよくすることが大事で、笑顔や挨拶はその入口だとお話しされています。

次に大事なのは「言葉」で、表現をマイナスからプラスに変換(変な服だ→個性的な服だ)、挨拶にプラスの一言(お疲れ様です+今日はいい天気ですね)、そしてForYou=「思いやり」の気持ちで、相手の立場に立って行動し、見返りを求めないことが求められるとのことでした。

職場の人間関係、コミュニケーションをしっかりとれることが、

・お客様への「顧客満足から顧客感動」→商品・サービスのリピート率向上

・職場の人材育成(人材?人罪?いやいや人財!)

・組織や仕事のカイゼンにもつながると、お話しされました。

宮之原さんありがとうございました!

宮之原さんの言葉で一番印象に残ったのが、「過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる」という言葉でした。私も仕事や人との関わりなど、後悔が多いです(こうしておけば仕事もうまくいった、あの人に嫌われることもなかったetc)。未来の自分をより良くするために、挨拶だけは研修で学んだことを心がけているところです(^^;

今回の研修を受けた、新入社員と一緒に参加された指導者の方から、「毎年は採用しないので、自社で研修するのは大変。協会でこのような機会を設けていただいてありがたい」と感謝いただきました。ありがとうございます。

鹿児島県農業法人協会では今後、経営幹部の方向け、農場長など幹部候補の方向けの人材育成研修も実施していきます。該当する方がいらっしゃったら是非参加させてくださいね。

(令和4年9月5日更新)

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