(公財)鹿児島県工業倶楽部「工農連携研究会」との意見交換会
いつも大変お世話になっております。
鹿児島県農業法人協会事務局の坂口です。
8月6日、若手企画研修会「スマート農業勉強会」の後に開催された、鹿児島県農業法人協会と、(公社)鹿児島県工業倶楽部「工農連携研究会」との意見交換会の模様を紹介します。
同研究会は平成28年に設置され、①人手不足や農作業の省力化、データ活用による生産性向上、②ICTを活用したデータの収集・分析システムや環境を自動で制御する設備の開発など、スマート農業の推進に取り組まれています。今回はその一環として、農業者との意見交換を行い、生産現場の課題を把握し、今後の解決につなげようとするものです。 まずは、両組織の会長からご挨拶。
【意見交換会】
工業倶楽部「工農連携研究会」の弓場会長を座長に、農業法人協会会員が課題を提起し、その課題に対し、工業倶楽部会員さんが解決策を述べていただく形式となりました。
農業法人側からは、特定の作物に特化した収穫ロボットや、除草作業ができるロボット、日照不足や水不足が検知できる装置や、鳥獣被害が防止できる装置、人材と機械がシェアできる仕組みづくりなど、生産現場での様々な悩みが出され、工業倶楽部の会員さん(特にメーカーさん)から、様々なヒントをいただきました。(今回は具体的な意見の内容は控えさせていただきます)
課題を提起する鹿児島県農業法人協会のメンバー
情報提供いただいた工業倶楽部のメンバー(抜粋)
最後は弓場会長から「今後、県工業倶楽部で出された課題を整理し、農業法人とメーカーさんとのマッチングを進めて、課題解決に向けた具体的な取り組みを行っていく」とのお話をいただき、意見交換会は終了しました。
参加された(有)上室製茶の上室和久社長は、「昨年も参加しましたが、工業倶楽部のメンバーさんから様々なアドバイスをいただき感謝しています。ぜひ一緒に課題解決に取り組んでいただきたいです」と期待を寄せられています。
鹿児島県農業法人協会では、今後も様々な機会をとらえて県工業倶楽部「工農連携研究会」さんと情報交換を重ねて、会員の経営課題の解決・経営発展につなげていきます!